PodCastで日経系の番組を時々ダウンロードして聞いている。
今日は、ちょっと古いが、8月3日の「週間日経トレンディ」を聞いた。
お題は「次世代検索サービス最新事情」というものである。
その中で触れられていた、新しい検索エンジン「ウルフラムアルファ」というのが随分凄いものらしい、ということで、早速検索エンジンでその新しい検索エンジンを検索して、使ってみた。
残念ながら日本語版にはなっていない。(世の中の進んでいる人たちの間では、既に昨年暮れ頃から相当話題になっていたようだ)
何がどう凄いのか、というと、質問を投げると、その解答を表示してくれる、という点だ。
不勉強ゆえ、推測であるが、たぶん、世界中のインターネットにつながっているコンピュータからその質問に関する情報を探してきて、それを合成したり分析したりして、その答を作って表示する、というような仕組みではなかろうか。
もちろん、質問に関する答そのものが一発で探し出せた場合は、二次加工のような処理はしていないだろうけど。
で、私がやったのは「日本で一番高い山は何?」という質問と「日本で一番長い川は何?」という二つの質問を、オレンジ色の枠の中に書き込んで、「enterキー」を押しただけ。
英語が得手なわけではないので、瞬時に思いつくことのできる至って簡単な質問にしたことはご了承いただきたい。
答が返ってくるまでの時間はほんの数秒だ。
結果はご覧のとおり。
驚いたのは、一位の「富士山」や「信濃川」だけではなく、2位から5位くらいまで表示し、しかも長さなどのデータも提供してくれたこと。それと、上述のスピードである。
これは凄い検索エンジンだ。
今後これを活用して色んなことができそうだ。
もちろん、インターネットで検索できる範囲の情報に限られるので、「私の未来はどうなるか?」なんて、事実として記録されていないことは問い合わせても意味がない、という程度のわきまえは当然必要である。
この「ウルフラムアルファ(Wolfram Alpha)」、開発したのはスティーブン・ウルフラム という、「天才!」と呼ばれている理論物理学者だということである。
私の行った簡単な質問だけではなく、
「円周率の300けた目は?」
「ティンブクトゥはどこの国にありますか」
「Andrewという名前の人は、何人いますか」
「フランスの漁獲高は?」
など、事実についての質問は色々使えるようだ。
この「ウルフラムアルファ(Wolfram Alpha)」の使えるURLは、http://www62.wolframalpha.com/である。
是非一度お試しになったら良いと思う。
と同時に、早く日本語版が出ないか(誰が翻訳すんねん?という問題があるが)、と期待が膨らむ。
新しい検索エンジン「ウルフラムアルファ」について
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