剱岳を望む町での交流分析カフェと20年ぶりの歯医者さん(痛!)

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10月になり、コロナウイルス感染症の新規陽性者数が減少してきたこともあり、以前からお声がけをしていた「交流分析カフェ」を、ある方々と一緒に始めました。場所は上市町の剱岳など立山連峰を望む某所。一緒に学ぶ仲間は約10名。

ゆくゆくは全ての高校生に交流分析の「知恵」をお伝えしたいという気持ちを持ちつつ、今は少しずつ自分のできる範囲での取組です。

偶然、市から歯科検診に行きなさいという案内ハガキをいただき、しばらく温めていたのですが、10月という何か今ならというような気になって、息子たちがいい歯医者さんだよと言っている市内の歯科医院に行ってきました。今日が3回目。1回目は市の指定検診。レントゲンを撮って異常があるかないかを見るもので、外見は異常なしとの見立てだったのですが、折角だから溜まっている歯石を取りませんか?という提案をもらいました。私自身、大阪から帰ってきて、しばらくのちに近所の歯医者さんに「歯石を取って欲しいのですが」と予約のつもりで電話をしたら、「うちはそういうのはやってません」と言われ、爾来、大阪で最後に歯医者さんに行った時から通算約20年間、歯医者さんの門をくぐったことがありませんでした。そういうこともあったので、こちらとしても是非歯石除去をお願いしたいということで、先週と今日の2回にわたり、歯石除去作業をしてもらいました。さあこれで晴れて放免、と思っていたら、件のレントゲン写真を見せられ、あなたはここの歯が実は虫歯なんです、とショッキングな宣告。しかも「相当やばいかも知れません」という言い知れぬ恐怖を覚えるような付け足しまでいただく始末です。最近は麻酔技術も進んでいると期待してはいるものの、20年間放置したつけかなあと思ってみたり、いやいや、20年間歯医者さんに行かなかったにしては、虫歯が一本だけ、しかも自覚症状なし、というのは良い方ではないだろうか、と自画自賛の気持ちになったり。

今日は色々揺れ動いた一日でした。

交流分析カフェで使用している交流分析の基礎テキストと図書館で借りた本(双方に関係はありません)

写真の『知的文章術入門』は、地元の図書館で借りたものですが、とっても良い内容です。しかも著者が素晴らしい。1936年のお生まれということですからあと15年で100歳になられるお年であるにもかかわらず、現役の大学の先生で、zoomだウィキペディアだ大江健三郎だ『スマホ脳(今年の流行本の一つ)』だコピペがなぜいけないかだフェイクニュースだ英語だなんだと、ご自身の専門分野を土台にしつつ新しいことも沢山取り入れ、いまどきの若い人にもわかりやすい文章読本になっています。(あ、既に長文になってしまい、この本の教えを逸脱してしまいました。反省。)特に行政文書のわかりにくさについて、極めて明快な解説とあるべき文章を鮮やかに提示されている辺りは、行政官の方々はもとより、私自身も(行政官ではありませんが)とくと見習うべき点だと感じ入っています。

さて、今夜からまたブラッシングを楽しみます。

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