早咲きの桜

LinkedIn にシェア
Pocket

 我が住まいの近くに、魚津高校と魚津市立東部中学校がある。
 それらは、車1台分ぐらいの細い道を隔てて隣り合っている。
 その道路には桜並木があり、毎年桜の季節になると美しい春爛漫の並木道を装ってくれる。
 その季節がとても嬉しい。
 うららかな春の日差しの下、桜並木をゆったりとしてペースで歩くのが好きだ。
 今年ももうすぐその季節がやってくる。
 沖縄では既に海開きだというこの時期に、北陸の富山では、そろそろ桜かな、と言っている。
 日本は広い。
 というわけで、普段の年ならたいてい入学式ぐらいが桜の開花時期であるが、今年は早いのかなんなのかわからないが、その桜並木の端っこの方に、二本だけ、早咲きの桜があるのを見つけ、写真を撮った。
高校前の早咲きの桜1
 二本は、色が違う。
 片方は薄い桜色、もう片方はピンク色だ。
 無粋な電柱やら電線やらがあってなかなかいい写真は取れないのだが、この角度で見ると、二本が寄り添う夫婦桜といった感じにも見える。
 なかなか乙なもんだ。
高校前の早咲きの桜2
 たった二本の早咲きの桜。
 二人だけでちょっと寂しいが、他の桜よりも先に満開を楽しんでいるようだ。

LinkedIn にシェア
Pocket

アメリカの住宅価格

LinkedIn にシェア
Pocket

 先日のネットニュースで、2月のアメリカの住宅販売件数が7ヶ月ぶりに増加(対前月比4.7%増)したということが報じられていた。(米商務省発表による)
 今回の景気悪化は、最終的にはアメリカの住宅価格が下げ止まらないと、本格的な景気の底にはならないと思っていた。
 それが、アメリカの消費者の購買動向、コマツなどが生産している中小型建設機械の受注量、自動車販売など、色々なものの下支えをしており、ひいては日本の輸出産業及びその関連産業全般にも影響していると考えられるからである。
 建設機械については、そろそろ中国向けが回復してきているようであるが、アメリカの経済回復に負うところはまだまだ多いだろうと思う。
 そんなところへの「住宅販売件数増加」のニュースである。
 私の言う「下げ止まり」ではないが、ニアリイコールと思ってもいいのではないか。
 そろそろじんわりと景気回復の下支えになる指標が見えてきたということであろう。
 もちろん、我が国の各企業は、資金繰り難などで倒れるところがまだ出てくるとは思うが、全体的には少しずつ良くなりつつあるのではないか。
(但し、この動きは財政出動などの支援措置のおかげかも知れないので、雇用対策や財政支援や金融緩和などの行政による対策はまだまだ必要ではあるが)
 ということで、かすかに光が見えてきたと感じたニュースであった。

LinkedIn にシェア
Pocket