2011年。
今年も色々年賀状をいただいた。
ありがとうございます。
さて、今年の年賀状を見ていて気のついたことだが、年賀状の文面に「感謝」という文字が書かれているのが結構あった。
感謝という言葉は良い言葉だと思う。
不平不満ではなく、安住でもなく、感謝。
今の境遇、今の家族、今の仕事、今の自分。
色んなものに感謝し、そして前へ進む。
欧米の人々は食事の前に神に感謝の祈りを捧げるらしい。
私たち日本人も、つい数十年前まではそうではなかったか。
いつのころからか、日本人は感謝を忘れてしまっているような気がしてならない。
それがせちがらい世情になってしまっているのではないか。
いや逆にせちがらい世情だから感謝を忘れたのか。
どちらかわからないが、ともかく、感謝するという気持ち、姿勢はとても大切だ。
日本人の謙虚な姿もまた感謝から生まれるものだと思う。
ということで、またまた村上龍さんの『五分後の世界』を思い出してしまった。
質実剛健。
日本人の持つ美徳を思い起こしてまた明日もしっかり地に足をつけて生きていこう。
年賀状に「感謝」という文字を書いて送っていただいた多くの友人の皆さん、そういうことを思い起こさせていただき、大変ありがとうございます。
感謝します。