映画「ザ・ウォーカー」

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 デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンが出演している「ザ・ウォーカー」(原題「The BOOK of ELI」)というDVDを観た。
 核戦争で文明が崩壊した後、生き残った人たちがほとんど無秩序状態で暮らしている世界の物語だ。
 最後にどんでん返しがいくつもあるので、ストーリーについては述べないことにする。
 The BOOKとは何か。
 その本を力で探し求める強欲な支配者。
 本を守り続けて西へ西へひたすら進む求道者。
 ある意味、昔観た「The Mission」という映画にも相通ずるものを感じた。
 キリスト教世界の、揺るがぬ信仰心に支えられたやり抜く行動。
 ああ、こういう世界が伝道なんだなあと感じ入った作品であった。
 面白かった。
 ゲイリー・オールドマンは相変わらず素晴らしかった。

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雪をエネルギーにしよう

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 ここ富山で本格的な雪が降り出して今日で三日目になる。
 いよいよ冬の到来だ。
 この季節は車で移動するのにも気を使う。
 道路の積雪状態、それに伴う車の立ち往生や事故などによる交通障害、視界の悪さ。
 その他、色々な事情で普通とは全く異なる所用時間がかかる場合がある。
 毎年のことなので、慣れてはいるが、この季節の問題点を克服することが(なくす、という意味ではない)、富山のさらなる活性化につながるはずだ。
 たとえば、雪エネルギー変換のようなことができないものか。
 今日、テレビに佐賀県武雄市の樋渡市長が出ておられた。
 どこかで見た顔だなあと最初眺めていたら、「樋渡」というお名前がテロップで出たので思い出した。
 大阪府高槻市の情報通信政策のトップを務めておられた方だ。
 当時は総務省からの出向だったと思うが、あれから7年ほど経つだろうか。
 見事な転進ぶりだ。
 やはり総務省や自治省というところは、ある程度のランクに行ったら、地元の首長で錦を飾るというコースなのかも知れない。
 が、この樋渡市長の場合は、それで人生の最後を飾るという感じではなさそうだ。
 とても熱く地域活性化のことを語っておられた。
 これから色んなことをなさっていくのだろうし、地域行政のリーダーの一人としてご活躍されるであろう。
 今後のご活躍をお祈りしたい。
 さて翻って我が富山。
 富山市は森市長が頑張っておられる。
 上述のような、交通障害の克服策も色々着手しておられるが、県内の動きは必ずしも一様ではないように感じる。
 さらに英知を結集して、マイナスをプラスに変える取組をしていかねばならない。
 そういえば、昨日の新聞に「京セラが積雪にも対応できるソーラーパネルを開発した」との記事が載っていた。
 富山からもそういうことを発信していかなければ。
 スキーと温泉だけでは限度がある。
 もっともっと色んなアイディアが必要だ。

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愚痴は安住の裏返し?

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 最近、少し愚痴っぽくなっている。
 これはいかんと思いつつ、職場の同僚に愚痴をこぼしたり、ため息をついてしまっている自分に気がつき、これはまずいぞ、と思っている。
 重いながら、愚痴る間抜けぶりだ。
 愚痴というのは、ある人曰く、中途半端だと出るものらしい。
 つまり、徹底してやっていれば、愚痴など出る暇はないということなのだ。
 さて翻って自分を見ると、最近、今の仕事に安住してしまっているような気がする。
 仕事は決して楽でもなく、パターン化しているわけでもないのだが、「馴れ」があるのかも知れない。
 「馴れ」は「だれ」につながる。
 「だれ」は「安住」につながる。
 自分を謙虚に見つめ続けていれば、決して愚痴など出る暇がないはずである。
 ちょっとだれてきている。
 今の状況に甘えちゃいけない。
 と激しく自分を戒めなければ。

