1.書名 本がどんどん読める本
2.著者名 園 善博
3.出版社 講談社
4.読了日 H21.7.4
5.ポイント
前に読んだポール・シーリーのフォト・リーディングの手法と極めて近い。
やはり、目的を持つこと、全体を眺めること、質問を投げかけて著者と対話するようにして読むこと、パラパラめくること、などがスピード読書術の共通的なやり方なんだなと思った。
<読書の前提>
まず目的を持つこと
達成したときの状態をイメージすること
<読書の進め方>
(1) 目次を読んで何が書いてあるのか想像する。目次を書き出す。
大見出しをまず、全部書き出す。(中見出しや小見出しのスペースを空けておく)
次に中見出しを全部書き出す。(小見出しのスペースを空けておく)
次に小見出しを全部書き出す。
※極力、目次の丸写しではなく、本をめくりながら行う。
(2) プリペアードマインドをセットする。
① その本を読む目的を明確にする。
② どんな知識が学べるか想像する。
③ 本を読んで学習したことでどんな「ごほうび」が得られるか想像し、言葉で表す。
(3) プライミングを行う。
① 目的に関わりそうな単語を「ウォーリーを探せ」の感覚で探すようにざっと見る。
② パラパラ読みを行う。
(4) 複数の質問を設定する。(詳細把握の技法)
① その質問に関するキーワードを頼りに本を読んでいく。(ターゲットリーディング)
② 一つの質問が終わったら、次に二つ目の質問で同じことをしていく。以下同様。
(5) 答を得たら要点をメモしておく。
メモの手順は、(1)のツリー構造と同じように書いていく。
(6) 読み終わったらメモを見ながらブリーフィングを行う。(内容の振り返り)
(参考)エビングハウス曲線を活用した効果的な学習のこと
ベストな復習スケジュール:学習した翌日に1回目、1週間後に2回目、その2週間後に3回目、さらにその1ヵ月後に4回目と、2ヶ月かけて4回の復習をする。
やり方は、ページをめくってポイントだけ読むとか、目次を見て記憶のあやふやな ところだけ読み返すとか、要点メモをチェックするなど、簡単に。
投稿者「kazuto nakajin」のアーカイブ
家で久しぶりに映画を観た
趣味は映画(またはビデオ・・・DVD)鑑賞。
ではあるが、大阪の単身から帰ってきてからはテレビも含め、ほとんど観ていない。
夕べ、少し早く帰ってこれたので、久しぶりに映画を観ようと思って、妻もなじみのある「Xファイル」を観た。
「Xファイル~ザ・ムービー~真実を求めて」である。
「Xファイル」と言えば、宇宙人を中心としつつ、超能力やらなんやら、常識では考えられないような出来事を、解決または迷宮入りする、というものであり、今回も大掛かりな謎や仕掛けがあるのかと期待したがさにあらず。
人の頭部を他人の体に移殖し、その「頭部を持つ人の本人性」を保ちながら生きるために、他人を誘拐して、それを、犯人と昔性交渉のあった人が透視する、といったような設定で、面白くはあるのだが、テレビの一回分といった感じで、予告編がなんだかワクワクさせるような作りだっただけに、少し寂しい感じがした。
モルダーはすっかりおっさんになっており、テレビ時代の若々しさを感じられるような場面はほとんどなく、スカリーは相変わらず合理主義者でかつ人をとことん追及するところは変わらないが、悩み多きちょっと年配の女医さんになってしまって、その割には夜はあちこち出歩くことができる。超人的な活動力だ。
最後は昔の上司のスキナー副長官(今、何をやっているのだろう?)が出てきて、スカリーと二人で悪人たちをやっつけるのだが、ほとんど抵抗を受けずに、囚われの人もモルダーも助けるという危なっかしいことを淡々とやってしまうという、作りの安易さすら感じられた。
ま、モルダーとスカリーが出ている、というだけかな。
舌噛んだ
また舌を噛んだ。
最近、食事中に舌を噛むことが多い。
ここ1年ほどで、何回噛んだことだろう。
とても痛い。
歯にとっては、肉をがぶりと噛むような食感があって決して悪くはないのだが、その瞬間飛び上がるような痛みが駆け抜ける。
思えば、昨年の6月頃から噛む機会が増えたような気がする。
何か、あせってでもいるのだろうか。
食べる時に慌てているのかも知れない。
あるいは、口が小さくなったのだろうか?
