富山国際大学での2度目の登壇を終えました。
授業を終えて外に出るとうららかな春のような陽気の下、タンポポのような黄色の花があちこちに咲いており、蝶々が今を盛りと乱れ飛んでいました。ほんまに春ではなかろうかと思った刹那、どこからともなくお猿さんの一団がやってきて、くつろいでおりました。そういえば、先週構内アナウンスで「近くに子熊が出たのでご注意を」と言っていたので、近くにいた学生さんに尋ねたところ「猿は時々見ますよ」と教えてくれたのを思い出しました。早速私もお目にかかれ、ラッキーでした。
「随想」カテゴリーアーカイブ
大学での初登壇
今日から富山国際大学というところで「情報社会論」という講座を約半年間にわたって受け持つことになりました。
情報「化」社会とか情報社会と言われて久しいですが、そういうことが言われ始めて今日に至るまで、世の中あるいは情報化がどう進展してきて、今後どうなっていくのか、また情報化の明るい側面や気をつけて接していくべき側面など、多面的に学んでいく2年生向けの専門科目だとのことです。
受講票には早速「通信プロトコルについて学びたい」とか「世の中でどんな情報がどんな方法で使われているのか学びたい」などと書いてくれている学生もいて、腕が鳴るなり法隆寺、って感じで、私の気持ちにもいい意味でドライブがかかります。
自分がこれまで経験したり学んだりしたこと、さらにはこれからまだまだ変化する社会に対して勇気を持って立ち向かうための心構えなどを、少しでもわかりやすく伝えることができ、彼らが自ら学び考えていくきっかけになればと思っています。
もちろん彼ら自身が自ら学ぼうという真摯な姿勢を持って臨んでもらうことが大前提なので、私語や居眠りなど前向きではない出席者には甘い対応はしないつもりです。啐啄の機ってことを理解している人にこそ深い洞察が得られる授業にしたいと思っています。
そいういえば今日は松原みきさんの命日だとか。そういう日に新たな仕事にチャレンジさせていただくというのは、これも何かのご縁かな、なんて思いました。緑豊かなキャンパスです。
自動車をリモコンで操作する時代
昨日仕事で、あるカー用品店にお邪魔しました。
最近は小さなリモコンがキー代わりになっていますが、同じ大きさのリモコンで家の中からでもエンジンがかけられ、夏ならあらかじめ涼しく、冬なら暖かくして乗車できる仕組があるとのこと。
さらにスマホでも同様のことができるそうです。知らぬは私だけ?かも知れませんが便利な世の中になったものです。写真はその2種類の商品のチラシを並べたものです。 しかし7月の日経新聞に出ていましたが、インターネット経由で動いている車でもハッキングできるとのこと、またそれに対抗するセキュリティ技術が必要になります。今のスマホでの操作はBluetooth技術なので、まだネット経由のハッキングを心配する必要はなさそうですが、いずれそういう対策も必要になるのでしょう。技術進歩の光と影をしつかり見て対応していかなければならないなあと感じました。
コストコ体験記
9月21日、オープンから約1か月経過したコストコ射水倉庫店に行ってきました。
たまたま妻の友人が一日券をくれたので、それを利用して。
ちょうど開店時間の10時直前に着いたのですが、既に入館手続きのために並んでいる人が約150名。駐車場にはすんなり止められましたが、入館するための行列に並びました。そのうちほとんどが私のような一元客のようでした。それでも受付で話をしながら、とりあえず会員になろうかという人もおられたようです。「仮」会員になって一年以内ならいつでも無料で解約可能との説明でした。
さて20分後、スムーズに受付が完了して買物スタートですが、とにかくカードがでかい。普通のスーパーの3~5倍ほどの大きさです。通路はその巨大カートが3台並走できそうなくらい広いのですが、行く人、戻る人、止まってる人がいると、もう動きが取れない。特に精肉コーナーなどはすし詰め状態でした。
それと、生鮮野菜などの部屋は冷蔵庫の中と同じような寒さ。これ、夏はずっといたくなるだろうし、冬なら近づきたくないなあと思えるくらいの低温でした。
