夢うつつと板橋区企業活性化センター中嶋修センター長のこと

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しばらく意識を失っていました。

その中で私は何かのセミナーをやっていました。同じステージにはアドバイザー席のような机があり、そこに座っていた板橋区企業活性化センター長の中嶋修さんがそろそろと立ち上がりながら、おもむろに「あー、ちょっと喋らせてもらってもいいっ?」とあの独特の口調で、表情は柔らかいままで、無理強いはしないけどもし時間をもらえるなら折角だから、という感じで。
私の方は、講演が終わったら引き続き一人10分ずつの個別相談を予定しているというタイトなスケジュールのため、喋ってほしいけれど時間がオーバーするなあとジレンマに陥っている・・・というところでだと気づきました。

10月1日から5日までの5日間、よろず支援拠点の本部研修を受講しました。所は東京板橋にある「板橋区企業活性化センター」。研修の指導者は同センターのセンター長であり、よろず支援拠点全国本部アドバイザリーボード委員長も務めておられる中嶋修さんという方でした。

研修と言いながら、手法やツールについても教わったのですが、どうもそれらとは異なる別のものをも、合わせていただいたような気がします。それが何かまだ判然とはしませんが、中嶋修さんという方の魂のようなものを少し分けていただいたのではなかろうかと感じています。それが夢に現れたのかな?と、勝手な解釈ですが。

正法眼蔵随聞記という本に「霧の中を行けば、覚えざるに衣しめる。よき人に近づけば、覚えざるによき人となる」(五ノ三)という一節があります。長らくこの意味がわかりませんでしたが、ああ、これがそれか、と少し理解できたような気になりました。一つのテーマで5日間の研修というのは結構長い時間ですが、それだけの時間をともに過ごさせていただくことで、師匠の仕事に対する姿勢や心が、吸気や皮膚を通じてしみ込んでくる、という感じでしょうか。頭では理解できていませんが、自分の中に中嶋さんの魂の一部なりとも取り込めていればいいなあと、夢から覚め、ひとしきり思いました。※写真は「板橋区企業活性化センター」ではなく、センターがある板橋区の入り口入り口の交差点です。埼玉県の戸田公園駅近くにとった宿から、荒川にかかる戸田橋を毎日歩いて通勤しました。

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