自分のペースで生きて行きたい。
しかし、組織人となるとそうは行かない。
いや、いわゆる「自由業」であってもお客様商売である以上、なかなかそうは行かないだろう。
でも自分の時間を一定以上は確保したい。
そして、やりたいことに多少は時間を費やしたい。
それが健全な生き方だと思う。
おかげで最近は少し自分の時間ができてきた。
とは言っても、年末に異動があって慣れない仕事になったため、回りへの迷惑を最小限にするため、仕事のおさらいや予習やらで平日は目一杯働いているし、土日も多少仕事に時間を費やしている。
それもこれも将来への布石、スキルアップのための仕込みだと思えば苦痛ではない。(もうちょっとゆとりがあればと思うが、現下の経営資源を考えるとしょうがない。)
さあ、そういうわけで自分の時間が以前よりも増えた。
仕事は将来診断士としてやっていくための武器となる財務や金融に関する専門的な業務である。
では空いた時間に何をするか。
やりたいことで、これまでできなかったことを地道にやっていく。
去年は小旅行、十数年ぶりの友人との再会など、自分の心の穴を埋めてきた。
今年は体に目を向けている。
健康増進が一つのテーマだ。
毎朝の真向法、夜の視力強化、週末のランニング。(そしてアルコールの削減)
これらを継続して前よりも元気になる。
ちょうど昨日のオーバーホールで内臓を空っぽにして出直しの契機になったこともあり、ちょうど良いと思っている。
仕事に関する勉強が二つ目のテーマ。
財務分析力の強化、税務や法務に関する資格取得、融資の目の付け所や粉飾を見抜く目の養成。
といった数字から会社を見る能力と合わせて大事なのが、経営者・仕事の中身・従業員の状況・事業を取り巻く色々な環境の変化を見る能力である。
そんなことが金融マンとしては不可欠である。
あとは自分のフレームワークやノウハウに磨きをかけていくことができればなと思っている。
経験は、実戦を積まなければどうにもならない。
早く独り立ちするかもう少し基礎体力をつけてからにするか。
早ければ経験は積める。しかし基礎的な素養が十分だろうか?
ま、早いか遅いかはどちらでもいい。
自分が「今だ!」と思うチャンスとタイミングがあれば決断し、躊躇なく前へ進む。
それしかない。
(子どもたちが独り立ちするまでの収入や資産に懸念なきようにしなくてはならないが)
そんな感じで、ここしばらくは行きたいと思っている。