社会学の泰斗 小室直樹氏逝く

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 ん~!!!!!
 残念だ!
 小室直樹氏が亡くなってしまった。
 惜しい。
 とても残念だ。
 77歳。
 大変な高齢だったのだなあと思う。
 日本の宝であった。
 これほどの学者は恐らく100年に一度出るか出ないか。
 たぶん100年ぐらいでは出ない。
 明治大正昭和平成を通じて、これほどの社会学者はこの人を於いて他にはいないと思う。
 「潜水艦」の中ではなく、ちゃんとした東大病院というところで亡くなったのがせめてもの救いか。
 色々手を尽くされた結果の死であろうと思う。
 (もしかすると石神井の「潜水艦」の中で亡くなった方が、在野のこの学者としては似つかわしかったのかも知れないが)
 この方の業績について語りたいことは山ほどあるが、今日はやめておく。
 稿をあらためて述べさせていただく。
 ともかく、日本の構造的な問題点をえぐりだし、白日の下に曝した功績は古今東西類を見ない。
 日本の問題点に常々警鐘を鳴らし続けてこられた。
 日本の構造的な問題点、の観点から警鐘を鳴らした人は、小室直樹氏と山本七平氏ぐらいではなかろうか。
 (ちょっと言い過ぎか)
 いずれにしろ、両者を失った我が国に、今後きちんと学問をして、それをベースにした根本的な部分から警鐘を鳴らせる人がいるのだろうか。
 それがなければ、我が国はまたぞろ第二次世界大戦と同じような愚を犯すであろう。
 それが日本の構造的な問題点なのだから。(ということを論理立てて説明される人だった)
 後進の方々、有名な方では橋爪大三郎氏や副島隆彦氏らに、是非警鐘を鳴らすお立場を取っていただきたいと思う。奇をてらうことにあまり時間を割いて欲しくない。
 また稿を改めて・・・と言いながら長くなった。
 とにかく惜しい方を亡くした。

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