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近視の老眼との闘い

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 45歳ぐらいから、メガネで近くの書類の文字がぼやっとすることが出始めてきた。
 老眼の始まりだ。
 それと気づくのに少し時間がかかった。
 最初はメガネが合わなくなったのかと思ったりしていたからだ。
 今年になり、遂に老眼対策を開始した。
 初めは、この機会だからと、遠近両用のコンタクトレンズを試してみた。
 裸眼のような状態で、遠くはもちろん近くも見える。
 こりゃあ便利だ、と思った。
 しかし、本当の近くの細かな書類の文字はにじんでしまう。
 結果、書類作業の今の仕事では転記ミスなどが発生する。
 あかん。
 結局、悩んだ挙句、遠近両用のメガネを購入した。
 何箇所がメガネ店を回ったが、遠近両用の原理はどれも同じ。
 レンズの上の方が近視用。
 下の方が度数が弱くなる老眼対策、という設計である。
 度数が途中で徐々に変わっていくので、目を動かす瞬間、風景がゆがむ。
 もやっ、とするので気持ち悪くなる。
 だから、目ではなく、顔を動かすようにしなくてはならない。
 慣れるまで1ヶ月以上かかる。
 ・・・と言われると気鬱になるが、まあ、しょうがない。
 原理がどのメガネ店も一緒だったので、一番価格の安い弐萬円堂で買った。
 接客も良かった。
 コンタクトレンズについては、先日買った2Weeks用コンタクトレンズが無駄になるが、仕事で使えない以上しょうがない。
 週末ごとに使うようにしようか、細かな文字を読まなくて良いような業務に異動になるまで保管する手もある。
 休日用に1dayというものを買おうかとコンタクトレンズ屋さんに聞いたら、1種類しかないとのこと。
 私みたいなニーズはあまりないのだろうか?
 最終的にはやはり老眼&近視対策用のレーシック手術かなあと思ったりもしているが、先立つものと時間を考えると、すぐには決意できない。
 しばらくはメガネやコンタクトと自分の見え方の格闘だな、と思う。

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健康について(針とルームランナーの話)

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 健康に関する課題はいくつかある。
 長年の懸案事項はγーGTPの値が高いこと。
 最近の傾向としては血圧が少し上がってきていること。
 その他、尿酸値やらコレステロールやら糖尿病の気やらも昨年の人間ドックでは指摘された。
 どれもこれも運動不足とストレスから来るものだと思われる。
 が、運動不足が一番の原因だと思う。
 ということで昨年暮にルームランナーを購入し、一念発起して週に一回ずつ走り始めた。
 4月末に行われる「魚津しんきろうマラソン」の5kmのコースに出場、完走することを目的とした。
 結果、なんとか完走し、去年、全く練習せずに出て途中で歩いたときよりもタイムも縮まった。
 それから半年、仕事が忙しいこともあり、ルームランナーはもっぱら次男の愛用機となっていた。
 何度か走ろうとしたこともあったが、週末はいつも疲れがたまっており、ぐったりしていることが多かったため、少しでも体を休めようと、断念してきた。
 さて今日。
 右肩がずっと痛く、ほぼ毎週マッサージに通ったが、なかなか取れない。
 かれこれ半年以上、痛みが続いた。
 大阪時代にも同様のことがあり、社宅近くの接骨院で受けた針治療が良かったため、この辺でも探していた。
 偶然、母が通っていたHという接骨院が針治療をしているということを聞き、行ってみた。
 鍼灸師は私の右肩やら左肩やら数ヶ所を軽くもみ、いつごろから傷むか、とかいくつかの質問をした後、おもむろに「じゃあ、針、しますね」と言って針治療をしてくれた。
 痛いのは右肩だが、なぜか左の脛、ふくらはぎ、そして首の後ろ、合計6箇所ぐらいに針を打ってくれた。
 その後電気を当て暖める。
 それだけでかなり痛みが引いた。
 保健が使えて910円。(たぶん初診料込み)
 え?これって・・・。今までの「毎回3千円」とかのマッサージ代はなんだったのか。
 (まあ、マッサージは全身、今日の治療は局部、という違いはあるが)
 それで右肩の痛みが軽くなったのをこれ幸いと、早速夜ルームランナーに乗り、半年ぶりに走った。
 もちろんいきなり30分はきついので、とりあえず10分。
 これだけ走るだけでも十分汗をかいた。
 さあ、自律神経よ、不随意筋よ、どんどん動き出せ。
 健康を取り戻そう。

