ある友人が語っていた減反ばなしからの連想。
最近の減反・・・長ネギやら小麦やら大豆畑に転作されている元・田んぼ。稲穂の波を見ながら育った我々にとっては寂しく悲しい光景である。
ただ、それはノスタルジックな意味だけではなく、それ以上に「今」の問題として気になっている。
田んぼ→荒れ地(として放置)→人の気持ちや心への影響(心のすさみ)や地力の萎縮。
私たちが暮らしている土地の自然環境が人の心に影響しないはずはない。
私たちの心に少しでも豊かな影響があたわるように、休耕田をほっぱっておかない方が良いはずである。
また、日本の国土、土や自然や生態系が、農耕の仕組みによって今の状態が維持されているのであり、「田んぼシステム」は、少しでも維持をすべきだと思う。
私のような「農業部外者」がわかったようなことを言っちゃだめなんだろうけど、そういう歯がゆい気持ちがある。
みずほの国、日本の元気は農耕の復活復権からではなかろうか、と思う。