今年の目標の整理

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例年年明け早々に目標設定などの一連の作業をしていますが、今年はかなり遅れてこの時期になりました。目標設定においては、これまで読んだ色々な本や会社員時代に学んだことなどを総合していくつかのシートを使ってやっています。

その一つが「マンダラ目標設定&時間管理シート」です。目標はマンダラ状の9マスの真ん中のマスに「今年の目標」を10個程度書けるようにしてあり、それを取り囲む8つのマスには自分が大切だと思う分野を書き、その8つそれぞれにおいても目標を10個程度ずつ書けるようにしてあります。

私の場合は「仕事」「勉強」「家庭」「外部交流・社会貢献」「健康」「余暇」「経済」「スキルアップ(付加価値)」の8つを配しています。「仕事」と「勉強」と「スキルアップ」は同じように感じるかも知れません。たぶん同じカテゴリーでしょうね。人によっては「外部交流(友人や知人との交流)」と「社会貢献」を分けた方が納得感があると思いますし、目標を分類する場合にはそのようにするやり方を勧めている本もあります。

まあ要は自分が書きやすいように分類すれば良いのではないかと思いますが、社会との関りに関することはあった方が良いのではないかと考えています。マンダラマトリックスの右側は一日の標準的な時間割りを書き、その下にはコメントを簡記できる欄を作ってあります。右端1/3程度の所は、縦軸に日を入れ、横軸はマンダラで分類した各項目が配してあります。例えば4月1日に仕事に何時間使い、勉強を何時間やって、家族に関する時間をどれだけ使ったかを書き込むための欄があります。エクセルで作っているので、月の途中でも各分類項目のためにどれだけの時間を使っているか、仕事ばかりに偏っていないか家族のための時間がほぼゼロではないか、などの点検もできます。自分が目標とする理想的な時間配分を表の最下部に入れておくことで、目標と現状がいつでも比較できるようにしてあります。(実際にはこの表はほとんど使っていませんが)

今年は「週1回以上ブログを書く」ことや「よろず支援拠点で行っているノウハウを整理する」こと、「1日1万歩以上を週1回以上実施」などの新しい目標もお目見えしました。4月も中盤に差し掛かって来ましたので、活動的に取り組んでいきます。

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久しぶりのチーム・コンサル

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過日、ある先輩診断士から声をかけていただきました。長い付き合いの、ある中小企業の経営者から「後継者のことで、複数の候補者がいるが、誰にすべきか悩んでいる」という相談を受けた。ついては、それら複数の候補者から絞り込むための知恵を一緒に考え、提案したい、とのことでした。先輩は私ともう一人の診断士に声をかけられ、チーム・コンサルがスタートしました。

初回は社長へのヒアリングです。進め方については腹案をリーダーに示してはいたものの、実際に経営者の思いを直接伺うことが大事だとの判断で、進め方の案を事前に出すことはしませんでした。ヒアリングの結果、複雑な事情も教えていただき、その辺りも考慮しつつ、進めることが必要であるとわかりました。
とは言え、誰を後継者にするか決めるのは現・社長である、ということはチーム一同共有認識として、以下のように進めました。

まずは後継候補者へのインタビューです。この時の留意事項は、「あなた方は後継候補者です。これから選抜面接をします。」といったようなことは言わないことです。もちろんケースバイケースで、そのように伝えてインタビューをした方がいい場合もあるでしょうが、今回はそれについては触れずに、皆さん幹部であり今後会社がさらに良くなっていくために現在の問題点や課題についてお聞かせいただき、後日幹部でその解決策等の話し合いをする、という説明にしました。

インタビューの結果を整理し、次に、後継候補者である幹部たちに同席してもらい、グループディスカッションを行いました。インタビューで出された問題点や課題については、あらかじめコンサルチームでその背景にあると想定される一般的な原因について仮説を立て、マップにしておきました。マップはあくまで仮説ですので、「参考になさっても結構です」という言い方でマップを見ていただきながら、多数出された問題点や課題の中から、幹部の皆さんに緊急度と重要度の高いものを選んでいただき、それらについて付箋紙を使って原因の深掘りをしてもらい、さらに付箋紙を使って対策案を検討していただきました。

