松本清張『ゼロの焦点』

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 次男の買っているテレビ番組の雑誌を見ていたら、松本清張氏の『ゼロの焦点』が映画になって近く公開されるとの広告が載っていた。
 う~ん、久しぶりにサスペンスでも読んでみるか、と思い、早速購入した。
 ちなみにカッパノベルスでなんと500円という価格で売っていた。(文庫本より安かった!)
 フォトリーディングを使って読んでみた。
 フォト・・・をやっている間はとにかく脳ミソに直接放り込む感じなので、内容を理解しているのかどうかも全然わからない。
 終わってすぐに「スピードリーディング」という手法で追読した。
 日頃ビジネス書類ばかり見ているせいか、小説はスピーディーに読める。
 途中用事が入ったりして断絶はあったものの、大体1時間ちょっとで読み終わったのではないか。
 昭和34年というから、50年前の推理小説である。
 しかし、時代背景を別にすれば、全然古臭くない。
 西村京太郎も内田康夫もかすむくらいの感じだ。
 面白かった。

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今日の穴の谷霊水場はいっぱい

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 2ヶ月ぶりに上市黒川の穴の谷霊水場へ水を汲みにいった。
 前々回は次男坊と、前回は長男と、そして今回は久しぶりに土曜に休みを取れた妻と一緒にである。
 駐車場に車が止められず、第二駐車場へ行った。
 こんなことは初めてだ。
 その時点でやな予感がしたが、台車を借りる受付に行って二度びっくり。
 行列がついていて、台車が空くのを待っているのである。
 そんな光景に会ったのも初めてである。
 結局着いてから出るまで2時間かかった。
 早い時は30分で終わるのだが、こんなことは初めてだ。
 それだけ人気があるということ。
 遠く、名古屋、長野辺りからは毎週のように来ている。
 特に最近は高速1000円になったこともあり、来客が増えているということだった。
 多い人は、20リットルのポリ容器を20本ぐらい持ってきてバンに積んで帰る。
 今日も10本以上の客が私の知るだけでも3組はいた。
 汲めども尽きぬ穴の谷の霊水。
 全国から訪れる信仰心の篤い人々の健康を支えているのかも知れない。

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仲間由紀恵さんのドラマ「アンタッチャブル」が面白い

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 これで3回ぐらい入っているだろうか。
 仲間由紀恵さん主演のドラマ「アンタッチャブル」がとても面白い。
 うまい具合に小刻みに時間がとれて、録画機材に溜めっぱなしではなく、これまでの放送分は全部見ることができている。
 なんとなく「トリック」を思わせるようなカメラワーク、音楽の雰囲気。
 そして何よりもワクワクするのは、私の大好きな、東京は神田の神保町の界隈が頻繁に出てくることだ。
 なぜ神田神保町を舞台に選んだのかわからないが(小さな三流週刊誌というのが仕事場だからだろうか)、時々突如として神保町が出てくるのでおっと思うのである。
 ストーリーがなんとなく謎めいているのもいい。
 それと、土曜の夜中に入っている「ターミネーター サラ・コナーズ クロニクル」。
 しばらく前に一斉にDVD発売及びレンタルされていて、そのうち観たいなあとは思っていたが、テレビの連続もののため、沢山レンタルしなくてはならず、それはそれで面倒だなあと思っているうちに、テレビで放送されることがわかり、次男坊が録画してくれていた。
 なかなか、映画並みの迫力で、いい作りだと思う。
 こちらも見逃せない。
 最近のお気に入りテレビライフでした。

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電気自動車の番組パート2

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 NHKスペシャル「自動車革命」第二弾を見た。
 長々書く時間はないのでキーワードのみ備忘のために書いておく。
 スモールハンドレッド
 中国山東省で1台1万元=約13万円の自動車販売
 日産はリチウムイオン電池を自社開発
 一回の充電で160キロメートル走行
 中国のBYDは300キロメートル走行
 従業員13万人
 12年前に創業 リチウムイオン電池の製造からスタート
 6年前に自動車メーカーを買収し急成長
 社長は王伝福氏
 いずれ電気自動車の分野で世界一になるであろう
 上記の電気自動車は年末にも市場投入予定
 米国テスラのロードスターは1000万円だが既に8000台(800台?)販売
 あるIT企業では鉄の3倍の強度を持つ強化プラスチックを開発し自社開発の電気自動車の躯体に使用
 インドのREVAという電気自動車
 日産は米国で1万台の充電スタンドを設置予定
 グーグルはスマートグリッドによって送電のコントロール事業に進出
 米国政府がそれを後押しし新産業の創出を企図
 1兆円の予算をスマートグリッドにつぎ込む
 昼間は太陽光発電で余った電気を自動車に蓄電し、夜は足りない電気を自動車から家に供給
 電気の過不足をスマートグリッドの基地であるグーグルが情報網で監視しコントロール
 投資家もエコ関係に積極的に資金を投入し始めている
 などなど
 すごい時代が来そうだ。

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日経新聞変じゃない?

