いいこともあれば良くないこともある。
どれも人生修行の過程だと思う。
いいことだと思っていたことが結果的には後から良くない事態につながったり、つらくてつらくてしょうがないもういやだ堪忍してくれと思っていたことが後からしてみると自分にとってかけがえのない貴重な経験として役立ったり、と、人生の中で起こる出来事は本当に計り知れない。
しかし、意を尽くして人にも仕事にも接し、最後はうまくいくというふうに楽天的に考え、自分を信じて行動していれば、良きこともまがまがしき悪しきことも、全て少し後には良い糧に変わっている・・・はずだ、と信じて今日も一日過ごしている。
そんな悟ったようなことを言ってしまうのは、今日はちょっと辛いことがあったからだ。
まあ、しかし、それはいい。
損害保険募集人試験というのを今日受験した。
先月の中ごろに会社から言われて受けることになった。
金融機関に勤務していると、最近は自由化ということで色んなものを販売していかなくてはならず、その中の一つに損保商品がある。
これを支店で販売するためには資格をもった人間がいなくてはならない。
私は現在は臨時雇用社員のような立場であるが、やがて正式社員になって支店で働くことになったときのために、今からそういう資格をちゃんと取っておきなさいというのが会社の命令である。
今日は富山駅北のボルファートとやまというところで受験したのだが、総勢140人ぐらいの人が受験していた。
保険というと、若い女性が多いのかなと思っていたらさにあらず。
老若男女、とまでは言わないが、男女半々ぐらいだった。
女性は総じて私よりも若めに見えたが、男性はそこそこの年配者もいて、自由化というものの影響を感じた。
問題は結構難しかったが、常識で当たりそうなものも三分の一ぐらいはあったろうか。
まあ、やはり試験なので、常識で解けるものばかりでは困る。
私もフォトリーディングのトライアルも含め、10時間ぐらいは勉強した。
結果はもちろんわからないが、感触としてはいけるのではないかと思っている。
とにかく、これで二つの試験を終え、やれやれという気持ちである。
さあ、この次は月末の営業店管理のⅠとかいう試験で、これはなかなかの難物のようである。(マークシートじゃなく筆記だし)
しかし、これも別に満点をとらないと合格できないわけではない。7割で合格なので、その水準に達するよう、過去の問題や予想問題などを整理しながら勉強していこうと思う。
その後は、生命保険の募集人やら証券外務員やら、もういくつかのステップがあるが、全部クリアしていくぞ、と思っている。
とにかく、まずは仕事の水準を、前からこの会社にいるプロパー社員と同程度以上にあと3ヶ月ぐらいで引き上げて会社からこの人間を採用して良かった(安い買い物をした)と思ってもらえるような貢献をすること、並行して自分の希望する処遇にしてもらうための資格をとること、同時に会社が求める資格を取得すること、これらを後半年ぐらいの間にやり遂げなければならない。
それができると確信をもって進む。
松原みきさんのことについて
昔、松原みきという歌手がいた。
アメリカ軍のキャンプなどで歌っていたのを世良譲というジャズピアニストが発見し、メジャーデビューしたということだったと思う。
デビュー曲は「真夜中のドア」。
当時私は大学1年だったか、2年だったか。
最大のヒットは「ニートな午後3時」という曲かも知れない。
資生堂の口紅か何かのCMソングに起用され、街頭でもよく流れていたものだ。
大学4年の春に、当時在学していた中央大学の学祭にお越しになり、受験勉強そっちのけで歌を聴きに行った覚えがある。屋外ステージで1時間も歌ってくれたろうか。実物も素敵な歌手だった。
それから幾星霜が流れ、テレビで昔のヒット歌手などが出て最近のヒット曲を歌う番組があり、杏里や麻倉未稀などが出ており、ほぼ同じ時期に「三人娘」ではないがそれぞれ結構売れていたという記憶があるので、そろそろ次は松原みきさんが出るかなと心待ちにして毎週見ていたことがあったが、私の知る限りではついに出場されることはなかった。