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富山にもあった「当尾の里」神通峡

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 富山県富山市の南部、旧大沢野町、旧細入村のあたり、岐阜県との県境近くに「神通峡」という峡谷がある。
 秋は紅葉が素晴らしく美しいと聞いている。
 その中でも最南部に「猪谷」というところがある。
 冬は富山県の中でも最も積雪量の多いところだ。
 その猪谷に行って来た。
 JR高山線に「猪谷駅」という駅がある。
 その猪谷駅を背中にしてまっすぐ東へ向かう。
 国道41号線を突っ切り、峡谷にかかる橋を渡ると目の前を道路が横切っている。
 突き当たりは神社だ。
 神社の名は<素盞雄社>とある。
 いやあ、こんな山里に来てスサノオのミコトに出会うとは驚きである。
 神話の世界では、どちらかと言うとアマテラス様を困らせた、荒ぶる神であり、場合によっては反逆者のように扱われることもある神様である。
 ではあるが、この神様は、姉のアマテラスと妹(?)のツクヨミとの三柱で、日本神話の一つの重要な固まりを構成している。アウトローではあるが、日本の成り立ちにおいて、たぶんなくてはならない存在なのである。
 そういう微妙な神様がこういうところでしっかり信仰されているというのが、不思議な感じがした。
 さて、我々の目的はここではなく、道を右に折れてしばらく行ったところにある「宝樹寺」というお寺である。
 ここは元々は真言宗のお寺だったものが、室町時代に浄土宗に改宗され今日に至るということで、本尊の阿弥陀如来は恵心僧都源信が作ったものだという。
 あいにく御堂には入れなかったが、境内には地蔵菩薩や空海の石像や弥勒菩薩らしき円形の石仏など、様々な仏様がいらした。
 寺の外にも石仏の祠があり、さらには先ほどの素盞雄社から少し入ったところには<野仏群>があったり、もっと北上した道路沿いにも石仏の祠があり、さだめし<当尾の里>のような趣である。
 いやあ、素晴らしい。
 道のそこかしこに石仏が点在している。
 まるで旅人を慰めてくれるようなたたずまいだ。
神通峡の野仏群
 ちなみに、当尾の里は「とおのおのさと」と読み、奈良県と京都府とのほぼ県境にある野仏が道端に多数点在している一帯を指す。
 私から見ると奈良県の入り口に当たる場所なので、奈良県だと思うが、行政区分上は京都府らしい。
 その昔は寺の堂宇が沢山あり、大変賑わっていた寺町だったようだ。
 今は浄瑠璃寺と岩船寺の2ケ寺しかない。
 その二つの寺を結ぶ道沿いに、野仏が点在しているのである。
 ほっとするのは「笑い仏」と呼ばれる、道からちょっと離れたところに斜めになっておわす仏様である。
 富山県の猪谷の方々にとっては「富山の当尾の里」なんてネーミングされるのは迷惑な話だと思う。
 が、私はあえてそう呼びたい。
 素晴らしいところだ。猪谷。
 写真については、不定期ブログ「富山の路傍の石仏をたずねて」(http://toyamanosekibutsu.blog95.fc2.com/)をご参照下さい。

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メガネ屋さんについて

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 私の自宅の近くに、メガネ屋さんが4軒ある。
 いずれも大手ばっかりだ。
 老眼対策のため、とりあえず遠近両用のコンタクトにしたのだが、遠近両用のコンタクトは、結局、最も近いところで見る細かい文字は見えないのである!
 近い距離の小さな文字は、裸眼でしか見えない。
 仕事上、書類に書かれた細かな文字を読まなければ始まらないという現実があり、そうすると、結局仕事ではコンタクトでは役に立たないということになる。
 1万円以上かけて3ヶ月分買ったばかりなのに・・・、である。
 今までのメガネでは、手元の資料を見る都度、メガネを頭の上にずらして、ど根性ガエルのひろし状態になってしまう。ずらしたりかけたりを最近は特に頻繁に行うようになった。
 とても面倒だ。
 かといってコンタクトでは十分役に立たない。
 となると、やはり遠近両用のメガネか?
 いや、遠近両用のメガネといっても、その都度ずらすか、目を微妙に下向きに動かさなくてはならず、これまた大変高度な技術というか、目が疲れそうだ。
 でもやはり選択肢としてはそれぐらいしかなさそう。
 というわけで、順繰りに4軒のメガネ屋さんを回った。
 A店。
 これまでずっとここで買ってきた。
 対応も良い。もし遠近両用にするとしても、フレームは今のものを使えるので、レンズ代2万4千円ほどだけで済む。しかも交換する時にメガネを渡し、1時間もあれば新しいレンズを入れたメガネの状態になるらしい。
 B店。
 買わないけど、と言いつつ入ったのだが、しっかり視力検査をしてくれて、メガネの使い方についても丁寧に教えてくれた。しかも金額はフレーム込みで一律2万円。
 C店。
 富山では老舗であるが、店には誰もいない。いぶかしげに出てきた人は店長。店長しかいないのか。
 とりあえず彼が説明してくれたのは、レンズの値段。一枚1万7千円から、とのこと。それに加えてフレームが3万円から。「今なら2割引です」と言ってくれたが、どう考えても5~6万円はかかる。
 視力検査も何もなし。いきなりレンズの値段の説明だけで終わった。
(よほど貧乏人だと思われたのかな?)
 D店。
 たぶん富山県内で一番多くの店舗を有していると思われる。
 店員は3人か4人、フルでお客様対応をしている。
 2分お待ち下さい、と言われ、すぐに対応してくれた。
 コンタクトにしようか遠近両用メガネにしようか悩んでいると言ったら、視力測定をし、かなり詳細にレンズの調整をし、使い方などについても説明してくれた。
 高そうな感じを受けていたが、レンズは2枚で1万7千円。C店の半分の値段だ。フレームは1万円程度以上。
 ということで、ここなら3万円程度で買えそう。
 遠近両用のレンズの特徴、使い方はどのメガネ屋さんも同じだった。
 コンタクトのように真ん中が老眼用で周囲が近視用というようなものはなかった。
 やはり目に直接くっつけるのと、鼻の上に置いて目から少し離れた状態で見るのの違いだろうか。
 ということで、値段、店の対応、などを考慮すると、どうやら一律2万円のB店に軍配が上がりそうな気がする。

