次男坊の演劇を観た

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 次男が高校に入って放送演劇部に入った時はびっくりした。
 幼稚園や小学校の低学年の時は水泳をし、中学に入ってバスケをやってきた。
 結局本人にとってはしっくりこなかったのか、長い間付き合うものにはならなかったみたいだ。
 そんな彼が突如、演劇、と言い出したので、大変驚いたが、我が子が、とにもかくにも自己実現を図ろうともがきまくった末に見つけた新しい道だったので、まずはやらせてみることにした。
 そして今日は県内の高校の演劇発表会であった。
 場所は、高岡の高岡文化ホールという立派な会館である。
 次男の行っている学校は寛容なのか、1年生でも出してもらえるのだ。
 セリフももらい、全編に出ていた。
 内容はインターネットの蜘蛛の巣に囚われた高校生たちが、自らの囚われている状態に気づき、そして同じように囚われている同級生(でも発現形態は彼らと異なり、ひきこもりになってしまっている)を、違う人間としてではなく同じ目線で捉え、理解し、救い出そうとする、そのために正面から向き合い、「目」を見て話をしよう、というようなものである。
 と書いてしまうと、なんとも安直な感じになってしまうが、現代のネット社会の危うさ、もろさとその中にあって仲間とどう向き合っていくかというようなことを描いた、素晴らしい演劇であった。
 笑いあり、涙あり・・・最後はホントに涙が出てしまった。
 高校生、なかなかやるじゃん!である。
 大会には、富山東、砺波、高岡南、小杉、高岡、富山第一、呉羽、富山中部の8高が出場。次男の富山第一高校は、富山中部高校とともに、次の中部大会に進むための2高の枠に入った。
 おめでとう。
 心から祝福と励ましを送りたい。

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