東京で気がついたこと

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 少し先入観を持っていた。
 新型インフルエンザで休校になった学校があると聞いていたので、東京の人々はマスクなどしているのかなあ、と。
 自分もそのため予防用にいくつかマスクをカバンに入れてきた。
 意外や意外。
 ほとんどマスク着用の人はいない。
 それともうひとつ。
 JRの車両などにも「青山でクールビズ」などという広告が沢山打たれているが、クールビズスタイルのサラリーマンがとても少ない。
 というより、ほとんどいない。
 商談に出かける人たちは、相手への敬意を示そうと、きちんとネクタイをしていくのが礼儀だという考え方からだろうか。それとも社内でもネクタイしてるんかなあ。
 東京に来たら、さぞかしほとんどのビジネスマンがクールビズかな、と思っていたので、これも意外だった。
 百聞は一見に如かず。
 偏見と先入観でものを見てはいけない。
 ということがよくわかった。

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久しぶりの東京で迷子に・・・

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 前に東京に来たのは、平成16年だったと思う。
 某企業の大阪支店に勤務していたときに、その支店の東京事務所というのがあって、そこへ仕事の相談に来たとき以来だ。
 してみると、今日東京に来たのは、公私共に5年ぶりということになる。
 富山暮らしなどを長いことしていると、視界というものは、随分遠くまであるものだという感覚が当たり前になる。
 それが東京に来ると、途端に高層のビルが林立していて、筋ひとつがわからない。
 今日も現在の会社の東京支店に行ったのだが、行ったまでは良かったのだが、帰りが普通に逆方向に歩けば良かったのに、かっこつけてぐるっとビルを回ってしまったところ、全然違うところに行ってしまった。
 10分もかからない神田駅まで20分もかかった・・・。
 研修所もそうだ。
 某巨大金融機関の、その研修所は、おしゃれな町の代名詞とも言える、代官山というところにある。
 恵比寿から歩いても良かったのだが、ちょっと遠いような気がして、「徒歩3分」と書いてあった代官山駅まで行き、地図どおりに北口で降りたのだが、道がない。
 空中歩道なのである。
 地図と違う感じだなあと思いながらもとりあえず地図の方向に。
 行けども行けども、住所表示板には、研修所の地名とは異なる文字が・・・。
 結局神田と同じように、ぐるっと回って、それらしき地名にたどりつき、それでもまたしても小道を一本間違えて「ここはどこ? 私は誰?」状態になりつつ、なんとか研修所を発見し、受付を済ませた頃には、集合時間の30分前。
 昼食まだなのだ!!!!ということを思い出し、近くのこじゃれたレストランへ。(一杯飯屋に入りたかったのだが、そういう下町風の店は、どうもこのあたりはなさそうで、探しているうちに時間切れというものたまらないので、自分のおっさんぶりを省みず、飛び込んだのである)
 やはり、おしゃれなOLさんたちばっかしの店で、一人ものの私に対して投げかけられた目線は、「おっさん、ここはあんたの来るところじゃねえよ、席に座らずにかえんな」ってな感じだったが、そこは大阪のおばさんのノリで、どかどかと店内に入り込み、「Aランチ!」と声高らかにオーダーし、しっかり時間に間に合うように食事をした。
 なんの話かわからなくなったが、久しぶりの東京は、相変わらずにぎやかで人もビルも多く、迷いやすい町だ。

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