2011年、平成23年が明け、恒例により子どもたちへの訓示を垂れた。
年等の挨拶では、彼らの3代前の先祖について紹介した。
と言っても私もよくわからないため、ところどころ母に補足してもらいながらだが。
3代前の先祖というのは、彼らの両親(つまり私と妻)からすれば、じいさんばあさんたちである。
が、意外と私たち自身、祖父母のことすらよく知らないことに気づいた。
年末に急ごしらえで、母や妻に質問して、なんとなく概要ぐらいは話せるようになった。
簡単な家計図をメモして、自分の頭の中を整理して子どもたちに語った。
当たり前のことだが、3代前は8つの苗字の人々がいる。
私たちが普段接している親戚はせいぜい4つの苗字ぐらいだろうか。
ちょっと遡るとそれだけ多くの親戚があるはずなのである。
もう少し親戚や先祖ということについて、自分のものにしていかなければならないなあと思った。
さて今年の我が家の基本方針を紙に書いた。
①夢、目標、志
②健康を保つ
③火の用心
④安全
⑤整理整頓
⑥お金を大切に
である。
昨年は
①感謝する
②目的を持つ
③行動する
④確認する
⑤健康を保つ
⑥蓄財する
としていたが、これらのうち、①や③や④はかなり子どもたちもできてきたように思う。
そのため、今年はあらためて、夢や目標や志の大切さ、それが一番大切なエネルギー源だということを述べた。
健康は、皆留意しているところだが、やはり健康なくしては何もできないため、その大切さについても上位に持ってきた。
火の用心や安全などは、父が口をすっぱくしていつも話していたことだが、入院中のため再認識の意味であらためて文字にした。
整理整頓とお金を大切に、という点は、まだまだ毎日の心がけが大切なので、重要事項として挙げた。
決して家族間のコミュニケーションの原点である「確認」やお互いへの「感謝」が不要になったのではない。
これらは、まあ日常的にできるようになったと感じられるようになったので、当たり前のこととして、今年は書かなかった。書かなくても当たり前にできるようになったと感じている。が、それはそれでその都度チェックは必要だろうと思う。
そんなことで、今年も家族協力して混迷の時代に立ち向かって行きたい。