その間、私はファシリテーションの真似事のようなことをして進行のお手伝いをし、もう一人の診断士は観察役(及び記録役)を担いました。誰が次の経営者に相応しいか、など、一回や二回の面談やミーティング観察で赤の他人が判断できるものではありませんが、少なくとも気心の知れた間柄で交わすディスカッションの様子を見ていれば、誰がどんな時にどんな言動をするかの普段の癖(やその背景にある考えの深さ・浅さなど)が知らずに表れてきます。それを観察し、記録し、経営者に提示することで、経営者にとってもっとも望ましいと思われる言動をしている人が誰なのか、についておのずと経営者が判断できる材料を提供することができるのではなかろうか、と考え、上記のような進め方をしました。虚心坦懐の観察がとても重要です。

後継者にはどなたがなってもおかしくはないのでしょうが、誰かに決めなくてはならない。いずれ経営者にも引き時がありますので、後継者をしっかり決め、内外にそのことを示し、自身は後見役として支援&指南を行う。そうした承継ができれば、事業はしっかり次世代につないでいくことができるのではないかと感じます。しかしもちろん問題はこの先も山積しています。誰かに決まったとして、他の幹部はどう出るか。場合によっては会社を後にする人が出てくるかも知れず、しかしそれが損失であると経営者が判断するならばしっかり引き止めねばならず、そのためには待遇をどうするか、どういう期待役割をその人に伝えるか、なぜ他の人なのかをどう伝えるか、など、やらなくてはならないことはまだまだ沢山あります。

色々と勉強にもなった久ぶりのチーム・コンサルでした。

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アナログコミュニケーション実践編

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倉益幸弘さん率いる「株式会社インパクト・コンサルティング」の支援現場に同席させていただいてから4年半になります。機会を見ては付箋紙を使ったアナログコミュニケーションの真似事をさせていただくようにしています。

先日は、ある組織のある部門で「新しい事業の提案があったが、具体的にいつ誰が何をするのかがまったく考えられておらず、このままでは始まらない」という相談をいただき、すかさず「付箋紙会議」の提案をしました。

現場の責任者・実務者など最低3人、できれば5~6人くらい集めて下さい、とお願いし、大きめの付箋紙とマジックと模造紙の用意をしていただきました。あいにく模造紙は伝わっておらず、使っていないカレンダーの裏面を張り合わせて模造紙もどきを作って行いました。

今回のテーマのポイントは、提案されている新規事業を実施するために、具体的に何をしなければならないかが、関係者の間で共通の認識になり、それを誰がいつやるか、についても関係者が共有することです。実施すべきことと実施すべき人が決まれば、あとはやるだけです。

先に発想するためのガイドを提案しました。「許認可」「ハードの整備」「人のスキルや雰囲気などソフトの準備」「集客」などです。これにこだわる必要はなく、これ以外のアイディアが出てきてもどんどん出していただきます。ガイドはあくまで発想のための呼び水のようなもので、「人」「モノ」「金」「情報」といった枠の提示でもなんでも良いと思います。

参加されたメンバーにそれぞれ何をしなければならないかを考えてもらい、考えたことからどんどん付箋紙1枚に1件記入してもらいます。この「1枚に1件」が大事で、極力キーワードだけを書いてもらうようにします。

