角さんが心していた「10の反省」

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 昨年暮れにセブンイレブンが小林吉弥さんの編集になる「田中角栄名語録 日めくりカレンダー2017」なるものを販売しており、購入して机の上に置いて日々玩味しておりました。(今年は出ているのかどうかわかりませんが。)
 昨日と今日のカレンダーには角さんが「心している」という「10の反省」が2回に分けて記してありました。
 自らの備忘のためここに記しておきます。
①友達と仲良くしたか
②お年寄りに親切にしたか
③弱い者いじめはしなかったか
④生き物や草花を大事にしたか
⑤約束は守ったか
⑥交通ルールは守ったか
⑦親や先生など人の言うことをよく聞いたか
⑧人に迷惑をかけなかったか
⑩正しいことに勇気を持って行動したか
 これらのことはこの人の語ったものを読むと、たぶんにお母様の教えから来ているものが多いのではないかと感じます。
 しかしたったこれだけの項目ではありますが、自分自身で考えるといかにこの10項目を日々やり切ることが難しいか、額の後ろに汗がにじみ出てくるような気がします。
 来年はまずこれらのことが一つでも、一日でもできるよう改めて心していきたいと思いました。

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映画「インビクタス 負けざる者たち」に学ぶリーダーシップ

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 ご存知の方々にとっては今さらという感じでしょうが。
 2年ほど前に友人から「リーダーシップを学ぶなら映画『インビクタス 負けざる者たち』というのがお勧めですよ」と教えられ、以後ずっと気になっていました。
 先だってある団体の管理者研修の講師を仰せつかり、「リーダーシップ」についてというお題をいただきました。
 ドラッカーや倉益幸弘さんのインパクト・コンサルティングで教わった実学などを盛り込みつつ研修内容を固めていきました。
 そうする中で、講義とワークばっかりでもなあと思いつつ、この映画を観てみました。使える部分(失礼な言い方かもしれませんが)がとても多く、これは是非参加者にも観てもらおうと考え、映画の一部分だけではありますが、研修の中に織り込みました。

 私自身はこの映画から次のことを感じ取りました。

 リーダーとは次のような存在である。
 ・方向性を明示する、ぶれない
 ・その気にさせる、実力以上の力を発揮させる
 ・フォロワーに動いてもらう
 ・間違いを正す、動機づけをする(明示的、暗示的)
 ・自分の役割発揮のために他人に働きかけを行う(誰が選んだのであろうとポジションが役割を規定するのである)

 既にドラッカーが「リーダーシップはスキルであり学ぶことができるものだ」と言っています。
 学ばずにできている人もいるとは思いますが、少なくとも後天的に習得できないものではないというのがドラッカーの見方です。といういようなことをお伝えして研修を進めました。

 参加者の受け止めがどうだったかはわかりませんが、この映画、自分としては研修内容にしっかりフィットしていたのではないかなと感じています。

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