富山県の「へそ」呉羽地区

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 所属している異業種交流会「とやまキトキトBIZねっと」で出版物を作ろうということになった。
 私は、友人の会社社長I氏に取材を申し込み、今日訪問した。
 彼の会社は住居と一体となっている。
 富山市呉羽丘陵ふもとの金屋というところにある。
 初めてその場所を確認してビックリ。
 皇祖皇太神宮・・・おみじん山のあるところのほんのすぐそばなのである。
 すごい場所だ。
 そういえば、御廟真国寺のご住職のお住まいもこの辺のはず・・・。
 大変サイキックなスポットだ。
 富山大学もあるし県立図書館もあるし水墨美術館もあるしトイザラスもあるし、さらには皇祖皇太神宮もあるし、ちょっと南に行けば富山空港もあるし・・・。
 こここそ、富山の中心だな、と思う。
 思いつつ車を走らせ、さて今日は、八町交差点から呉羽方面に上ってきた。(地図では南下ということになる)
 上り坂を上がっていくと、じきに呉羽丘陵の山並みが眼前に屏風のように連なっている。
 よく見ると不思議な光景だ。
 やはり呉羽や富山の「へそ」なのではないかと強く感じた。
 そんなところに住まい兼会社を持っている友人I氏がうらやましく思えた。
 ここを基盤に生きている限り、大丈夫だ。
 そんな感じを持ちながら取材に伺った。
 取材については、彼の全面的な協力で、時間もたっぷり割いてもらい、スムーズに運んだ。
 土曜日とはいえ仕事の日であった。
 従業員の方々とも何人かにお目にかかったが、皆挨拶がはっきりすっきりで好印象を持った。
 たっぷり正午まで取材させていただいた。
 腹が減った。
 うまいラーメン屋さんでもないかな?と思いながら車を走らせていたら、元の道(峠茶屋から八町に至る縦の道)沿いに、「ダルマヤラーメン」という店を見つけた。
だるまやラーメン
 前から一度入ってみたいと思っていたラーメン屋さんである。
 正午過ぎというラッシュアワーではあるが、意を決して入った。
 椅子が一つ空いていて、すぐに座れた。
 うまかった。
 富山の「へそ地」呉羽で商売しているこのラーメン店は、今後とも栄え行くであろう。
 と思った。
 ついで。
 その足で、今日は父が倒れて初めてスーパー銭湯に行って人口炭酸泉の湯を満喫し、中国マッサージで吸玉をしてもらって背中の毒素を取り出してもらい、子供たちと父の見舞いに行き、ルームランナーで5kmを33分10秒で走り、すっきりした、という2ヶ月ぶりに、少し心落ち着いた一日を過ごすことができた。
 ありがたいことだ。

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5km完走

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 毎週土曜日の夕刻、ルームランナーで走っている。
 なんとか続いていて自分でもびっくりしている。
 iPhoneでダウンロードした音源を流しながら走っていた。
 「日経ヴェリタス大江麻理子のモヤモヤとーく」という番組が30分を少し超えるので、時間としてはちょうどいい。
 体にいいことをしながら経済の勉強もする。
 我ながら合理的だ。
 と思っていたが、どうもノらない。
 そこで今日から音楽に切り替えた。
 自分にとって元気の出る音楽を集め、それをランダムに流す方式だ。
 何が流れるかはシャッフル機能が自動的に選ぶのでわからない。
 最初はテレビの主題歌「牙狼」
 やるぞ、という気になる。
 次の曲はボニーMのRasputin。
 70年代のいい曲なのだが、ちょっとノリに欠けるかな。
 3曲目。
 サンタナのHold on。
 甲高いボーカルと夜空に凱歌を上げるような、それでいて泣き叫ぶようなサンタナのギター。
 魂の響き。
 かっこいい!
 4曲目はTRF。
 Overnight Sensation。
 小室哲也氏の名曲中の名曲だ。
 と私は思っている。
 色々問題があったが、この曲を作ったこと一つで、この人のこの国への貢献度は計り知れないものがあると思う。
 元気元気がほとばしり出る。
 知らず、ガッツポーズをしながら走っている自分がいる。
 5曲目。
 少しテンポダウン。
 コルトレーンのBlue Train。
 ガンガンいくで!という感じから、ちゃんと地に足をつけて行こうというテンポになる。
 但しスピードは落とさない。
 落としてなるものか。
 この曲が終わった時点で4kmちょっと。
 とりあえず下準備期間のノルマ(いつの間にそんなん決めたんや?)は果たしたが、もう一息行こうや。
 6曲目。
 ジョン・ベルーシとダン・アイクロイド。
 ご存知ブルース・ブラザースの名曲。
 Everybody Needs Somebody。
 これでまた走行距離が伸びる。
 手を広げながら、口ずさみながら走っている。
 4.7km。
 このままもうちょっと行こう。
 7曲目。
 おおっ、懐かしい。
 キャプテン&テニールの「愛ある限り」。
 このテニールという人はカレン・カーペンター並の美しい歌声だ。
 世が世ならカーペンターズに並ぶデュオになったのではないか。
 などと思っていたら、とうとう5km完走した。
 時間は33分間。大変ゆっくりのペースだ。
 ま、アップダウンをまったく設定していないし、他のランナーがいるわけでもないため、本当の屋外走行ではこうはいかないが、とりあえず、昨年完走できなかった5kmを、とにもかくにも走り切った。
 次回からは角度を少し上げたりなどのひねりも加えてみよう。
 とにかく、走り続け、走り切ることからだ。スピードは後からついてくる。