書いていただいた付箋紙を模造紙もどき(もちろん白い面)に貼っていきます。今回は時間軸を最初から横軸に取るようにしました。書いていただいたものをどんどんいただきます。ある程度貼ってから、少しずつ整理していきます。一枚一枚について、意味や内容を確認します。同じ内容のものがあれば隣に貼ります。一枚も「これは無関係だ」と言ってはずしたりすることはありません。こうすることによって、皆さん自分の出した考えが大切に扱われているという誇りが芽生えます。とまあそれほどおことはないにしても、少なくとも悲しい気持ち・失望・挫折感を味わうことはありません。一枚一枚を丁寧に扱うことも大事です。どうしても今回のテーマと関係なく欄外にずらす場合でも、書いた人の同意をもって確認してからずらすことが望ましいです。

付箋紙会議のやり方(一部)

書いてある付箋紙が具体的ではない場合、「これを具体的にするにはどうしたらいいですか?」とか「これの前にすべきことはありますか?」などと聞いて、皆さんから声を出してもらいます。出てきた意見をまた誰かに付箋紙に書いてもらい、それを発問のきっかけになった付箋紙の下や左側や右側など、時間軸を意識して関連付けて貼ります。

メンバーが同じ方向を見ながら一緒に文字を見て、ずれがあれば合わせるための付箋紙を新たに追加し、それをまたみんなで見て、ということを繰り返していると、ファシリテーターが発言しなくても、メンバーの方から異論や疑問や建設的な新たな提案などが出てきます。・・・といったような議論の活性化と認識の共有が短い時間で形成できるのがアナログコミュニケーション、付箋紙会議のメリットではないかと思っています。

仕事の量やリミットが見えてくると、従来の担当決めだけに縛られない、自由な発想が出てきます。仕事の担当決めに従ってものごとを考えていくと、特定の人に負担がかかりすぎたり、組織の硬直化を招いてしまう恐れがありますが、やるべきことを洗い出してからやる人を考えると、ものごとの優先度にあった人のアサインがやりやすくなります。もし担当としてみんなで決めた人にその仕事をするためのスキルが足りない、となった場合はみんなでどうサポートするか、という議論もできます。

こんな感じで進めてみた結果、参加したリーダークラスの方からは、「一人で事前に考え、ある程度完成に近いものができていたと思っていたが、現場の人とこういう風に話し合うと、想像もしていなかった問題点が明らかになったし、吐き出すべきものを全部吐き出し、取組事項と役割分担もできてスッキリした」というコメントをいただきました。

このグループのミーティングの進め方を、近く、組織全体に紹介する予定です。紹介するのはこのグループのメンバーです。各グループで同様のミーティングを実施してもらい、組織の再活性化に活用していただくことができればと思っています。

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交流分析士インストラクターデビュー戦

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 本日、おかげさまで交流分析入門講座を開催することができました。
 インストラクターの資格取得を目指して丸三年。
 最初は色んなことがブツ切りに見えてなんだかよくわかりませんでしたが、諸先輩のお導きのおかげで、学習を進めるにつれ少しずつバラバラの知識が結びついて、実生活や実社会にも活用できるようになってきたような気がします。
 今日は、魚津商工会議所さんでの初インストラクターを務めさせていただきました。
 なにぶん駆け出しですので、これからさらに学習を進めて行かねばと思っています。
 そんな私にとって、人様に交流分析のことをお伝えすることができるのは、何よりも自分自身の勉強になります。
 今日一緒に登壇してもらった先輩インストラクターの話の内容、事前に準備する時の自身の学習、参加された方々からの質問、一つひとつが自分にとって新鮮な気づきになります。
 将来的には若い方々に早い時期に学んでいただき、自分の人生のかじ取りを自信をもって行っていただけるよう貢献したいと思いますし、企業などの組織においても幹部と従業員の方々に学んでいただき、思いやりと正のエネルギーに満ちたチーム作りができるようお手伝いしていきたいと思っています。入門講座テキスト20160522

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コミュニケーション研修(交流分析入門講座)の開催

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 経営コンサルタントとして私が目指している「標榜科目」(お医者さんじゃありませんが)は、ITと財務とコミュニケーションの3つの分野です。
 これまでの経験を活かそうと思うと、そういうことになります。
 そのうちコミュニケーションについては、何か一つ体系的なものを学ばなくてはと考え、数年前から交流分析という心理学を学んできました。
 その結果、今年の1月にインストラクター資格をいただくことができました。

