明けましておめでとうございます。
今日の富山県魚津市は雪の予報でしたが、意外や青空が垣間見えるおおむね穏やかな一日でした。

さて私こと、昨年10月中旬から顔面神経麻痺を患っています。
その治療薬の一部のプレドニゾロンには免疫抑制作用というのがあるらしく、医師から風邪などをひきやすくなっているから十分に気をつけて、と毎度注意を受けていました。もとより顔がへがんでいるために人様の前に出る時はマスクを常用していたので、感染症などにかかる可能性は多少軽減できていたものと思います。しかし年末の日曜に15年以上放置していたある部分の整理を一気呵成に行い、それも家人にも手伝ってもらえたこともあり半日ほどで完了して一人歓喜にわいていたのですが、どうも寒い場所で行っていたせいか、風邪をひいてしまいました。
かなり重度の風邪症状で、罹患翌日の12月29日と30日は、ほぼ寝たきり状態でした。具体的な症状としては、はじめは寒気が強く、続いて頭痛と鼻づまりと倦怠感と身体の節々の痛みが押し寄せ、そのうち体が岩のように重くなって身動きができず、とにかく寝ているしか何もできない状態でした。熱こそ37度程度だったものの、2日間汗もたっぷりかき、おしまいの方は下痢もありました。
2日間の寝たきり後は、大晦日の31日に少し身体が動くようになったこともあり、家の用事を多少行うとともに、野口晴哉さんの『風邪の効用』を久しぶりに紐解きました。

この本には、≪風邪は放っておくと悪化する場合があるものの、必ずしも悪いものではなく、健康な体に備わっている弾力が使いすぎている場所があるとそこが偏り疲労となってしまい風邪をひくことで鈍くなった体が弾力を恢復する≫ということが書いてあり、著者は「風邪自体が治療行為ではなかろうかと考えている」と記しています。あまり早く風邪を治そうとせずに、経過させることが大事なのではないか、ということも仰っています。
その流れで、とても興味深い記述に改めて気が付きました。p32あたりにあるのですが「癌などでも風邪を引けば治ってくる。ごく最近、癌に風邪の細菌を付けたら癌がなくなってしまった。それで風邪を引くことは癌の治療法になるというような説が出てきました」という記述です。かくいう私も過去に小腸間膜リンパ腫という癌を患い、細胞レベルでは完治できないことを知っているだけに無視はできませんでした。多くの人は迷信・似非科学だと捉えらるでしょうし、私も頭から信じるわけにはいかないものの、そういうこともあるかもしれないな、ぐらいに思っていました。私にとって喫緊の課題でもありませんし。
ところが、かなり体調が良くなってきた今日、年末に購入した日経トレンディの1月号をめくっていたところ、p45に「がん破壊ウイルス」というタイトルで、サブ見出しに「独自の技術でがん細胞を狙い撃ち 風邪ウイルスの活用で体への負担を軽減」という記事があるではありませんか。風邪の代表的な原因として知られる「アデノウイルス」の遺伝子をがん細胞のみを攻撃するように改変することで、高効率で安全性の高い腫瘍溶解性ウイルスが鹿児島大学の先生によって開発されたということです。既存の治療法では治らないがんに対しても治療効果が期待できることに加え、正常細胞には増殖しないので体にかかる負担が極めて小さく、薬剤を注射で投与するため外科手術より侵襲性が低く、抗がん剤のような副作用も起こりにくく、他のがん療法との併用も可能だということです。実用化にはもう数年かかるようですが、第4のがん治療確立の時代がもうすぐのようです。
といったようなことを読みながら、体力と気力が少し回復してきた元日の午後、「たまたま仕事のない年末ではあったものの、家人には多大な迷惑をかけたし、2日間寝たきりなどになってしまうと大変なので、早めに風邪をひいてさっと経過させて治る程度になった方が多分良いのだろうなあ。だから風邪を悪者視しないで、ひくときはひくのがよろし、今年は今まで以上に、自分の身体と向き合って生活をしていこう。」というゆる~い決意をしたところです。できればこの機会に顔面神経麻痺も一気に治ってくれればと淡い期待をしたものの、顔の表情筋の回復は別系統のようで、これについてはもうしばらくかかりそうです。
ということで、このブログをお読みいただいている皆様、今年もよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。年末から大変な目に遭われましたね。
コロナやインフルエンザではないようなので良かったと思います。これで麻痺もどこかに飛んでいけば良いですね。この季節は大掃除などで風邪を引くことが多いので、私は症状などはなくても布団にくるまって寝ています。
今日は午前中に元旦マラソンを走った後で満点の湯に入ってそのまま布団に入っていました。その後で年賀状が来たので、出していないところに返礼を書いて郵便局に投函しにいったのですが、これがまた寒かったです。このままでは中陳さんのように風邪をひくと思い、再度布団に入っています。ただしそれでも寒いのでとうとう暖房カーペットを引っ張り出しました。
ところでブログ文中の「へがんでいる」というのは方言のようです。
いずれにしましても本年もよろしくお願いします。
浜田様
新年あけましておめでとうございます。
早速のコメントをいただきありがとうございます。
へがんでいるという標準語はない、と私も想像していながら他にうまい表現が思いつきませんでしたので、まあいいや、とそのまま使いました。
元日マラソンに参加されたのですね。素晴らしいことです。お天気もそれほど崩れず、何よりでした。
私自身は、気のゆるみがあったのではないかと(15年間の宿痾と戦って一気にやっつけた感がありましたので)思いますが、とはいえどこでどう風邪をひくかわかりませんので、くれぐれもご用心下さい。
今年もよろしくお願い致します。