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 日経系の新聞、雑誌は昔から大好きで、大学生の頃は日経産業新聞を、読みもしないのに定期購読していたくらいだ。
 その進取の気性が好き、だったのである。
 就職してからは、仕事の関係上もあって日経コミュニケーションや日経ビジネス、日経コンピュータなどを購読してきた。
 今は毎朝の日経新聞、日経系のポッドキャスト番組複数と付き合っている。
 しかし最近の日経新聞の書きぶりはどうも偏りがありすぎるような気がする。
 こと現政権のことに関する書きぶりが、やたら批判のための批判をしていると感じられてならない。
 具体的にどの記事のどの部分が、とは言えないが、他紙は事実をあまり予見を加えずに書いているような情報であっても、この新聞だけは最初から「こんなことしていてはだめだ」というような、決めつけ調で書いているのをよく目にする。
 日経はいつから「前政権の御用新聞・読売」になってしまったのだろうか。
 この政策は経済成長を後押しする・・・かも知れない、というような想像や推測や試算が行われず、ただ「こんなことしていては日本の産業がどんどん空洞化して日本の経済は衰退してしまう」という書きぶりばっかりである。
 さすがの私も、辟易してきた。
 マスコミは社会の木鐸なので、現政権を批判的に眺め、警鐘を常に鳴らしていくことが求められるが、無闇やたらに批判のための批判ばっかりするのはどう見てもおかしいと思う。
 一時は就職までしたいと思っていた日経から少し気持ちが離れ始めている。

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本の整理続報

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 午後、納屋の本の段ボールの整理を行った。
 元々45箱ぐらいからのスタートで、今日の時点であと25箱残っている状態だった。
 毎週5箱ぐらいずつ、ボチボチやって、11月中旬ぐらいには全部終わらせる計画だった。
 が、勢いがついて、今日は一気に12箱も開梱した。
 できる時にはやっておいた方がいい。
 納屋の2階の本棚もかなりきつくなってきた。
 しかし、残るはあと13箱。
 文庫用の新しいスライド書棚も届いたことだし(組み立てはまだだが)、そこも収納に使えるし、13箱分全部保管するとは限らず、処分したり売却したりするものもあろうから、まあ、なんとかなるだろう。
 この後の残りは、本というより、書類や資料、切り抜きなどが多いので、整理に少し時間がかかるかも知れない。
 それと家の2階にある書類関係も整理しなくてはならない。
 本当に必要なものなど、そう沢山はないのだろうけど。
 ま、また読みたいと思って取っていた本が今日は沢山出てきてくれたので、とても嬉しい。
 しかも5箱の予定が12箱も整理でき、さらに喜んでいる。
 この調子で、11月中旬までには全ての整理を終え、いよいよ腰を据えて多読の世界に入って行くことができる。
 そして、見極めをつけ、また不要な本は整理を進めて身軽になっていく。
 理想的だ。

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ポッドキャストの新しいメニューが面白い

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 ポッドキャストにはまっている。
 日経系の色んな番組をずっと聞いてきたが、最近新しい知的刺激を見つけて喜んでいる。
 <通勤立読み『ブックラリー2009』>というものである。
 これがなかなかいい。
 ベストセラー本やそうではないが知的生産性を高められるような刺激的な本を次々と扱い、内容の紹介や著者自身による解説などを20分くらいかけてやっている。
 大変面白く、毎朝・毎夕の通勤の中の徒歩の時間帯に聞いている。
 ためになる。
 本を読んだ気になる。
 実際に本を読む時の地理を頭に入れた読み方ができる。
 など、実に便利だ。

