激動の一週間

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 12月19日(土)家の周囲の除雪。12月の除雪は何十年ぶりだろう。
       母の新しい車が到着。
       ホンダのFIT。
       ショップの人たちの人柄が気に入って買った。
       もちろん燃費の良さも重要な購買決定理由の一つである。
       同日、2010年の年賀状に、目標の一つとして「家族の健康増進」と書く。
 20日(日)母がFITに初乗り。
       今までの車が普通電車だとするとFITからの眺めはサンダーバードのようだ、
       と感動。
 21日(月)職場に新しい仲間が増える。中途採用の人である。
       私にとっては旧知の間柄の人だが、まさか転職して我が職場に来られるとは。
       大変驚いた。しかも同じ担当である。
       午前10時過ぎ、妻から電話。
       76歳の父が脳梗塞で倒れ、緊急入院。
       (前の日に「家族の健康増進」なんて書いた年賀状を出したところなのに)
       家に帰ると、私の車のエンジン部がガタガタと異音を発し、オイルランプ点灯。
       JAF曰く、動かさない方がいい、いつ止まるかわからない状態です。
       こんな日に限ってトヨタが休み。
       父の車で父の入院している病院へ。
       2週間は絶対安静に、どう転ぶかわからないとの医師の話。
 22日(火)会社で人事異動の内示。
       会社の心臓部とも言える業務であり、私にとっては全く経験のない仕事。
       いずれその担当業務もあり、と言われてはいたものの、コンサル的な業務で
       行きたいと考えていただけに少なからずショック。
       サラリーマンとしての昇進・栄達は望んでいないのだが、結果的には可能性
       を認められたのか、責任とともに権限も大変重い仕事に就くことになる。
       企業の中身を融資先として見るわけで、大変勉強になり、チャンスではある。
 23日(水)下の子が高校の演劇の中部大会で名古屋へ出発。4泊5日の旅行。
       午後、父の病床に付き添いながら読書と仕事の資料読み。
       読書は吉川英一氏の『低位株必勝ガイド』、園善博氏の『頭がよくなる魔法の
       速習法』。読了。 
       新しい職場のマニュアル、途中まで読んだ。
       父はひたすら「1,2,3,・・・100、1,2,・・」と数字を念仏のように唱えている。
 25日(金)仕事の引継ぎ。
       新しい仕事は、手続やルールだけでも大変ややこしい。
       しかしそれ以上に仕事そのものがわかっていない。
       実務をしたことがないのにジャッジせよというのだからしょうがない。
       とにかくマニュアルを読み込まなければ・・・。
       夜、修理に出していたトヨタのガイアが戻ってきた。
       オイルのカスが相当沢山溜まっていたらしい。
       前の持ち主がオイル交換をほとんどしていなかったのかも知れない。
       というわけで、オイルの通り道を2回オーバーホールしエレメントを交換した由。
       修理費4万円也。
 この一週間というもの、父の急病、私の人事異動など、人生にとって大きな事件が立て続けに起こり、正直言って混乱している。
 無意識に、多量のアルコールを四晩連続して飲んだ。
 その間毎晩10時半頃に何もせずに寝た。
 父がこの先どうなるか、不透明この上ない。
 症状はかなり重く、回復はしないと医師から宣告を受けた。
 しかし病院にはそんなに長くはおれないらしい。
 どこでこの先の介護をして行くか。
 仕事は後1日を残して新しい業務に就かなくてはならない。
 できるのか?
 全然自信がない。
 この混乱を楽しめる?
 そりゃ無理だ。
 いつもなら混乱している自分を上から眺めて客観的に楽しんでいる私だが、今回は不安で一杯。
 とても楽しめる余裕はない。
 でも今の状態が現実であり、この現実は変えられない。
 そこからがスタートだ。
 新しい「落ち着き所」は、混沌・混乱の中からこそ生まれるものだと思う。
 混沌とした状態から、新しい智恵や打開策を生み出すのは、私の最も得意とする作業であり、大好きな分野のはずだ。
 何をしなくてはならないかを書き出して、できることから順番に、一つひとつ取り組んでいこう。
 私は一人ではない。
 家族もいるし、職場の先輩や仲間もおり、友人たちもいる。
 なんとかなる。
 前に進んで行こう。

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