会社の実施する経営相談会。
9月から始めて、本日6回目を数えた。
今日は砺波地区での出張相談会。
1人で順次6社の経営者と対応した。
業況のいい会社もあれば、ちょっとしんどそうな状況の会社もあれば、青息吐息の会社もあって、皆それぞれ悩みのポイントが異なる。
「ああ今回はこの社長のお悩みをうまく解消する手伝いができたなあ」と思ったら、次の経営者には全く歯が立たず、「う~ん、全然役に立てていないなあ」と悔しい思いをしたり、と様々である。
さすがに疲れたが、自分のやりたい仕事への一里塚だし、本気で経営相談をやらせてもらっているし、中には相談会に来て何かをつかめたと思っていただけている経営者の方もおられるので、ありがたく心地よい疲れだ。(経営者は必死の思いで相談に来ておられるので、こういう言い方は不謹慎だが)
中に、自分が前の会社に入社したときの課長だった人をよく知っているという社長がおられた。
たまたま会社の所在地がその上司の住所の近くだったので、こちらから水を向けてみたのだが、土地の有名人かも知れないし、もしかしたらご存知かも知れないと思って聞いてみたら、ズバリ。
篆刻をしておられた関係で、その上司のことはよく知っておられ、本をもらったこともあると仰っていた。
なんであなたの上司だったの?という顔をされた。
会社が違うからキョトンとされても無理ない。
わけを話し、ご理解いただいた。
世間は狭い。
元上司は顔が広い。
残念ながら3年前に亡くなってしまったが、今でも父のように尊崇している人だ。
その上司に感謝しつつ、今日の出会いと仕事にも感謝。
経営相談会6回目
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