 交流分析は極めて実践的で日常生活に活用できるところが、学者さんたちだけに閉じた学問ではない特徴です。
 そのため活用範囲はとても広く、私は企業経営の助言や組織内のコミュニケーション改善にも役立てて行きたいと考えています。
 インストラクター資格をいただいたからには、人様の前でこの素晴らしい実践的な知恵と方法論をお伝えしていきたいと思います。

  ということで、まずはこの5月22日(日)に先輩インストラクターと一緒に初回の入門講座を開催します。
・期 日:平成28年5月22日(日)午後1時半~4時
・場 所:魚津市釈迦堂1-12-18 魚津商工会議所5階研修室
・参加費:1,000円
・申 込:日本交流分析協会北陸支部のHP(http://www.ta-hokuriku.jp/kaiin.html)から申込書をダウンロードして必要事項記入の上、申込み。

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「超」整理手帳用のリフィル作成

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先日購入した「超」整理手帳のリフィルですが、蛇腹状のリフィルを伸ばして年間を通しで見る、という目的にはちょっとそぐわなかったため、びゃっと伸ばして一年を一覧できるようなリフィルを自作しました。
・・・というほど大した作業ではなく、エクセルでA4横1枚に6か月分、2枚貼り合わせて一年分を蛇腹状にしただけですが。超整理手帳用年間カレンダー
しかしこれを「超」整理手帳のフォルダーに差し込んでおけば、いつでも年間の出来事(何月に何がある予定か)が概観できるというものです。
使い方色々、私は元旦の日経新聞を見て、世の中の予定を書き込み、その後も随時未来の予定を追記して行こうと思っています。これを2,3枚作っておけば、数年先までの色々な予定を一覧化することもできますね。もちろん更新は必要ですが。
ということで折角購入した市販のリフィルは「3年カレンダー」だけ使うことにしてスケジュール帳はお蔵入り。野口悠紀雄先生、ごめんなさい!

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20年ぶりの「超」整理手帳、復活

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 中学生の頃から、私は人さまから「メモ魔」と呼ばれるくらいによくメモを取っていました。
 そのため手帳は必携品。
 スケジュール管理という目的もあったため、年々手帳のサイズは大きく分厚くなり、能率手帳、システム手帳、それもバイブルサイズやらB6版やら、昨年当初はA5のマンダラ手帳なるものにまで手を出し(結局使えず仕舞でしたが)、どんどん携帯性を損なっていく一方でした。

 しかし今年の4月に独立してからは、ダイヤリー形式の手帳をやめました。理由は次のとおりです。
①スマホのカレンダーアプリがパソコンのGoogleカレンダーと同期が取れ、スマホかネットにつながっているパソコンがあれば、いつでもどこからでもスケジュールが更新できる。
②手帳の狭いスペースで書いたり消したりする面倒さがない。
③仮の予定は「仮」として、固まっている予定と画面上で並べて見ることができる。そのためスケジュールの情報があった瞬間に書き込んでおけば、バッティングする心配はない。
④年度をまたいでスケジュールを立てることができる(例えば6月時点で来年の8月の予定を記入できる。年度形式だと翌年のカレンダーがついているものもあるが新年度に新しい手帳に転記する手間がある)。
⑤それらのデータはクラウドのデータが消えてしまわない限り残っている。しかもスマホとGoogleカレンダーは別のソフトなので、仮に一方のクラウドが消失するようなトラブルがあっても片方が残っていれば大丈夫(と思われる)。
⑥万一私のスケジュールが漏洩しても国家が転覆するような恐れはない。