商品はどれもみんなとてつもなくビッグサイズ。お客さんたちは口々に「これ、賞味期限までに使い切れそうにないから一つでいいね」などと、しっかり自分たちの使用期間と量を量っておられました。さすが富山の方はしっかり者。永谷園のお茶漬けもこんな巨大包装です。
一通り買い回ってさあレジへ、と思ったら、あれ?まだ本屋さんと文房具屋さんに行ってない、ということに気付いて急遽中央部へ。・・・文房具コーナーはわかったのですが、本屋さんは遂に見つからず仕舞。かえって良かったかもしれません。まあ書籍コーナーといってもたぶん雑誌を少し置いてある程度だと思いますので、大丈夫。
結局私は経営コンサルタントの方々がよく用いておられる黄色のレポート用紙と書類整理棚を買いました。
恩師の教え(講座を受け持つに当たり)
来月から約半年間、富山国際大学の現代社会学部という所で情報社会論という講座を受け持つ予定です。
この連休で準備を進める予定なのですが、その前にある方に是非お会いしておきたいと思っていました。今日偶然チャンスがめぐってきたので、その方=同大学で以前教鞭を取っておられ、今は富山市某寺で住職を務めておられるN先生に挨拶に行って参りました。
ご無沙汰を謝し近況報告をした後で「N先生の行っておられた大学で半年間講座を持たせていただくことになりました」と報告したところ、最初に言われたのが「教えるというのは、自分が学ぶべきことを教えるのだということを最近知りました」という一言でした。講座を受け持つに当たっての心構え、姿勢をいきなり教えていただき、出合い頭って感じで強烈なインパクトがありました。1年ぶりに再会して挨拶したと思ったらいきなり私が心の奥底で求めていた核心を突いたアドバイスをしていただける、この辺りがやはりすごいなあと思います。N先生は特に意識して語られたわけではないと思いますが、融通無碍、自由闊達、心がなにものにも囚われていないというか、当意即妙というか、道元禅師の言う「学道の人」なのだろうなあと感じ入るところです。
初めは英語で・・・What You teach is what you need to learn・・・というようなことを言っておられたのですが、ちゃんと書き留めておけば良かったです。
2時間くらい色々な話をさせていただきましたが、冒頭のその言葉が大変強烈でした。
人に教えるというのは、自分の知っていることを上から下すのではなく、人に教えることで自分自身が学ぶ、学び直すことで自分自身の理解が深まる、そのために人に教えるのだ、というわけです。
私はNTTでの仕事を通じて「情報通信」を自分が販売する商品・サービスとして扱い、また「情報通信技術」がもたらす生活の利便性や社会システムの変化について体験的に理解してきたつもりなので、この講座を受け持つことは自分にとって親和性があると感じていましたが、知っていることを伝えるという単純作業をするのではなく、この機会に学び直させていただく、と捉えると、まさに機縁だなと感じています。
学生さんたちのためだけではなく、自分自身のためにも学び、伝えていけるように期間中しっかり取り組みたいと思っています。
電子書籍のリアル店舗での販売
出張の前時間を利用して、東京は神保町の三省堂神保町本店に行ってまいりました。目的は、春頃に都内の数ヶ所の書店で実験されていた、電子書籍のリアル販売のその後を見てみたい、というだけの単純なものです。
実験を終え本格販売に移行したということか、コーナーがありつつも店内あちこちに紙の本と電子書籍のカードが共存していました。店員さんに売れ筋は?って聞いてみましたが、あまり明快な回答はなく、ネットの画面を見せてくれました。但し、『火花』は電子書籍でもダントツだということでした。学生時代に神保町にはよく出かけましたが、当時の行先は古書店ばっかしで新刊書店にはとんと行ったことがなかったので、これはこれで新鮮でした。初三省堂。変わった積み方がしてあったので、参考にパチリ。
体をほぐして上京