今年になって、もう4年も前に亡くなっていたことを知り、愕然としたものだが、10月7日の命日を前に、最近YouTubeでも松原みきさんの映像(http://www.youtube.com/watch?v=O9LFEgd04Jk&feature=related)を投稿されている人があり、それに対するお礼の投稿や「初めて聞いたけど上手だ」といった書き込みなども沢山あり、数十年前の歌手で、しかも杏里などと違って際立ったビッグヒットもなかったが、自分と同じように今でもファンだという人が沢山いることに、また驚いている。
最も活躍しておられた1980年代は、レンタルレコードを聞くのがせいぜいであったが、当時は全部のレコードを聞いた覚えがある。
彼女の歌は、今聞いても全然新鮮で今風で、妻なども「少しも古くないね」と言う。
これからもずっと元気で活躍してあのグルーヴィーでスインギーな歌声を聞かせ続けて欲しいが、それは叶わぬ夢だ。
作詞者、作曲者たちのセンスの良さ、松原みき自身の歌唱力、どれも時代を超えて生きているし、これからも私の記憶には残していきたいと思う。
(アマゾンで検索したら驚いた、復刻版か何かわからないが、十数種類出ていた。どれもいいアルバムばかりだが、一つ紹介)
夜の少女
残業をして帰る。
桜木町という繁華街の真ん中を突っ切って、市役所の裏へ出る。
市役所の手前には松川という川が流れている。
その川にかかっている華明橋という橋のたもとに幾人かの少女がいる。
全て銅像なので、動くことはない。
中の一人(一体)に、今年「日展100年」で見た、戦後間もない頃に作られた銅像によく似た姿の少女がいる。
ワイシャツを肩から羽織ってスツールか何かに腰かけている少女だ。
誰のワイシャツかわからないが、男物のようにも感じる。父のものか。

正面から見たことはない。
いつも彼女の右斜め後ろから、ほとんど駆け足状態で、目のはなに入るか入らないうちに通り過ぎているのだが、その刹那、前後に少し体を揺らすように動いているような、躍動感というと言い過ぎだが、生き生きとした感じを受けて、一瞬そちらに目を凝らす。
今にも立ち上がりそうな感じがして、ますます目を凝らす。
しかし彼女は立ち上がらない。
作者が誰か、どういう名前の作品かもいまだに知らないし、日展100年の出品作と関係があるのかどうかも調べていないが、伸び盛りの娘の今にも動き出しそうなた感じを形にした作者の力量を感じながら、今日も駅への帰り道を急ぐ。(写真は昼間撮影のもの)
休日は 二度寝ができる 幸せか
季語のない句になってしまったが、今朝は休日であるにも関わらず6時半に起きた。
そもそも昨夜の就寝が1時なので、それでも早いというか睡眠時間が短い。
今日の「越中富山ふるさとチャレンジ」の検定試験を受けるための最後の追い込み・・・などというほどのものではないかも知れないが、絶対に受かっておきたい試験なので、万全を期したかった。
そのため、夕べも遅くまで仕事をせざるを得なかったのだが、少しでも早く起きて、公式問題集などの復習をすることが必要だった。
しかし起きてからしばらく勉強しているうちに、やはり眠気が襲ってきた。
少し休んだ方がいいな、と判断し、30分ほど軽く眠った。
起きたときのすっきりさわやかなこと、ああ、休みの日でないとこんな快楽はないなあ、と思えた。
二度寝のできる快楽。
休みの日ならではである。
さて、今日の午後は、上記の「越中富山ふるさとチャレンジ」の検定試験。
私の住む魚津では、魚津市川縁にある「北陸職業能力開発大学校」という学校が試験会場となった。

初めて見る問題も一つ二つあったが、それ以外は、これまで出されている問題集の書籍や北日本新聞のホームページの問題又は解説を読んでいれば答えられるものばかりであった。
しっかり勉強して臨めば大丈夫、ということがわかった。(自分の狭い知識だけで勝負しなくて良かった・・・まだ合否がわかったわけではないけれど)
試験などというものを受けるのは久しぶりだったが、心地よい緊張感の中、楽しく受験させていただいた。
さあ、次は損害保険販売のための試験。
こちらは「ふるさとチャレンジ」以上に、しっかり体系的に、用語なども含めて勉強していかなければならない。
試験まで時間もないことだし、また集中して頑張ろう。
早起き運動続編
先週の月曜(祝日)から、休日は早起きをすることにした。
