少し心配なこと(新型インフルエンザと太陽黒点数とお天気)

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 新型インフルエンザが静かに広まっている。
 日本では発症者が1,000人になってからすぐに2,000人になり、7月下旬時点では5,000人に近くなっている。
 夏になったら治まるであろうと言われていたが、なんのこっちゃない、相変わらず増えており、8月も日々増加し続けているということだ。 
 国立感染症研究所の感染症情報センター(http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html)によると、
・日本の感染者数:4,986人(但し、なんと7月24日時点のデータ)
・世界の感染者数:177,457人(内、死者1.462人・・・死亡確率8%・・・8月6日時点)
 ということである。
 幸い我が国では死に至る状況は発生していないが、熱への耐性があるのだろうなと思う。
 それにしても、国立感染症研究所のデータが、世界の分(WHOからのネタらしいが)が8月6日のデータで、我が国の分が7月24日時点のものというのはなんたるお粗末なことかと思う。
 一方、太陽黒点活動だが、ここ30日はまたゼロ行進である。
 今年になって2~3個というのが平均であり、多少上向きになってきていたのだが、また低下している。
 そのせいか、日本は初秋のような涼しさだ。
 我が富山でも、夏はじめじめしているので、夏はエアコンが欠かせない。
 我が家はたいてい「ドライ」にしているのだが、今年はほとんどエアコンなしで夜を過ごしている。
 <寝苦しい>という感覚がほとんどないのである。
 冷夏ということが騒がれている。
 米はイモチ病の恐れがあるし、野菜類も軒並み不作だという。
 雇用情勢は相変わらず悪化しているし、農作物は不作が広がっている。
 太陽は元気がなく、嵐や地震は好き放題にやってくれている。
 静かにインフルエンザが広がり、そのうち大変な騒動にならなければいいが・・・。
 日本人の謙譲さ、質実剛健さ、礼節などの美徳が失われていないことを祈り、また自分は、世の中が冷静さを失いかけてもラスコーリニコフにはならないぞ、と誓う
 今日は64年前に、日本の美徳も失われるスタートとなってしまった、終戦記念日(敗戦記念日)である。(これは村上龍氏の『5分後の世界』を読んでの感想だ。)

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