飛騨への思い

LinkedIn にシェア
Pocket

 今年実現したいことが色々ある。
 これまでの生活では、会社がすべてであり、仕事以外のやりたいことは一切手をつけられなかったため、たまのスーパー銭湯などが関の山だった。
 本当は一昨年のうちに行きたかったところが、奥飛騨である。
 22年前、職場の人たちと一緒に行った新穂高温泉の「深山荘」という宿のそばに川が流れており、そこが温泉となっていた。
 あまりに気持ちよく、最年少社員であったにも関わらず、先輩たちの世話もせずにじっくりと川風呂に浸かりも浸かったり、1泊2日の旅行で、都合8時間もその風呂に入っていた。
 思い出深い旅行であり、そこへもう一度是非行きたいと常々思っていた。
20080705深山荘

 当然行くときは1泊のつもりだったが、今回奥飛騨方面へ車が向かい、偶然その宿の看板を見つけたため、そのまま吸い込まれるように行ってしまった。
 残念ながら湯には浸からなかったが、私の家から、ゆっくり行って3時間で着くということがわかった。
 十分日帰りで湯だけ浸かって帰ることができる距離だ。
 近いうちにまた来ようと考えている。(写真の「川」が温泉になるのです、但し季節によってらしい)
 深山荘の場所をしっかりカーナビに覚えさせて、その足で新穂高ロープウェイに乗って一番上まで行った。バカとアホウは高いとこ好きよ、よいやさのよいやさ、という歌があるが、私などはすぐに高いところへ行きたがる、典型的なアホウかも知れない。
 さらにそれから国道158号線を西にとり、高山ICから、この日全線が開通した「東海北陸自動車道」の飛騨清見インターに乗り入れ、10710メートルという日本で二番目に長いトンネルを含む新道を通って魚津の我が家に戻った。
20080705飛騨清見IC付近

 このトンネルを通り抜けるのに30分かかった。
 グルリと回った一日であった。
 ガソリン高騰の折、ではあるが、22年ぶりに夢にまで見た「深山荘」を訪れて場所の確認をきっちりできたし、こちらを通ると遠回りだということが実地で確認できた新道の通行など、収穫大、であった。
 何よりも、職場を変わって、これまで頑張ってきた自分へのねぎらいができたことがうれしい。
 また来るぞ。

LinkedIn にシェア
Pocket