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エックハルト・トール氏の『超シンプルなさとり方』

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 ドイツ人のエックハルト・トール氏。
 見た目はやや優男だが、決してナンパ師ではなく、ちょっと不思議な人物だ。
(って言うか、顔見たことあったっけ?)
 この人物のことを聞いたのは、曹洞宗真国寺ご住職のN師からである。
 まだそれほど知られてはいないが、これから出てくる人だよ。
 と教えられた。
 調べてみると、「the Power of NOW」などという講演の音声などを聞くことができる。
 <今に生きる>という主張だ。
 <今に生きる>とは、過去を引きずって今の自分を左右されてもしょうがないだろう、未来に期待しても今ちゃんとやんなきゃ何にもならないだろう、というような生き方のようだ。
 ちょっと私ごときが書くと、なんだか安直になってしまってこの人の本当の趣旨をうまく伝えられないが、要は自分の本質は、過去や未来という、現実には存在していないものに引きずられて、本当の自分を見失わないように、とか、実は本当の自分は過去や未来ではなく、今この瞬間にしか存在していない、とか、この瞬間は永遠にこの瞬間であり続ける、とか、この瞬間というのは自分の呼吸している今を見つめるとわかってくる、とか、自分の本質は大いなる永遠なる存在と根底でつながっている(潜在意識が宇宙意識とつながっている)、それは神と呼ばれたり仏と呼ばれたり宇宙と呼ばれたりする存在だ、とか、そんなようなことだ。
 ここで大事なことは「呼吸」というキーワードである。
 また出てきた。
 先日読んだ別の本にも「呼吸」をゆっくりするといいということが書いてあった。
 吐く息を45秒ぐらいかけてできるようになると、山岡鉄舟のように何物にも動じることがなくなる、というようなことも。
 漢の張良なども、劉邦が国家を統一した後は、功臣ねたまれて斬殺、というようなことを避け、隠遁して呼吸の研究を(今で言う太極拳のようなことを)していたようであるし・・・。
 呼吸は大切だ。自分を見つめるというのは、自分の呼吸と一体化するというようなことなのかも知れない。
 というようなことを感じつつ、それ以外にも色々なことが書いてある本だ。
 後半は少し難解だった。
 五次元文庫っていうことなので、余計引いてしまうかも知れないが。
 いい本はいい。

