N先生から聞いた「来来亭」に行ってきた。
社長がテレビのインタビューで事業の成功の秘訣を問われ、「鳥がら、豚がら、人がら」と答えたという、あの「来来亭」である。
つまり、食材の味をしっかり引き出すことと、事業を支えるのは従業員の人柄だということらしい。
そのため店長は仕事の腕前はもちろんだが、それに加え、人を見て選んでいるということだ。
(人柄というのは、選ぶ側の好みや性格もあり、一概にどういう人柄がいいのかということは簡単には言えないが)
昨日、富山で初めての店がオープンした。
今日行ってきた。
魚津から富山の稲荷町まで車で45分。
ラーメンを食べるためだけに行く距離ではない。
たまたま小学校・中学校の時の同級生から、ちょっとしたイベントをやるので顔を出さないかという連絡が来たこともあり、妻に付き合ってもらって行くことにした。
(ちなみに32年ぶりの再会であったが)
さて「来来亭」。
12時少し前に着いたのだが、車は路上まで溢れ、人は入り口から数メートルの行列をなしていた。
待つこと30分。
ま、それだけの待機時間で済んだのはさすがに富山というローカル都市だからかも知れない。
なんとか写真を撮ったが、待っている人たちの気持ちも考えずにあんたはなんてことをしているのよ、と妻からお叱りを受けつつの写真だったので、ほんの1枚のみ。しかも人や車の行列までは収めることができなかった。
応対は、とにかく丁寧ではあるが、ちょっと音声過多、ってな気がする。
最初だから元気よくやらなければというのはあるだろうからしょうがないかも知れない。
でも妻は駐車場で対応してくれたお兄ちゃんを気に入っていたようだ。
味は、ちょっと辛めのとんこつ味で、細めんなので、するすると食べやすいとは思う。
少ししょっぱい感じがするので、ご飯と一緒に食べた方がいいかも知れない。
値段は特別高くもなく、ちょうど手頃だと思う。
トイレが一つしかないのがちょっとな、と思った。
ま、そんなことで、オープンし立ての「来来亭」に行ってきた。
是非味覚の肥えている富山の地でも根を生やして、第二店、第三店をオープンしつつ、独立して頑張って欲しいものだ。