今日は敷居の低い異業種交流&勉強会「とやまキトキトBIZねっと」の第15回の例会だった。
「カラーユニバーサルデザイン」という、色に関して、なるべく多くの人にきちんと情報が伝わるようにしようという動きに関する講演だった。
色の情報が正しく伝わらない人・・・いわゆる色弱と言われている人が、男性の場合20人に1人いるらしい。
と、いうことは・・・。
それらの人に正しく情報が伝わるように、たとえば商品のパッケージの背景色と文字色を工夫することで、最大5%の売上増加が見込める余地があるということだ。
いや、なんでも商売のネタにする発想はね、とたしなめられるかも知れないが、ビジネスマンとしてはそういう目で色んなことを考えることも必要だと思う。
さらに、某清涼飲料水メーカーの商品は、黒い飲み物を透明のケースに入れ、赤い文字で商品名を表しており、色弱の方々にとってはとても見にくい、というより、ほとんど読めないようである。
わかっていてそうしているのか、気づかずにしているのかはわからないが、逆に、カップ麺でもケースの色を工夫して、文字がしっかり読めるように配慮しているものもあるようだ。
赤の背景色に黒の文字、などほとんど見えないそうだ。
どうしても赤が好きなら、せめて朱色かオレンジ色にしなさい、と講師は言っていた。
微妙な違いだが、それで随分見えるようだ。
ビジネスの現実の世界では、しっかりそういうことを考えながらパッケージングしているものもある、ということをしっかり認識して、これからは色んなものを見ていきたいと思う。
と感じた今日この頃である。
とやまキトキトBIZねっとのHPはこちら。
BIZねっと勉強会の感想
返信