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墨子

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 まだまだ途中もいいところだが、墨子を読んでいる。
 ずっと以前に、酒見 賢一さんの『墨攻』という小説を読んだが、大変わくわくする素晴らしい小説だった。
 それ以来、墨子が気になってしょうがない。
 公輸盤という人物がいる。
 この人が、ある国で「雲梯」という、はしご車のような攻城用の武器を開発した。
 それで攻められると面倒なので、墨子がその人を説得に出かけた。
 墨子は論を尽くして「お前は間違っている」ということをわからせた。
 ところが、その上司(国王)がうんと言わない。
 それでも墨子は説得し尽くして、理ではわからせるところまで話を詰めた。
 にもかかわらず、国王は、攻めると言う。
 墨子は仕方なく、机上で「雲梯」で攻められた場合の対応策を見せてみた。
 何度も攻めるが、墨子の対応策にかなわない。
 公輸盤は墨子を殺せば対応策ができないだろうと想定する。
 墨子は、それがわかっていて、最後の手段は俺をこの場で殺すことだろう、と言う。
 そうすれば、「雲梯」への対抗は水の泡となるだろう。
 しかし墨子はさらにその上を行っている。
 ここで墨子を殺しても、部下に対抗策をすべて伝授してあるので、何の意味もなさないことを伝える。
 遂に公輸盤と国王はその国を攻めることを断念し、墨子も解放される。
 これが、非攻、というものであるようだ。
 紀元前400年の世界に、こういうすごいことが行われていた、ということが驚きだ。
 いかなる知恵か。
 もっと墨子のことを学ばねばと思う。
 残念ながら、秦が中国を統一して以降は、この人たちの活躍する場がなくなってしまったようではあるが、なんとなく、五斗米道など道教的な集団には伝播していったのではないか・・・。
 そう考えるとロマンが生まれる。

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いつまで続くのこの雪は?

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 年末に大雪になり、断続的に何度も大雪が降っている。
 こんなによく降る冬は久しぶりだ。
 と思ってカレンダーを見ると、まだ2月16日。
 少なくとも2月いっぱいは冬だ。
 いつ大雪になってもおかしくない。
 となると、明日も明後日も大雪でもおかしくない。
 それにしても気温も低い。
 10度ぐらいのこともあるが、まだまだ氷点下。
 そろそろあったかい季節が恋しい。
 春よ、早く来い。

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富山市針原「白鳥の里」

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 運転免許の更新に行った。
 帰り、旧国道8号線を走っていたら、「白鳥の里」という看板が目に入った。
 そう言えば・・・妻が何か言っていたような気がする、と思い、思わずそちらにハンドルを切った。
 国道を左、海の方にそれて数百メートル。
 走っていくと車が何台か農道沿いに停まっている。
 望遠レンズのようなものを持った人々がいる。
 田んぼの一角だけがやけに白い。
 白鳥の群れだ。
白鳥1
 一枚の田んぼの中、一面に白鳥が泳いでいる。
 いやあ、風物詩というのかなんというのか、大変なものである。
 その数、ざっと200羽以上。
白鳥2
 ふと目を転じると、白鳥だけではなく、カモも混じっている。
 共存共栄というのか、他人はかまわないということなのかわからないが、傍目には仲良く混じっている。
 富山にこんなスポットがあろうとは。
白鳥3
 逆方向に回ると、バックに雄大な剣岳をはじめとする立山連峰が。
白鳥4
 その立山連峰を背景に、次から次へと白鳥たちが2羽、また3羽と飛び立つ。
 その姿がまたすがすがしい。
 こんなところで『ブラックスワン』のことを思い出す私はなんと風情のない人間か、と思うが、たまに黒っぽい白鳥が混じっているので、しょうがない。
白鳥5
 というわけで、騒いだり構ったり過度に近づいたりせずに、彼らが過ごしやすいように遠巻きに眺めましょう。

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父の病状そのx

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 父が死地から帰ってきた。
 先日酸素マスクが取れ、次いで点滴がはずされた。
 38度から39度台の高熱が3~4週間も続き、糖尿病が悪化して肺炎を併発し、挙句の果てには心拍数が30まで落ちてもうだめかも・・・と言っていたのが嘘のようだ。
 昨日医師から胃瘻(いろう)について説明を受け、実施してもらうことにした。
 胃に穴を空け、そこから栄養分を入れるための手術である。
 口からものを食べることができない現状からすれば、カロリーを得るため、鼻から胃までのパイプをつけたままで行くか、時々肩口から太い血管に直接注射を打つか、といった方法があるようだが、現時点では胃に穴を空けるのが一番いいようだ。
 父がわかるかわからないかは不明だが、一応話しをした。
 「医者にまかせる」というようなことをモゴモゴと言っていたので、わかったのかも知れない。
 良いに悪いはつきもので、意識が戻ってくると、自分の置かれている状態の悪さにも気がつくようだ。
 今日、母に言った言葉。
 「オレはこれからどうやって生きていったらいいのか」
 ・・・確かに。
 歩けるわけではない。半身不随。
 言葉も明瞭には発せられない。
 口からものを食べることができない。
 そんな状態では「どうやって生きていったらいいのか」と言いたくもなる。
 「いっそ死にたい・・・」
 