 ということで、必要なメモはRHODIAの8.5×12センチメモに取っていたのですが、約8カ月それでやってきて、少しだけ物足りなさを感じ始めています。IMG_3337
 それは、未来の世の中の動き(自分自身のスケジュールではなく)を一覧できるようなものが欲しいという、もやっとしたものです。それと東京や大阪の鉄道路線図が、いちいちスマホを開かなくても見られるようになりたいなという欲求もあります。
 後者の願いはともかくとして、前者については、背広の胸ポケットに縦長の「超」整理手帳ならスポッと入るので、久しぶりに使ってみようか、という気になりました。開けば蛇腹状になっていてその大きさでは使用感は良くないですが、書き込み可能なスペースはそこそこ大きいです。IMG_3338この手帳は、出始めの頃1996年に一度だけ使ったことがありますが、当時の私の仕事のスタイルとは合わなかったため数か月でやめてしまいました。しかしたまたまそのまま残してあったため、入れ物だけは再利用しようと、引っ張り出してきて、中身のリフィルだけ購入。ついでに中上健二?IMG_3336

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私の勉強法(交流分析編)

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 今日は、交流分析インストラクターという資格を取得するための養成講座を受講しても良いかどうか、ということを判定してもらうための試験がありました。(出だしからややこしいですが)
 私の試験対策勉強法をご紹介します。

 試験の出題範囲が決まっていて、かつ問題集から出題されるということでしたので、その問題集をしっかりやりこなせばいい、ということになります。
 しかし全問記述式、しかも150点満点中120点以上が合格ラインで、かつ点数の低い回答は一定数以内に収まっていないといけないというなかなかややこしい試験です。
 今回は試験対策問題集を手に入れてから試験当日までの時間があまり取れませんでした。
IMG_2820
 頒布された「基本問題集」は、問題がざーっと並べられているもの(写真最下部から3つ目)で、そこには記入するための余白がありません。
 そこで、まず①全部の問題を自分でパソコンで打ちました(最前面から3つ目)。
 その際、余白を作って問題の下に解答を書く欄を設けました。
 で、②テキスト(ピンクとグリーンの2冊、最下部とその一つ上)を紐解きながら、自分で作った問題集の余白に自分なりの答案をどんどこと書いていきました。
 次に、③問題集=答案集から、どんどんめくって眺めることができるようなツールを作ろうと、問題文のキーワードと答案の中のキーワードをカード(写真最前面から2つ目)に転記しました。カードには青ボールペンで書きました。青い文字は記憶にいいようなことを本で読みましたので。

 このカード(写真最前面)は、梅棹忠夫さんが『知的生産の技術』の中で紹介しておられた、いわゆる京大式カードと言われるもの(A6サイズ)で、30年以上前に大学の生協売店で買い求めたものです。
 今回、短時間で繰り返しキーワードを頭に叩き込むためにはどうしたらいいかなと考え、行きついた答えが「カードに書いて、1枚1秒程度のスピードでひたすらめくりまくって、繰り返し見て覚える」というやり方でした。
 しかし英単語などの単語カードでは紙面が小さすぎて書ける文字数が少なく、かと言ってノートではなんだか脳にフィットしないような気がしました。
 そこで思いついたのが京大式カードでした。いつか使うだろうと机の横にずっと置いてあったカードが約200枚。問題数を数えると120問程度。失敗しても十分足りるなと検討をつけ、迷わず着手しました。
 昨夜と今朝の短時間で十回ぐらい繰り返しめくりまくりました。結果はどうなるかわかりませんが、キーワードを折り込み大体記述できたのではないかなと思います。
 色々な試験があり、出題方法もまちまちですので一概にどうこう言えるものではありませんが、ご参考になれば幸いです。

 以下、参考図書です。

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「ビリギャル」の著者・坪田信貴氏の奇跡を起こす3つのポイントより

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現在公開中の映画「ビリギャル」。

著者の坪田信貴氏、テレビなどでも引っ張りダコのようです。

坪田信貴氏の実践的な受験指導ノウハウの一部をテレビで披露された内容を覚えとして書いておきます。

1.メンタル(必ず成功する、という強い思い。成功した状態を思い浮かべ、ワクワクする。)