しょっぱなの先週月曜は、5時20分に起きて、ほぼ合格。
昨日も5時半に起き、概ね及第である。
ただ、両日とも前夜の就寝が11時半とか12時のため、日中眠くなってしまう。
さて今日。
残念ながら昨夜は12時にようやく寝たために、起床は7時。これはNG。
考えるに、早起きしている人の中には短時間睡眠の人もいるのだろうけど、時間を惜しんで睡眠を削っても結局眠くなったり起きられなかったりするのなら、自分の場合は、特に休みの日は、睡眠時間を普段よりもちゃんと確保して、しっかり休んだ上で早起きする、というやり方の方がいいように思えてきた。
休日だからといって夜遅くまであれやこれやするのではなく、早く起きたいのなら、その分早く床に就くべきである。その方が健康にもいいと思う。6月までいた職場では毎日短時間睡眠にならざるをえず、遂に血圧障害まで行っていたのだから(晩御飯を食べる時間が極端に遅かったことも原因の一つだが)、遅い夕食+短時間睡眠なんていいことは一つもない。
そのためには取捨選択をきっちりして、何のために早起きするのか、生活を改善してどうしたいか、という目的を絞込み、それに沿って「やらないこと」を決めて「やること」に集中しなくてはならない。
勝間和代さんや『「未来ノート」で道は開ける!』の著者である渡邉幸義さんらの言っていること(早寝による早起き)がようやく実感としてわかってきたような気がする。
フォトリーディングへの挑戦
昨日、久しぶりに試験というものを意識して勉強した。
越中富山ふるさとチャレンジという検定試験である。
1時間、公式問題集という本を読んだら、結構疲れた。
勉強は嫌いな方ではないし、仕事ではいつも色んな文書と取っ組んでいるので、ものを読むということへの抵抗は少ないはずなのだが、なんだか随分疲れた。
そこで、少し、と思って仮眠をしたら、なんと1時間半も眠ってしまった。
1時間勉強して1時間半の睡眠である。
ちょっと寝すぎ、と思うが、まあ久しぶりのちゃんとした勉強なので仕方ない、1時間ちゃんと勉強した自分自身をほめてやろう。
この後は、損害保険募集人という資格試験や営業店管理という検定試験の勉強にも挑戦していかなければならない。
時間をかけてじっくり読んでいる時間もないので、フォトリーディングという技術を習得しようとしている。
幸い、『図解!あなたも今までの10倍速く本が読める』というハウツー本があったので、これでやり方を学んで取り組んでみようと思っている。これの元となった単行本よりもはるかにわかりやすく書いてあるので助かる。
早起きは三文の得かも
昨夜は結局11時に就寝。すぐに完全に寝付いたわけではないが、おおむね良好な睡眠ができたと思う。
今朝は5時に目覚ましをならし、5時20分に起きた。
これまでにはない僥倖である。
5時ではないが7時ではなく5時20分に起きたのである。
起きて、最初は「指回し運動」をやった。
栗田博士の提唱する健康法だったろうか。
目覚めよ、目覚めよ、と体に言い聞かせながらやった。
次は真向法である。
5年前に大阪の四条畷の80代の先生に一度だけだが、じかに教わったっきり、なかなかやる機会がない。
柔軟運動は体の固い私の大きな課題である。
ほとんど伸びないが、ともかくカッコだけでもと思い、屈伸などを4,5分やった。
これも、体を早く目覚めさせるという思いでのことである。
二つの体操に続き、昨夜途中になった『あなたもいままでの10倍速く本が読める』の残りの必要部分を読んでから、階下へ。
降りた時間が6時15分だったために、妻からは「おはよう、5時ネ」なんてからかわれたが、5時20分に起きたんだと言ったら、へえーっと関心していた。
結局午前中に20分ほど仮眠しただけで、一日持つことができた。
明日は通常の仕事なので、5時起きを続けるのはきついが、これからこれに味を占めて、休日は5時起きで行こうと思う。
Change My Life!である。
資格試験のこと
新しい職場では、色々資格をとるように言われている。
資格取得の勉強を通じて、仕事に関する知識を体系的に仕入れる。
これは一石二鳥だ、と思う。
46歳にもなって今さらまた勉強か、という思いがないではない。
