友人からの紹介で、昨年からある企業の目標管理制度導入のご支援をしてきました。
目標管理というと、ついつい「会社が従業員個人の目標を管理する」というふうに誤解する向きがありますし、言葉尻を捉えて「オレが管理してやるんだ」と勘違いされるといけないので、あえて「個人目標の取り組み」という表現を使って説明し、お手伝いしてきました。
ドラッカー教授が言っているように「個人の目標による管理」なので、個人個人の主体性を引き出すことがこの取り組みにおけるマネジメントの役割です。
コンサルはそのための支援であり、経営陣やマネージャー層がどうやって個人の進捗管理の支援をするかや、社員個々人の主体性を引き出すための動機づけをするか、などを助言していきます。
お絵描きやグラフなどの見えるツールの提案から面談のサイクルや留意事項など、その都度色々な提言をしてきました。取り組みが進むにつれ、社員さんの成長だけでなく、部分的にマネジマントの課題にも取り組ませていただいているような気がします。
約1年を経過しましたが、まだまだ色々な課題があります。この先のご支援について、引き続き企業さんの意向を確認しながら、できうるお手伝いをしてまいりたいと思っています。当の社員さんたちの感じ方は色々だろうと思いますし、自分で気づかないとなかなか人は変われないものだと思いますが、間接的とはいえ人様の成長のお手伝いができるとすれば、この上ない喜びです。ありがとうございます。