ほんまに、よく噛むのである。
食堂でも、秋吉でも、家でも・・・。
ちょっと気をつけよう。
スローライフの話
辻信一という人の話を聞いた。
魚津市の天神山にある「新川学びの森天神山交流館」で行われた「森のゆめ市民大学」という市民参加型の生涯学習クラブ、みたいなものであろうか。
先月、友人の誘いで行き始めた。
元々は故・筑紫哲也氏が始めたものらしい。
100人以上の人が聴講していた。
話は、現代文明の危うさと経済成長のペースを落とさなければ、人類にとって致命的な破綻が訪れるよ、というような内容。
化石燃料が永遠に続く、ということを前提に、我々の社会は作られている。
都市の集積もそうだ。
「石油」がだめなら「原発」で、という発想はその域を出ていない。
となると、地球の地下にほぼ無限大にあると言われている「地熱」についても同じレベルの発想だと言われるかも。
しかし、では、今、何をどうしたらいいのか。
ものを食べるためには食糧を買わねばならないし、そのためにはお金がいる。
お金を得るためには仕事をしなくてはならないし、そのために会社で働く。
会社に行くには車か電車で出勤しなくてはならないし、そのためには間違いなく化石燃料などの大きなエネルギーを出すものに頼らざるを得ない。
今の社会構造を変えることが我々一人ひとりにできるのか。
と考えた途端、思考は停止してしまう。
辻氏は、まずは地産地消から、と言っておられた。
私たちにできること、というのがもう一つのメッセージだ。
晴耕雨読、という暮らし方ができれば、私もそうしたいところだ。
しかしなかなかそうはいかないのが現状である。
太陽光発電などはどうなんだろう?
静脈経済という考え方や、それを担うビジネスもある。
そういうレベルでものを考えるのが、そもそもマインドセットが変わっていないということかも知れないが、一気に色んなことを変えることはできない以上、徐々にそういうものに参加していくことで、文明の崩壊を緩やかなものにできるかも知れない。
色々と考えさせられる講演だった。
トキを見た!
妻から、黒部に来ているトキの「トキメキさん」を仕事の途中に見かける、という話を聞いていた。
だからというわけではないが、今日は妻の仕事場へ送り迎えをし、帰路、トキのいそうな場所を教えてもらいながら帰ってきた。
今日もいるよ、と聞いたので、ワクワクしながらその場所へ。
なんの変哲もない休耕田のあぜ道のところに「トキメキさん」はいた。

真ん中のやや右、黒っぽいのが「彼女」である。
エサでもついばんでいるのか、ほとんど下を向いており、たまに顔を上げては少し歩き回る、という感じだ。
ある意味、哲学者の散歩のようでもある。
アマチュアカメラマンが10人以上。
巨大望遠レンズを構えて、トキの飛び立つ姿を待っているのか、じっとカメラを向け、時々彼女の動きに合わせ、カシャ、カシャと乾いた音がしていた。
そのほかにもギャラリーが全部で50人ぐらいいたか。
超人気者の「トキメキさん」であった。
ちょっと心の休養を
まったく新しい、未経験の仕事について早一年。
7月からは少し待遇が変わる。
しかし、当初言われていたのとはちょっと趣が違う。
それと、管理職になるということもあり、なんだかぼんやりとした不安で、この1週間、心がざわついていた。
気持ちが落ち着かないと、流されてしまう。
そんなことを思い、少し「来し方、行く末」について考えを整理しなくてはと考えた。
自分の部屋でやるよりも環境を変えてやった方がいいな、と思い、ノートと筆記具を持って近くの海に出かけた。

少しは涼しいかな?
そして、テーブルのある場所で涼みながら考えたいな
と思っていたが、テーブルのあるところは、何人かの工員風の人たちが打ち合わせらしきことをしていたので使えず、テトラポットのところは、ちと暑い。(テトラポットがだいぶんひび割れしているのが少し気になった・・・やはり社会資本のメンテナンスが必要な時期に来ているのかも、なんてことを考えつつも、思考は「考える場所」探しに戻り、)
さすがに最高気温が34℃と言われている日だけあって、海岸にそのままいるというのは、直射日光に当たりにいるようなもので、さてどうしようかと思っていたら、うまい具合に木陰があった。
テーブルはなかったものの、その木陰に入ると、意外に涼しい。
こりゃいいや、と思って、そのまま地面に座り、海をぼんやり眺めながら、ハイファイセットの「海を見ていた午後」のメロディーなんかを思い出しつつ、今、午前だろ!と一人突っ込みを入れながら、頭に浮かぶ様々な事柄をノートにメモしていった。
ランダムではあるが、少しずつ色んな事柄がつながっていき、一つのイメージめいたものが出来上がった。
自分が進みたい道、今やっていること、自分の持ち味、自分に足りないこと、今日すぐにすべきこと、などなど、少しは整理ができたような気がする。
うん、たまに海に出かけるのもいいもんだ。
山口からの旅人
トミさんという人がいる。
山口県出身だが地元にはなかなか帰られない立場の人だ。
前の会社で同僚だった。
同じ会社の同じような立場の者として全体感をもって協力していかなければならない立場だったはずだが、どちらかというとお互いの部益代表みたいな感じで、争うことも多かった。
いや、争うというより、彼特有のロジックでもってやりこめられる一方だったような気がする。
私より一回りぐらい若く、しかしとても頭が良く、かつドライで、でも熱情的でもあり、ああ、出世する人間ってのはこういう人物なんだなあと感心していた。
その彼から電話をいただいた。
管理者の送別会が終わって、会社にまた戻っての電話だった。(相変わらず、仕事が好きというか責任感が強いというか、立つ鳥後を濁さずというか・・・)
人事異動で大阪に転勤されるとのことだった。
世話になったとの挨拶だった。
一年も離れているのに、ご丁寧なことだと大変ありがたく感じた。
大阪の南エリアの担当だ。
なにかと大変な地域である。
しかし彼ならなんとかやっていけるだろう。
体に気をつけて頑張っていただきたい。
ありがとうございました、トミさん。
また何かの折があればよろしく。
カラオケ超しっぱい!(加藤ミリヤの「Love Forever]
加藤ミリヤという歌手がいる。らしい。(会ったこともないのでよくわからん)
ラジオで偶然この人の「Love Forever」という歌を聞いて、一発で気に入った。
友人の人事異動などがあったら歌って感謝の意を示そうと思っていた。
軽く歌えるものと思っていた。
偶然今日その日が突然やってきた。
歌った。
あれ?
