昨日の「とやまキトキトBIZねっと」では、友人のI氏に講演をしてもらった。
大学の同期で、ずっと親しくつきあってきた人物ではあるが、途中彼は東京、こちらは金沢やら大阪やら、と間が抜けた期間も相当ある。
父上が大怪我をされ、東京からサラリーマンを辞めて実家に戻り、色々あって創業した、その辺りの経緯はそれなりに聞いていたつもりだったが、あらためて創業から安定成長の今日までのいきさつを聞くと初めて聞く話や普段あまりしないような経営哲学の話などもあり、大変感銘を受けた。
講演の中からいくつか「語録」を記録しておく。
・リスクのない経営は成り立たない
・生き残りのためには「屋」から「業」への業態転換が必要(職業としての社会的な認知が必要)
・自分という人間を理解して仕事に取り組む
・伊那食品工業という会社は大変素晴らしい
・従業員はコストではない。一人ひとりを尊敬している
・お金は使うものではなく回すものである(タライの原理で向こうへやればぐるっと帰ってくる、かき寄せようとしてもこっちへ来ない)
なお講演の主は株式会社ライフサービスの社長で、「平成19年度 富山市ヤングカンパニー大賞」奨励賞というのを受賞されており、その成長ぶりが注目を集めている、富山の元気企業である。