デブ状態を脱し、4月のしんきろうマラソンでとりあえず5㎞走るため(初出場)、2週に1回はジムに行くぞと決めてだいぶん時間が経つ。
昨年は色々資格試験の勉強があり、時間がとれなかったのが実情だ。
今年は、行くぞ、と新たな気持ちで臨もうとしている。
今日は午前中子供の用事やら諸手続きやらで朝からバタバタしていたが、昼頃ようやく時間が空いたので、2ヶ月ぶりにジムに行ってきた。ありそドームという魚津市の運営している体育館である。
ランを20分とエアロバイクを10分。
たっぷり気持ちのいい汗をかいた。
日頃運動している世間の人から見ると、笑うしかないくらいの運動量の少なさではあるが、2ヶ月ぶりだし、しばらく運動らしい運動もしていなかったので、こんなものだろう。
今後、なるべく2週に1回は通おうと思っている。
ま、ボチボチやっていこう。
日別アーカイブ: 2009年1月11日
オバマ新大統領の演説
昨日立ち寄った書店で偶然『オバマ演説集』が目に止まり、買ってしまった。
人を魅了するすごい演説だと聞いていた。
同じ韻を何度も踏むとか、声の質がバリトンで心地よいとか、色々言われている。
テレビでちょっとだけ見ていてもよくわからない。
ということで聞いてみた。
明らかに違うのは、2004年の少しアルト調の声質と、2008年の低音が響く声質の違いである。
別人の声かと思うくらいに違って聞こえる。
まあそういうことはいいが、途中泣けてきた。
英語などわからないが、なんだか魂を震わすような響きがあり、自分でも驚いている。
CDを聞きながら、訳文を見ながら、ということをしてはいたのだが、英語がそのままわかるわけではもちろんない。
なんだろう?
アメリカは分断されようとしているが、実は一つのアメリカで、白人の国と黒人の国とヒスパニックの国とアジア系の国なんかがあるわけではない、一つの合衆国なんだ、自分たちアメリカ合衆国の国民はもっと色んなことができるんだ、と重ねて言っている。
しかしべき論だけを言っているわけではない。税金を何に使うかどれだけ使うかという具体的なことも言っている。
が、国が分断されている、という印象を持っているときの国民に必要なのは、一体感とか自信とか誇りといったものではないかと考えたとき、この人の主張は、その思いに渇望している人たちにとって大きな力になるのではないかと思った。
それは、アメリカだけではなく、我が日本にも必要なことではないか。
誇り・・・これはとても大事なことだ。
一人ひとりの人間にとっても、国民という大きな単位の人々の共通の価値観にしても、また企業で働く仲間にとっても。
オバマさんの演説がなぜこれほど大衆受けをし(ちょっと表現が下卑ているかな)、不利だと言われていた選挙戦を勝ち抜いてきたのか。
そのヒントは、失望しかかっている人々に、自信と誇りを持って生きていくことを思い出させたからではないか。
う~ん、我が国の政治家や経営者にこういう人が出てこないものか。
部下を言葉で叩きのめす上司や他党をこけおろす政治家ばかりでは、社員、国民は自信喪失、うつになるばかりで、誰も力を合わせてこの大変な状況を立て直していこうとはならず、自分の権利や主張や生活を守ることだけに汲々としてしまうのではないかなあ・・・。
モチベートということについて考えさせられたCDであった。
異業種交流勉強会「とやまキトキトBIZねっと」新春セミナー大成功
昨日は、「とやまキトキトBIZねっと」という勉強会兼異業種交流会の開始1周年を記念しての「新春特別セミナー」があった。
そもそも、主宰者のN氏が何人かの中小企業診断士や税理士に声をかけて仲間を募り、一緒に勉強会をやらないか、と誘ったのが始まりである。
勉強会のイメージは、メンバーだけではなく、メンバーの知り合いや、知り合いじゃない人も含め、何か、今までとは違った出会いや刺激や気づきを求める人たちが気軽に集える会にしたいというようなもので、その主旨に賛同した、ほぼ同年輩のメンバーで運営をしている。
通常は、毎月第二土曜日の午後3時半から、富山駅北にある「サンフォルテ」という公営施設の会議室を借りて2時間の勉強会をやっている。
毎回色々な分野の人が講師を務めて下さり、1時間のプレゼンの後、お茶などを飲みながらざっきうばらんに講師への質問やら参加者の自己紹介やらをやっている。さらにその後、都合のつく人は、場所を移して(近くの居酒屋で)懇親会をやっている。この会のコンセプトは気軽に参加でき、来る者は拒まず去る者は追わず、ということで「敷居の低い勉強会&異業種交流会」と銘打っている。そのため懇親会もだらだらやらず、1時間きっかりで終わることにしている。これが継続する秘訣だろう。
さて、この会も始めて1年が経過するということで、発起人であるN氏から、例月とは違うことをやろう、と昨年の8月頃に提案があった。
してみると、かれこれ4ヶ月ぐらい準備をしてきたわけだが、例月のセミナーとは異なり、記念講演やパネルディスカッションをやろうということになり、京都で中小企業診断士として活躍している我々の先輩である「成岡秀夫氏」をメイン講師に迎えたり、司会はプロの人にお願いしようということになって、人づてに片野優子さんというフリーの名アナウンサーに頼んだり、とかなり気合の入ったものとなった。
結局運営メンバーを含めて49人という多くの参加者を集めることとなった。
企業経営者あり、個人事業主あり、サラリーマンあり、独立志望者ありと、様々な人が集まったわけだが、今回つくづく感じたのは、どの人も、ほとんど「たまたま」知人に誘われて、という感じで、たまたまのご縁で集まったというケースが大変多かったことである。
縁というのは不思議なもので、本当に「たまたま」の重なりである。
パネルディスカッションでも「色んな人に助けられて今日がある」というような話があったが、それにしてもやはり「たまたま」のご縁で、知り合った人が助けてくれた、ということもあった。もちろん、本人がそれを望んでいて、日頃誠実に人付き合いをして、という積み重ねや願望があって初めてそういうチャンスもつかめるものだと思うし、今回集まった人たちも、何か機会があればそういう場に出て知り合いを増やしたいとか、チャンスを待っている人たちなのではないかなと思う。
それともう一つ。
「そもそもなんなのか」という根源的な問いを常に持っていなければならないという話である。これはメイン講師の成岡氏が語っていたことであり、企業経営においても極めて重要な問いかけであるのだが、私も経営相談会の真似事をやっている中で色んな経営者の方とお話をするが、その「そもそも」何の為にこの事業をやっているのか、という問いに即座に答えられる経営者とそうでない方では、話の深みや真実味において大きな差を感じる。それがまた業績にも反映してくるのではないか。
偶然の出会いを大切にし、はぐくみ、自分もそうだが相手にとっても何か役に立てるようなコミュニケーションを深めていく・・・こういうことが人を支えていく大切なものではないか、と思う。
感謝。
「とやまキトキトBIZねっと」のブログ:http://blog.livedoor.jp/kitokitobiz/