新入社員の時の上司の墓参り

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 5年前に亡くなった、私が新入社員の時の課長の墓参りに行って来た。
 先輩のMさんと一緒に行って来た。
 小矢部市である。
 突然だったが、奥様が暖かく明るく迎えて下さった。
 ありがたいことだ。
 仏壇を参らせていただいた後、お墓の場所まで一緒に案内していただき、お参りしてきた。
 穴の谷の水を捧げた。
 亡くなる少し前に、無邪気にも、回復するものだと信じて、病院に持っていったのだが、たぶんもう末期だったのだろう、恐らく水は飲まれないままに亡くなってしまったのではないかと思う。
 そんな残念な気持ちもあって、今日持参した。
 もちろん飲めはしないのだが、折角お参りに行くときぐらいは、お届けしたいという気持ちだ。
 上司の好きだった「ふなくち菊水」もお供えした。
 尽きせぬ思いがある。
 わずか69歳で亡くなったことが、本人は無念でしょうがないと思う。
 私も残念だ。
 しかし死んでしまった人が生き返るわけではない。
 今と明日を見つめて、生きているメンバーで頑張っていかなくてはならない。
 故・上司の思いを少しでも受け継ぐことができて、今生きている人たちのお役に立てたらなあと思う。
 ところで、富山駅での待合中に、なんとかいう本を読んだ。
 なんていう書名だったかは忘れたが、最近の成功本の批判をしていた。
 なかなか痛快であった。
 世の中、あんたの真似をしたらガッポリ稼げますよなんて、そううまくいくはずないじゃないか。
 あんただけが儲かってるんでしょ、といったような論調で、結局は松下幸之助氏や稲盛和夫氏などの自叙伝が一番インパクトがあって本当にためになるよ、というようなことが書いてあった。
 骨のある本だと感じた。
 残念ながら書名は忘れた。

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