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人間ドックの空き時間を利用して

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 昨日から今日にかけて人間ドックを受けてきた。
 人間ドックの前の日というのは、一番うれしい。
 まるでピクニックにでも出かける前の日みたいなウキウキ気分である。
 大して時間があるわけでもないのに、日頃読めない本を大量にカバンに詰め込み、さあ、読むぞ!と勢い込んでいる。
 とりあえずの目標は三つあった。
 ①通信教育の最終回分を全部やりきること
 ②「記帳適時性証明書」について学習すること
 ③仕事関係の考察をすること
 この中でも①の通信教育はなんとか昨夜中に仕上げてしまいたかった。
 15日が締め切りだからである。
 なんとかできた。
 しかしやはり1、2時間でできる代物ではなかった。
 十分9時近くまでかかった。
 一服、と思い、事前に仕込んであったワインを飲んだ。
 ゆっくり一時間かけて飲んだ。
 バッターアウツ!である。
 その後の学習は、パラパラ読み程度となり、②はアウトラインはつかめたものの、自分の言葉で整理し直すまでには至らず、③の仕事の考察は頭からそもそも抜けてしまい、代わりに『心がスーッとなるブッダの呼吸法』(高田明和氏著)という本を読んでしまった。この本は以前にも一度読んだのだが、再読である。いい本だと思う。

 という次第で、やはり、意気込んだわりには大したことはできなかったが、それでも4時間ぐらいかけて懸案の通信教育最終回分をしっかりやり終えることができたことは大きい。
 おかげで今週の土曜日は別のことにあてがうことができる。(たぶん仕事関連にならざるを得ないと思うが)
 人間ドックの結果は、γ-GTPが176。去年よりも50程度数値が悪化した。アルコール。確かにここのところ会社の帰りによく飲んでいるし、量もちょっと多い。
 週末、いつも疲れて寝てばっかりいたのは、そこらあたりに原因があったのかも知れない。
 アルコールを少し控えて、やはり運動を週に一回はやらなきゃ。
 胃カメラを3年ぶりに飲んだ。
 以前よりも飲みやすくなったような気がする。ドクターの腕だろうか?それとも病院が違うからか?
 理由はわからないが、ポリープが1個、胃炎が1箇所あり、それぞれ生体を摘出され精密検査に回すとのこと。
 大腸。これも内視鏡を入れてもらったが、異常なし。
 ということで、1年ぶりのワクワク人間ドック。
 一つの目的は達成し、しっかり健康度のチェックもしてもらい、無事終了。
 妻にもそろそろ受けさせねば。

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知的ワクワク「とやまキトキトBIZねっと」33回目の例会