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昼は国宝を見、夜は電気自動車の番組を見た

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 長男の通う大学に行ってきた。
 1年生からやっているゼミの指導教授との個別懇談というものである。
 それが終わってから、富山県水墨美術館で「日本の美 国宝との出会い」という京都国立博物館所蔵品の展示を見た。
 いやあ、素晴らしいものだった。
 なんたって、普段は、京都国立博物館でも展示していない、ほんまもんの国宝の数々である。
 足利尊氏、と言われている「騎馬武者像」とか、柿本人麻呂の肖像画とか、雪舟の水墨画とか、まあ教科書でしか見られないものばかり。
 中でも感激したのは、空海の「金剛般若経開題残巻」というもので、あの空海の「下書き」めいた書であり、ところどころ、書き直し、上書き、訂正などがあり、そういうものが残っていることが空海らしい愛嬌だなと勝手に思い、一人ニンマリとしてしまった。
 ともかく、日本の宝の数々を間近で見られたというのはなかなか得がたい体験であり、ありがたかった。よくぞやってくれました。(11月8日まで)
 夜はNHKスペシャルの「自動車革命 第一部」を見た。
 トヨタを中心とした自動車産業の革命的な変化のレポートだ。
 いくつか、気になるキーワードを。
 ・電気自動車では部品点数は3万点から1万点に減少。
 ・部品メーカーはこれまでとは異なる業種ヘシフト&減少。
 ・アメリカのテスラという電気自動車メーカーの参入。ロードスターという車。(価格は1000万円、1回の充電で約350キロメートル走行)
 ・中国の農家で電気自動車が作り始められている。
 ・さびない磁石。広島県大竹市にある「戸田工業株」という会社とアイシン精機。
 関連ニュース
 ・中国のBYDという新興自動車メーカー。電気自動車。ウォーレン・バフェット氏が200億円以上を投資し、株価は1年で8倍に。
 さて、トヨタはこれからもナンバーワンの地位を維持できるか。
 電気自動車が、組み立て型で誰にでも簡単に作れるものだとすると、中国やインドなどの新興国が人海戦術でやってくると、一気に安くて軽くて低公害(無公害?)の車が攻めてくる。
 部品メーカーもどんどん淘汰される可能性がある。
 そうなると我が国の経済はどうなるか。
 やはり革新的なものを作っていくしかないのだろうけど、大変だ、と思う。
 来週の「第二部」も目が離せない。

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加藤和彦さんの死の報に接して

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 今日の朝刊で加藤和彦さんの死を知った。
 自殺であろうとのこと。
 62歳。
 まだ若い。
 私が最初にこの人の音楽に接したのは、確か小学校の5年生の頃か。
 従姉の部屋でサディスティックミカバンドの「タイムマシーンにお願い」の入った「黒船」というLPレコードを聞いたときだったと思う。
 もう40年ほど前になる。
 「あの素晴らしい愛をもう一度」を聞いたのは、その後である。
 作られたのがどっちが先だかは知らない。
 フォークを聞いてからロックを聞く、というのが順序だとしたら、私の場合は、この小学校の時の強烈な音楽体験があったために、一瞬普通とは逆の道筋を通ってしまっている。
 従姉は当時中2ぐらいだったろうか。
 彼女の年齢からすれば、そういう音楽を聞いても不思議はないが、魚津という田舎町の普通の中2の女子生徒が聞く音楽とすれば、今から考えてもちょっと先進的というかとんがっているというか、いい感性してるじゃん、と思う。
 その薫陶を受けた割には、「タイムマシーン」以外の曲は「変な音楽だなあ」と思ってしまい、それ以上にはならなかった。
 でも、ミカさんのあの狂おしいほどに透きとおった声は、ずっと耳から離れなかった。
 その後、ヨーロッパ三部作と言われる一連のアルバムでまたヒットを飛ばしたり、安井かずみさんとの夫婦生活を著した本など、素敵な生活を送っておられるなあと憧れを持って加藤さんの仕事や人生を眺めてきた。
 ヨーロッパ三部作では「ケスラー博士の忙しい週末」「トロカデロ」という曲が大好きだ。
 エレガントという表現がいいのか、スタイリッシュという言い方がいいのか、繊細、優雅、心地よいメロディライン・・・。
 とにかくかっこいい。
 そんな加藤和彦さんが亡くなったのはかえすがえすも寂しいことだ。
 木村カエラを迎えて第三のミカバンドを結成したと新聞記事には書いてあった。
 第二のミカバンドのアルバムも買ったが、第三でまた「タイムマシーン」や「どんたく」をやっているのなら、是非聞きたいと思う。
 軽井沢で首を吊っていたとのこと。
 何年か前に先立たれた安井かずみ夫人との思い出の場所ででもあったのだろうか。
 安井かずみさんがおられなくなって、すっかり寂しくなっておられたのかも知れない。
 だからと言って、自殺だとしたら、それは良くない。しかし加藤さんは既にこの世にはいない。
 死を悼み、残された音楽(又はその先進性、未来志向)を継いで行こう。

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イチジク=浣腸?

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 先日、大好きなイチジクが大量に皮を向いて冷蔵庫に入っていた。
 妻が職場の同僚からいただいたものらしい。
 うれしくて3個分ぐらい食べただろうか。
 妻いわく、イチジクを食べると通じが良くなる、明日は沢山便通があるかもよ。
 初めは冗談かと思っていた。
 イチジク浣腸、というくらいだから。
 ところがそうではないらしい。
 イチジクには通じを良くする効果があるということだ。
 冗談だと思っていたが、翌朝の便通の多いこと、軟らかいこと。
 次の晩もイチジクをいくつかいただいた。
 するとその翌朝もスッキリさわやか便通だった。
 しかも色が黒い。
 これはもしかしたら、宿便まで取ってくれたのかなあという気がする。
 確かに「浣」というのは「洗う」という意味だそうだから・・・。
 体も軽い。
 ま、あまり食べ過ぎるのも良くないと思うが、イチジクにはたぶん、間違いなく、浣腸効果がありそうだ。
 一つ賢くなったぞ。

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