ちょっと中休み?

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過日、私の体に悪性リンパ腫が見つかりました。
簡単に、経緯とお読みになった方々への参考情報を書いておきます。

今年の2月下旬に、2年ぶりに人間ドックを受診。
オプションでPET/CTを実施。(前の上司から勧められていたので)
結果、小腸の辺りに妙な影あり、精密検査要すとの判定。

3月28日、改めて造影剤を注入して小腸回りの画像診断を実施。
3月31日、転移の有無確認のため、人間ドックに続き再度大腸内視鏡検査。今回は最奥まで。問題なし。
但し、小腸回りの診断結果は「小腸間膜のリンパ節腫脹が疑われる」との見立て。
胃腸の内部ではなく外側のため、内視鏡を入れての検査や組織の採取や治療はできない。
つまり開腹して組織を切除して生検するしかないため、手術要、との結論。
それも1週間は入院が必要とのこと。

ぎょえっ・・・そんなこと急に言われても、仕事が・・・仕事に差し障りがあるではないですか、と抵抗したものの、医師から「普通の悪性腫瘍なら数カ月単位での進行ですが、リンパ腺の場合は数週間単位で進行します。仕事がどうのと言っておられる場合でしょうか?」と諭され、急遽翌週から10日分ほどのスケジュールをキャンセル。

4月4日入院。
4月5日開腹・組織採取、生検へ。
4月6日一般病室へ移動。
4月12日退院。
4月20日生検結果判明。「悪性リンパ腫の非ホジキンリンパ腫の濾胞性リンパ腫」
4月25日骨髄への転移有無の検査。結果判明には時間がかかるものの、それに関わらず治療は開始しましょうとのこと。
5月某日、治療開始予定。最初は1週間ほどの入院にて点滴&服薬。その後は3週間ごとに同じ行程を6回程度やって効果測定をするとのこと。夏の終わり頃までには成果が見えるのではなかろうかと期待しています。

人間ドックでの各種検査(PET以外)では特に悪いところはなく、自分自身、自覚症状全くなしでした。
あえて言えば、年相応に下腹部が少しぷっくりしてきているかな、という程度。それでも腹回りはメタボの基準値にも達しておらず、健康そのものと思っていました。
リンパのがんは進行が早いとのことでしたが、私のかかった「濾胞性リンパ腫」はゆっくりと時間をかけて大きくなるので変化に気づきにくいのだそうです。

ということで、当分ペースダウンは否めないものの、ゆるゆると仕事は続けていく予定です。
関係の皆様にはご迷惑をおかけすることになると思いますが、寛大なお心で見守っていただければ有り難いです。
働き始めて32年が経過し、80歳まで働くとして残り26年間に備え、ちょっと中休みせえよ、という神様の思し召しかなと解釈しています。

さてそこでお勧めです。
①PET/CTの受診。
②万一に備え、がん保険への加入。(医療費の補助などになれば助かります)
私の経験が、お読みになった皆さんの何らかの参考になればと思います。

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