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 とやまキトキトBIZねっとという異業種交流会&勉強会がある。
 今日はその33回目の例会であった。
 今日のテーマは「私の人生に影響を与えた一冊」ということで、運営委員4人がそれぞれ自分の人生に影響を与えた本を紹介するというものだった。
 初めの講師は、某公的機関に勤務するIさん。
 紹介本は沢木耕太郎氏の『深夜特急1~6』(新潮文庫)。
 私も「1」は持っているが、まだ最初の数ページを読んだだけで止まっている。(こういうのは読んだとは言わない)
 彼は大学時代にこれを読んで、卒業直前にインド旅行をしたらしい。
 そこでまさしくインドらしい大変な体験をしたということだが、思わず藤原新也氏の『印度放浪』を思い出した。
 <人間は犬に食われるほど自由だ>というコピーと犬に食われている人の死体が衝撃だった。
 二人目。
 某金融期間勤務のH氏。
 渡邉美樹氏の『渡邉美樹の夢に日付を!夢実現の手帳術』(あさ出版)である。
 ご存知、今をときめくワタミフーズのCEOであり、テレビなどにもよく出演されている。
(この本は私も読んだ)
 人は皆色々な願望や夢や目標を持っているが、おざなりになっていないだろうか。
 いつ実現・達成したいのか。
 具体的な達成目標時期がなければ、ただの願望でしかない。
 実現したい時期をはっきりさせれば、そこまでのステップやプロセスが見える。
 具体的なプロセスが見えれば、実現可能性はぐっと高まる。
 そうやって日付を入れていくことで、自分の願望を引き寄せることができる、という話。
 この本が凄いところは、著者の渡邉美樹さん自身が、それを実践し、かつ実現している最中の人物だということである。
 事実は何よりインパクトがある。
 三人目は独立コンサルタントの成川友仁氏。
 本は中根千枝さんの『タテ社会の力学』(講談社学術文庫)他の三部作である。
 中根千枝さんは、私も大学生の時に、日本の文化人類学の先駆者の一人として知り、本も何冊か買った覚えがあるが、残念ながら数ページめくって断念してしまった。
 中根さんの言う<タテ社会>というのは、もちろん日本の社会構造を分析したものであるが、いわゆる上下関係がしっかりしている社会、という意味ではなく「ムラ社会」であり、ある共通の属性を持つ人々がすぐに群れたがり、コミュニティを作り、その中で上下関係を構築し、その中のルールで部内者部外者を分け、規範ができてしまう、ということを指しているらしい。そのため、たとえば「いじめはいけない」というような常識的なルールがあっても、そのコミュニティの中にもう一つ別のルールがあると、いわゆる二重規範ができ、構成員はその規範のギャップに苦しむ人、平気な人が出てくる。苦しむ人は本来的には正常な人なのだが、コミュニティ内部の規範に従わないと、異常な人として排斥される。
 これが中根千枝さんが分析した「タテ社会」だろうと思う。(すみません、私の解釈も入っています)
 この本は大変読みやすいということであったので、早速買ってみようと思う。
 しんがりは今年独立開業を果たした中野英一郎氏である。
 本は色川武大氏の『うらおもて人生論』(新潮文庫)である。
 いやっ。これは知らなかった。
 <プロはフォーム>
 <フォームを崩してはいけない>
 <得るものがあれば失うものもある>
 <何かを失ってこそ、得ることができる(拘泥してはいけない)>
 <中途半端な反省はしない方がいい。(角が取れて丸くなって特長がなくなるから)>
 最後の箴言は「角を矯めて牛を殺す」という中国の格言にも共通する。
 自分らしさを大切に、ということだろうか。
 <プロは6勝って4負ける、それを維持すれば負けることを恐れなくて良い>
 含蓄だ。
 この本も買っておこう。
 ということで、大変刺激に満ちた1時間であった。
 本を紹介し、さらにそれにまつわる思いを語るということは、自分の人生の一部をさらけだすことでもあり、大変勇気のいることだと思うが、そういうのをものともせず、開陳して下さったのはありがたいことだ。
  講師の皆さん、お疲れ様でした。そして、大変ありがとうございました。

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熊続報

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 魚津でも熊が出たらしい。
 という言い方は少し変だ。
 魚津は熊の歩行者天国のようなところで、毎年出ている。
 今回の異様な点は、海岸沿い<しんきろうロード>に出たというところである。
 昨日の富山市の海岸通りで出たのと同じようなシチュエーションだ。
 昨日の熊とは別物であろうとのことだが、恐らく、山から川沿いに伝ってきて海まで出てしまったという点は同じである。
 私の家よりも下手である。
 なんせ海沿いなのだから。
 もうどこへ行っても熊だらけなのではないか。
 ある調査では、今年9月末で日本全国で2366頭の熊が出現しているとのことだ。
 今月に入ってから「熊出現」という情報が頻出していることを考えると、年内で4000~5000頭にのぼるのではないか。
 彼らは、100メートルを7~8秒で走るのだそうだ。
 ベン・ジョンソンやカール・ルイスよりも早いのである。
 追っかけられたら、逃げ切れないのだ。
 なんちゅうこっちゃ!
 いずれにせよ、どこへ行っても熊、というのは、やはりあまりいい感じはしない。
 プーさんみたいなくまばっかりだったらいいのだが・・・。

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