高校の時の同級生Y氏に再会した。
年賀状だけはずっとやり続けていたが、ビジネスの面、音楽などの趣味の面等、方向性が合っているわけでもなかったので、なんとなく、年賀状だけは・・・という感じだった。
唯一の共通点は国語のAという先生をお互い尊敬していたこと。
A先生は、ちょっと変わり者で、しかも酒をこよなく愛する人物で、文学を感受性で味わうような読み方・教え方をするため、生徒にとってはちょっとわかりにくい先生だったように思う。
が、数少ない理解者が私とY氏だった。
「あの先生の授業、良かったよね」というのが、彼との心情共有の始まりであったように思う。
最近、良寛さんのことを年賀状に書いたら、彼から大学の時の恩師が良寛研究者で著書もあるとしてその本を送って来てくれた。
良寛さんのことを教わろうと思い、昨年から再会を計画していたが、色々バタバタしていてなかなか日程調整がつかなかったが、先日新潟の五合庵に行って来たこともあり、それを機にスケジュール調整が一気に進み、昨夜の再会となった。
30年ぶりではあったが、全く時間の経過を感じさせない。
これはホントに不思議なことだ。
彼は国語の教師という縁もあり、A先生とは時々お会いして歓談しているらしい。
お元気だということを聞いて、こちらもうれしくなる。
A先生も良寛のことについては色々ご存知なようだ。(他人を師としない人なので、私とは接し方が違うのだろうと思うが)
いい酒を飲み、お互い元気でいることに感謝。
ありがとうございます。