 懸命に看病してここまで立ち直ったかと思ったらそんなセリフを。
 母の苦い気持ちが伝わってくる。
 折角拾った命を、と思うのだが、本人がそう思うのは仕方がない。
 我々としては、残された脳の機能で潰れた部分の機能が少しでも補われ、何か一つでも機能が改善されるよう祈るしかない。
 本人には自分の力を信じてリハビリに取り組んでもらいたい。
 希望を捨てないことだ。

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村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

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 長いことかかった。
 たぶん、上下2冊を読み終わるのに4年ぐらいかかったのではないか。
 原因はひとえに私の遅読でしかない。
 夜寝る時に、時々開いては1ページか2ページ、多いときには1節ぐらいか。
 そんなことで、ようやく、この本を読み終えた。
 意外な結末だった。
 「世界の終わり」の主人公と「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公は、たぶん、前者が眠りにつき、その夢の中の世界での出来事が後者なのだろうと思うが、いずれにしても、相当な物語である。
 最後に夢の中から現実の世界に戻ろうという刹那、影だけが戻って、本人は結局夢の中に残ってしまう。
 同じ一人の人間の、本体と影が別々に生き別れてしまうというのは、いったいどういうことだろうか。
 物語だからいいのかな?とか色々思うが、ともかく、妙な終わり方の物語である。
 しかもこれだけのページ数がありながら、登場人物がとても少ない。
 実質、ほとんど4人か5人がメインで、あとの人物にしても数人しかおらず、それらの人の登場シーンはほどんどない。
 深い感動・・・ではない。
 でも何かが残る物語だった。
 まあ、面白かった。(しかし4年かけて読むものではない。村上春樹さん、すみません)

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立松和平さんの訃報に接して・・・びっくりした!

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 作家と言っていいのかどうかよくわからないが、立松和平氏が亡くなったらしい。
 びっくりした。
 62歳。
 つい最近もちょくちょく仏教関係のテレビ番組に出ておられた。
 特別、ファンだったというわけでもないが、道元の話、空海の話、良寛の話など、私の好きな仏教者をこの人もよく取り上げておられ、詳しいようでもあったので、この人の仕事にも自然と興味が行っていた。
 古くは長島敏行さんと石田えりさんが出演した映画『遠雷』の原作者だったということもおぼろげながらに思い出した。
 多臓器不全だということだが、一体どういう病気なのか。
 お元気そうにあちこちのお寺をめぐっておられたようなので、突然のことで驚いている。
 盗作などの問題もあったようだが、ご活躍されてしかるべき人だったと思う。
 お悔やみ申し上げる。

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101の願望と行動

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 ロッキー・リャン氏の『成功の真実』に刺激を受け、夕べは11時半頃から101の願望書き出しに取り組んだ。
 途中で0時になったらやめて寝るつもりで始めたのだが、どんどん出てきて止まらず、60ぐらい出た時点でちょっと枯渇気味になったが、少し考えて「あ、そういえば、あれもしたいな」と書き出すと、それをきっかけにまたぞろぞろと色々な願望や夢が出てきて、遂に101個の願望を書き出してしまった。
 終了時刻1時半。
 途中で、そういえば、オレはITコーディネータだった、と思い出し、その活動を全くやっていないことも合わせて思い出し、富山のITコーディネータの会合にすら出たことがないことを思い出した。
 情報通信(情報流通)の世界に身を置いて、企業にソリューションを提供するような営業活動をやっていながら、ITコーディネータの資格を全く生かしていなかった。
 企業の経営改善に、(単に経営戦略の練り直し、というのではなく)IT化やコミュニケーションの改善を通じて貢献する、というのが私の進みたい道である。
 でありながら、IT関係の資格を持っていながら、それを生かしも殺しもせず、ただ漫然と維持だけしてきたというもったいない状態であったのだ。
 ということに気づき、早速、富山のITC団体に電子メールを打った。
 願望を書き出している最中に、既に夢に向かっての行動を取ったことになる。
 何かリターンが得られたというわけではないが、本によってすぐに行動に反映したということ自体は凄いことだと思う。
 学んで思わざれば・・・である。
 知行合一、である。
 学んだことは行動に活かせ、血肉にせよ。
 ちなみに、昨夜書きまくった101の願望は、よく見ると重複や時間の順序がむちゃくちゃなので、おって整理する必要がある。
 ロッキー・リャン氏も書き直しているらしいから・・・。

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