現在公開中の映画「ビリギャル」。
著者の坪田信貴氏、テレビなどでも引っ張りダコのようです。
坪田信貴氏の実践的な受験指導ノウハウの一部をテレビで披露された内容を覚えとして書いておきます。
1.メンタル(必ず成功する、という強い思い。成功した状態を思い浮かべ、ワクワクする。)
2.戦略
3.戦術(成果の出るやり方をしているか、成果が出ていないのならそのやり方はスパッとやめて違うやり方をすべきである)
というふうに話を進められたのですが、このうち「2.戦略」について少し詳しく書いておきます。
2.戦略
戦略とは「戦い」を「略する」こと。
あ、これはうまい言い方だと感じました。私は以前戦略とは「差異化」だと教わり、それはそれで腑に落ちたし、今もって「戦略」の本質を一言で言い表した言葉だと思っているのですが、やる必要のないことを徹底してやらないこと。これも差異化の一つでしょう。そしてやるべきことに集中する。これが戦いを略し、戦わずして勝つ秘訣だと説明しておられました。
(例:某有名私立大学の日本史は西暦1600年以降しか出題されない。よってそこを狙う場合は1600年以前の日本史は試験対策勉強としては必要なし。)
彼女はこれで偏差値30から現役で慶応大学に合格したのですから、冷静に考えれば当たり前のことかも知れませんが、目から鱗の方法論でした。ビジネスでも応用できるのではないでしょうか。