2.戦略

3.戦術(成果の出るやり方をしているか、成果が出ていないのならそのやり方はスパッとやめて違うやり方をすべきである)

というふうに話を進められたのですが、このうち「2.戦略」について少し詳しく書いておきます。

2.戦略

戦略とは「戦い」を「略する」こと。

あ、これはうまい言い方だと感じました。私は以前戦略とは「差異化」だと教わり、それはそれで腑に落ちたし、今もって「戦略」の本質を一言で言い表した言葉だと思っているのですが、やる必要のないことを徹底してやらないこと。これも差異化の一つでしょう。そしてやるべきことに集中する。これが戦いを略し、戦わずして勝つ秘訣だと説明しておられました。

(例:某有名私立大学の日本史は西暦1600年以降しか出題されない。よってそこを狙う場合は1600年以前の日本史は試験対策勉強としては必要なし。)

彼女はこれで偏差値30から現役で慶応大学に合格したのですから、冷静に考えれば当たり前のことかも知れませんが、目から鱗の方法論でした。ビジネスでも応用できるのではないでしょうか。

 

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石井貴士さんの「1分間勉強法」を実践してみた(後半)

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 石井貴士さんの『1分間勉強法』という本に書いてある「1分間勉強法」の習得トレーニング2日目。
 昨日と同じように、午前8時スタート。
 2日目は、午前中に昨日と同じように、20分間ワンセット×3回の1クールを3回
 合計90分というメニューを実施した後、午後に1分間で本1冊をめくりきってしまうプロセスを一気に20~50冊行う
 というもの。
 これもやはりページ数は200ページほどの本であるということが前提となっている。
 さて午前中、まずは3冊。
 昨日と同じように、1冊目、見開きを6秒ずつかけて、順にページをめくっていく。
 終わりまで行ったら、頭に戻り、今度は見開きを3秒でめくっていく。
 最後にもう一度、今度は見開き1秒ずつ・・・。
 昨日もうまくできなかったことだが、見開き1秒でリズミカルにページをめくっていくというのは、なかなか難しい。そんなスピードでページをめくるのは、慣れが重要だということに気づく。しかも紙質の「重い」ものだと、1枚の紙をこちらに持ってくることすら厳しい。
 まあ、そんなこんなで、9時には終わるはずの1クールが、10時まで・・・想定の2倍=2時間もかかってしまった。それでも、昨日は9冊やろうとしていたのが6冊で終わってしまい、う~ん残念、と思っていたので、今日は時間はかかったものの「規定」の3冊はやり終えることができた。
 取り組んだ本は以下の3冊。
 『ドラッカーに学ぶマネジメント入門』片山又一郎
  これは、昨日読んだ6冊の本のエキスを抽出したような本だった。結構面白かったが、やや理論中心に感じられた。
 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海
  超有名な本で、著者は去年か一昨年の紅白歌合戦の審査委員にもなっておられた。
  なかなか感動的な物語で、途中2度ほど涙が出た。
 『コークの味は国ごとに違うべきか』パンカジ・ゲマワット
  トーマス・フリードマンの『フラット化する世界』(未読です!)の論調に反対の立場で書かれているそうで、例えば、日本のコカ・コーラは米国本社と違う戦略で日本市場に向き合うことで、他のアジア諸国と中東の合計を上回る利益を上げている、とか、ウォールマートは外国ではあまり儲けていない、とか、CAGE分析という手法で分析すると、世界でビジネスする時の留意点がわかる、などのことが書いてあり、面白かった。
 世界の市場やマーケティング手法に、定型の勝ちパターンなどない、ということを主張している。
