福岡の友人から2年ぶりに年賀状が届いた。
ところが、文面を見ると奥様の言葉であろう「主人は秋から休職となりました」と書いてある。
びっくりして電話した。
2年前の秋、意識を失ってしまったらしい。
脳に炎症ができたという話だった。
2008年の8月最後の日曜日だったと思う。
8月のお盆過ぎにようやく出した私の転職案内ハガキを見て、すぐに電話をくれたO氏。
倒れられたのはそれから間もなくのことのようだ。
倒れてから2年が経ち、病気休暇の期限が過ぎて、休職となってしまった。
休職が1年続くと退職扱いとなる。
私と同じ年齢。
平成2年に東京で行われた会社のチャリティイベントでご一緒になり、意気投合した。
1歳になったばかりの上の子どもを連れて、飛行機で壱岐まで遊びに行った。(当時O氏は壱岐勤務だった)
働いている場所はまったく別だったが、彼が九州で明るく頑張って仕事に燃えているということが私にとって大きな励みだった。
そのO氏が倒れたというのは、まことに他人事ではない。
まだ49歳。
子どもたちは23歳と20歳。
きっと元気になる。
会社は退職になってしまうだろうけど、生きていれば、また花は開く。
きっと元気になる。
祈りを捧げたい。
頑張れ、Oさん!