しかし自分がバージョンアップしていこうと思う以上、なんらかの知識を取得していくことは、多くの人が日常的にやっている(バージョンアップしようなどとは思っていない人も)ことで、それを少し体系的に学ぶというに過ぎない。
仕事そのものの勉強、情報整理などもやっていかなくてはならないので、実際には勉強時間の確保が難しく、厳しい道のりではあるが、近視眼的な気持ちではなく、自分の将来にもきっと役に立つと思うので、チャレンジしていく。
当面の予定は
・9月23日(祝・火):「越中富山ふるさとチャレンジ検定」一般の部
・10月8日(水) :損害保険募集人試験(販売に携わるための資格試験)
・10月26日(日) :営業店管理Ⅰ(銀行業務の検定試験)
・11月16日(日) :資産査定3級(銀行業務の検定試験)
・3月 1日(日) :財務3級(銀行業務の検定試験)
後の2つはちょっと先であるが、当面、上の3つにターゲットを絞って集中的にやっていこうと思う。
効率的な学習方法を採り入れて頑張らねばならない。
早起きをするぞ
明日から早起きをすることにした。
とりあえず今日は10時に寝て明日は5時に起きてみる。
うまくいかなくて元々。これまで46年間できなかったことなのだから。
でもチャレンジすることが大事。
変化を自ら作り出す。
そのために意を決して行動する。
早起きなんて、意を決してというような大げさなことではないが、自分で何かを変えていこうと思うのであれば、そういう気構えで取り組む方が(私の場合は)やる気が出る。
5時に起きて何をするのか。
明確に決まったものはないし、毎日これをやっていこうと決めてはいない。
早起きは三文の得という。
なにがしか、人生が変わるはずだという期待がある。
早起きしてやることを決めておいた方が、自分に対する強制力が働いていいのかも知れないが、とりあえずは特段習慣としてやるべきことを決めずに、まずは起きること自体に取り組んでみようかと思う。
まあ、毎日バタバタして新聞もロクにきっちり読めていないので、とりあえずは新聞でもきっちり読むことからやろうか、それともその日の目標、段取りを考えることからしようか、真向法の体操にも取り組んでみたい。いずれにしろ、色々やることはある。
ということで、明日は5時起きだ。(睡眠時間を削ってまでやろうとは思っていない)
当面、休日は早起きにチャレンジしていこうと思う。
眠たくなったら途中で眠れば良い、ぐらいの軽い気持ちで。
ひっさしぶりのアラキ
富山市北部にある手打ちうどん専門店のアラキ。
今日久しぶりに行ってみた。
着いたのが午後一時半。お昼しかやってない店で、12時頃に行こうものなら店の外の長蛇の列で、一時間待ちは覚悟しなければならない。
久しぶりなので、ラッシュは避けようと思ってベストなタイミングを狙って行ったつもりが、着いてビックリ。相変わらず店の外には長蛇の列。(30人ぐらいは外に並んでいただろうか・・・もちろん店の中でも席の空くのを待っている人たちが10人以上いる)
ここは、用意した麺が全部なくなると、営業時間であってもその日の商売は終わってしまう店であり、この列は、もしかすると並んでも自分まで回ってこないリスクがある。
さあ、どないしよ?と一瞬躊躇したが、意を決して車を停めた。

それから並ぶこと30分。(行列の写真は控えます)
新しい店になってからは初めて、自身は10年ぶりに訪れた。
人によって好き嫌いはあろうが、私はみそホルモンの、今日はうどんにした。
やっぱりうまかった。量は多いが、たまにはいい。
さて10年ぶりに訪れて変化のあったこと。
バリエーションに「小」というのができたこと。「並」と比べて値段はそれほど安いわけではないが、元々がボリュームが多いため、女性などはまともに食べきれないのではないかな、というのがこれまでだった。
「小」が出たおかげか、女性客も半分近くいらっしゃった。(う~ん、しっかりマーケティングやってるなあ)
それと、ざるそばやざるうどんなど、冷たいメニューも品揃えに加わっていた。これも作り手のエゴではなく、お客のニーズをカバーできるようになっており、良い取り組みだなあと思った。(私は愚直に熱い「みそホルモンうどん」にこだわってしまう方だが。
そんなこんなで、伝統の店でも進化してさらに強く生き残る工夫をしていることを感じた昼食の巻であった。