 さて、石井さん曰く、午後の<ワンミニッツ・リーディング>を一気に20~50冊やれば、本当に1冊1分間が当たり前になっている、という。本のなかの大切な部分を感じ取れるようになり、大切なページに折り目が付いているようになる(ここは大切だと感じたところで、その都度ページの角を折っていくため)、のだそうだ。
 ということで、午後1時。
 予定は1時間。
 1時間あれば、30冊程度は行けるだろう、と踏んでの計画であった。
 ここでまたあちゃーと思ったことだが、やはり400ページものだとか、ページをめくりにくい本などがあり、1時間で最低20冊、できれば30冊かそれ以上、と思って始めたのだが、結局3時間半かかって22冊。
 途中、町内の来客、電話、宅配便、宗教の訪問勧誘など、入れ替わり立ち代りがあったことも影響しているけれど、ちょっと時間がかかりすぎだった。しかも内容やキーワードが頭に入った感じがどうもしない。
 ま、1ページ1秒でめくっていく、というのは相当熟練しないと、難しいということだろうし、ページの多いものは、それだけの時間がかかるということを理解しておけば良いと思う。
 ちなみに午後取り組んだ本は以下のとおり。
 『コトラー ソーシャル・マーケティング』フィリップ・コトラー他
 『コトラー 新・マーケティング原論』フィリップ・コトラー
 『コトラーの戦略的マーケティング』フィリップ・コトラー
 『日本と世界はこう激変する 大恐慌終息へ!?』長谷川慶太郎,三橋貴明
 『世界に響け職人の心意気~ITを武器にものづくり復権を目指す、小さな組子メーカーの生き方~』谷端信夫
 『ザ・ゴール』エリヤフ・ゴールドラット
 『ザ・ゴール2』エリヤフ・ゴールドラット
 『クリティカルチェーン』エリヤフ・ゴールドラット
 『ザ・チョイス』エリヤフ・ゴールドラット
 『ザ・クリスタルボール』エリヤフ・ゴールドラット
 『ゴールドラット博士の論理思考プロセス』H.ウイリアム デトマー
 『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル
 『バブルの物語―暴落の前に天才がいる』ジョン・ケネス ガルブレイス
 『大暴落1929 (日経BPクラシックス) 』ジョン・ケネス ガルブレイス
 『アメリカの歴史的危機で円・ドルはどうなる』 日高義樹
 『ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ』 ジェイ・エリオット,ウィリアム・L・サイモン
 『ユダヤ人に学ぶ速学術』 濱野成秋
 『史上最高のセミナー ポケット版』マイク リットマン,ジェイソン オーマン
 『日本中枢の崩壊』古賀 茂明
 『2012年長谷川慶太郎の大局を読む』長谷川慶太郎
 『ストーリーとしての競争戦略』楠木 建
 『検屍官 (講談社文庫)』パトリシア・コーンウェル
 石井貴士さん曰く、これで終わったらだめなのだそうである。
 ページをパッパとめくるのには、慣れが必要である。
 感じ取る力も、慣れが必要である。
 20分×3セットを毎日、3ヶ月継続すれば「ワンミニッツ・リーディング」をより完璧にすることができるのだそうだ。
 今のところ、「ワン・ミニッツ」だけよりも、6秒かけて見開き⇒3秒かけて見開き⇒1秒でめくっていく、というプロセスをやった方が情報がちゃんと頭に入っているような実感がある。
 しかし本来のこの技法の目的は、文字情報で頭で(左脳で)理解するのではなく、文字群を絵的に右脳でつかみ取る、ということだと思うので、22冊の本を読んだ実感がなくて当然なのであり、「頭に入った実感」というのはまだ本質に至っていないのかも知れない。
 それじゃあ使えないのでは?という疑問が頭をもたげてくるが、やり方は理解できたので、この先20分×3セット=60分の訓練を続けてみて、どんな世界が開けるか、お楽しみということにしよう。
 こういうものはスキルなので、継続して定着させることが大事だ。
 面白い技法を学ばせてもらった。

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