中学生の頃から、私は人さまから「メモ魔」と呼ばれるくらいによくメモを取っていました。
そのため手帳は必携品。
スケジュール管理という目的もあったため、年々手帳のサイズは大きく分厚くなり、能率手帳、システム手帳、それもバイブルサイズやらB6版やら、昨年当初はA5のマンダラ手帳なるものにまで手を出し(結局使えず仕舞でしたが)、どんどん携帯性を損なっていく一方でした。
しかし今年の4月に独立してからは、ダイヤリー形式の手帳をやめました。理由は次のとおりです。
①スマホのカレンダーアプリがパソコンのGoogleカレンダーと同期が取れ、スマホかネットにつながっているパソコンがあれば、いつでもどこからでもスケジュールが更新できる。
②手帳の狭いスペースで書いたり消したりする面倒さがない。
③仮の予定は「仮」として、固まっている予定と画面上で並べて見ることができる。そのためスケジュールの情報があった瞬間に書き込んでおけば、バッティングする心配はない。
④年度をまたいでスケジュールを立てることができる(例えば6月時点で来年の8月の予定を記入できる。年度形式だと翌年のカレンダーがついているものもあるが新年度に新しい手帳に転記する手間がある)。
⑤それらのデータはクラウドのデータが消えてしまわない限り残っている。しかもスマホとGoogleカレンダーは別のソフトなので、仮に一方のクラウドが消失するようなトラブルがあっても片方が残っていれば大丈夫(と思われる)。
⑥万一私のスケジュールが漏洩しても国家が転覆するような恐れはない。
ということで、必要なメモはRHODIAの8.5×12センチメモに取っていたのですが、約8カ月それでやってきて、少しだけ物足りなさを感じ始めています。
それは、未来の世の中の動き(自分自身のスケジュールではなく)を一覧できるようなものが欲しいという、もやっとしたものです。それと東京や大阪の鉄道路線図が、いちいちスマホを開かなくても見られるようになりたいなという欲求もあります。
後者の願いはともかくとして、前者については、背広の胸ポケットに縦長の「超」整理手帳ならスポッと入るので、久しぶりに使ってみようか、という気になりました。開けば蛇腹状になっていてその大きさでは使用感は良くないですが、書き込み可能なスペースはそこそこ大きいです。この手帳は、出始めの頃1996年に一度だけ使ったことがありますが、当時の私の仕事のスタイルとは合わなかったため数か月でやめてしまいました。しかしたまたまそのまま残してあったため、入れ物だけは再利用しようと、引っ張り出してきて、中身のリフィルだけ購入。ついでに中上健二?