熊と自然の話

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 このブログのテーマである「夢」とは全く関係がないが、富山県富山市の岩瀬という海岸で、釣り人が熊に襲われたというニュースがかけめぐった。
 山近くではなく、川づたいに、熊が海まで出てきたのである。
 これは大変ショッキングなことだ。
 今年は熊被害の当たり年である。
 当たり年なんていうのは、実際に被害に合われて、怪我をなさった方がおられるわけだから、かなり不謹慎だが、そういう言い方しかないと思うくらいに、あちこちで沢山熊が出ている。
 奥山と里山の境界がなくなり、人里と奥山が直結してしまっている現実、奥山の熊のエサが、環境変化のため乏しくなっているという現実、そういうものがあいまって、熊が冬眠前の食糧確保のためにさまよい歩いているらしいとのこと。
 熊にとっても人にとってもきついことだ。
 環境変化が動物と人間の境界を破壊しているのか、それとも本来の状態に戻されつつあるのか。
 どちらかはわからないが、少なくとも我々人間にとっては、安全についての意識を変えなくてはならないような状態になりつつあるのではないかなと思う。

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