音程が合わん。
そりゃそうだ。
考えてみたら彼女は女性で、私は男。
音楽プレイヤーで聴きながら鼻歌を歌っている分には「おれ、いけるじゃん」なんて思っていたが、いざ歌うとなるとすごい低い音程か、またはがなりたてるようなハイトーンじゃなきゃいかん。
しかもラップっぽい歌ときている。
ということで、皆さんは一応手拍子をしてくれたが、かなり「こいつ、何歌うてんねん」という気になったに違いない。
それくらいひどい音程でがなりたててしまった。
もうちょっとしっかり音程のコントロールも含め、練習とコントローラ操作などの事前準備が必要だ。
よりによってご栄転される皆さんの送別会という場で・・・。(主旨は合っていたと思うが)
ということで、カラオケ大失敗の巻であった。
気負いの週末
さあああああ、読書するぞおおおおお
っと臨んだこの週末だったが、土曜は家の庭の木の伐採作業で半日以上費やし、午後は会社の同僚と電話で長い打ち合わせをし、その後は元々予定していた買い物やら吸玉マッサージやら。
夜も元から予定していた従弟との打ち合わせがあり、ザッツオール。
今日は、突如下の子が富山の呉羽まで連れて行ってくれとのたまわり、早朝起床で眠い目をこすりながら往復2時間のドライブ。さすがにしんどくて帰宅後即次男のベッドへ。
ようやく10時過ぎに本格的に起床し、研修のレポート作成。
午後の後半再び次男を迎えに行くため、はるばる呉羽までドライブ。
終わりの時間が流動的だったため、帰宅したのは午後6時。
夕食をはさんで、昨日同僚にさんざん注文いただいた週間スケジュール作りに頭を悩ませているところへ、今度は長男が、パソコンのネットワークがおかしいだのなんだのとSOSを求めてきて、一緒に検討。
あっという間に午後10時。
風呂に入って再度スケジューリングの詰め。
ま、あまり考えすぎても相手もあることなので、この辺にして、いざ明日からの戦陣へ再び臨もうか。
1週間東京へ行ってきて、色々あったが、明日からまた気持ちも新たに頑張ろう。
レジの紙袋復活
クスリのA木という薬局、じゃない、ドラッグストアに行ってきた。
男性用化粧品をいくつか買わなければならないことを思い出し、外出の途中に寄ったのだ。
4点ばかし買い物をして、レジへ。
レジの人「マイバッグはありますか?」
私(ありゃ!、なんも考えてへんわ)「いや、・・・抱えて行きますから、いいです」
レジの人「では・・・無料の紙袋がありますけど、それにお入れしますか?」
私(そりゃあ願ったり叶ったり、助かる)「あ、それでお願いします」
レジの人「かしこまりました」と、おもむろに小ぶりの紙袋に入れ、商品の上の部分できっちり折り曲げてレジのテープを貼る。
といった次第で、久しぶりに紙袋というものを見たのだが、折り曲げのところがぴっちりしすぎていて、持った瞬間に、折り曲げ部分にピシッと破けてしまった。
紙袋、とってもいいものだが、折り曲げる場所に気をつけないと、商品の角で破けてしまう。
昔の人はその辺の機微を心得ていて、少し余裕を持たせて折り曲げたものだが、最近の人は慣れないせいか、そういうのはまだわからないだろう。
でも、徐々に慣れていき、どの辺で折り曲げるのがベターかということもわかっていくのだろうな。
う~ん、それにしても、意外なことで紙袋が復活していたとは・・・。