昨日は富山国際大学を訪れ、10月から携わらせていただく予定の講義に向け勝手がわからないので色々教えていただきました。
そして午後は企業を数社訪問し人材育成に関する国の施策について情報提供。ある企業では、職業能力評価基準というものについて関心を示されました。また、11月から労働者50人以上の事業場で義務化されるストレスチェックについて、何をどうしていいのかわからない、とか、マイナンバーについての対応に戸惑っている、などの声も聞かれました。
夕方は、出張前に疲れてる体をほぐさねばと、黒部の「コリトリエ」さん(http://coritorie.wix.com/coritorie)でマッサージを受け、心身ともにシャキッとしたところで本日はよろず支援拠点の研修に参加するため東京出張です。
今日の会議は午後からなので、少し早目に上京して、数か月前に話題になっていた電子書籍のリアル販売(コンビニで売っているiTunesのカードのようなものなのでしょうけど)という面白そうな業態の見学をしてまいります。
あまり時間は取れないので、神田神保町の三省堂辺りを視察しよう(販売方法や購買層や売れ筋あたりを感じられたらいいなあ)と思っています。
ラジオ番組に出させていただきました
去る8月24日(月)午後7時から、富山県新川地域のコミュニテイFM「ラジオ・ミュー」の「われらまちづくりタイ!」という生放送番組(タモさんの「友だちの輪」のような番組です)に出演させていただきました。
第645回らしく・・・645なんていう数字を聞くと大化の改新(乙巳の変)を想起してしまうのは小学校6年生の時の担任の先生のおかげですが、奈良・飛鳥・法隆寺・聖徳太子好きな私にとってはとってもご縁を感じる回数でした。
折角の機会なので、「富山県民のためのとっておき奈良観光ガイド」を大々的にご披露しちゃおうかと思いましたが、持ち時間のほとんどを法隆寺と山の辺の道の話で費やしてしまいました。しかし一番紹介したかった部分だったので良しとしましょう。
法隆寺、山の辺の道以外にも、超お勧めの、中宮寺の半跏の弥勒様、法起寺、法輪寺、石舞台、飛鳥鍋、二上山、当尾の里の石仏群、興福寺の阿修羅像、高台寺の都路里、東寺、もちろん高野山、なども紹介できるようネタは用意していたのですが、30分の放送時間ではとてもとても足りないことに気がつき、1回こっきりの番組ですので潔く撤収してまいりました。
リクエスト曲のPaul McCartney&WingsのJETもかけてもらえたし、私の主要業務の一つである「富山県よろず支援拠点」のPRもちょっとはできましたし、最後にオヤジギャグ同好会ベストヒット賞の「アルミ缶の上にあるみかん」でしっかりボケもかまさせていただきました。
小学校6年生の時、卒業発表で「日本沈没新庄編」という芝居をみんなでやり、その際実況中継のアナウンサーの役をしましたが、本当の放送局で喋るというのは初めてのことでした。
タスキをつないでくれた方(通称コリトリさん)のおかげで、楽しい体験をさせていただきました。ありがとうございました。私の次の方の登場は9月7日(月)、私が今勉強させていただいている交流分析という心理学のお師匠さんです。楽しみたのしみ。(パーソナリティのお二人。念のためアイマスクかけさせていただきました)
今年初「穴の谷」
子カマキリと高杉晋作
今日は朝から子カマキリが車の窓ガラスにくっついていました。
時速60キロぐらいでの走行も含めあちこち走りましたが、なかなか頑張って貼り付いていました。
車の窓ガラスにエサがあるわけでもないのに・・・。
ところでNHK大河ドラマの高杉晋作役の彼。
高良健吾さんとかいう名前の役者、だんだんいい味になってきました。
最初の頃はただ目つきが鋭いだけの雑な印象でしたが、だんだん高杉らしくなってきたと感じています。
ということで、久しぶりに高杉本を何冊か引っ張り出して見てみました。
あれ?松島剛蔵らの処刑は12月19日で、高杉晋作が功山寺で挙兵した12月16日より後って書いてありますね。
8月2日のNHKの放送とは順序が逆みたいな。