別に毎日東京での出張レポートを書くつもりではなかったが、結局毎日書いている。
今日は研修の4日目である。
毎日息もつかせぬM銀行調査部の精鋭によるしごきである。
優しい顔してソフトな語り口ゆえ、余計に真綿でクビ締められるようなきつい研修である。
今日は比較的早く、午後7時半頃に終わり、唯一飲み会も入っていなかった日であり、明日の最終日に向けて片付け等の準備もあるので、そのまま宿に直行。
途中食事をし、買い物などして午後9時頃には部屋に入った。
一人の夜の時間が1週間できたので、少しまとめて勉強しようと思い、仕事の参考資料やら小説やらを色々持参してきた。
現実には、初日のJRでは寝るか事前課題の残りをやるかしてきたし、東京に来てからは毎晩飲んでいたため、今日のこの時間まで何もしていない。
しかも飲み会がない日はない日で、さあしっかり学習するぞと勢い込んで部屋に入るのだが、たいがい寂しさが募ってテレビを見てだらだら時間を費やすのが私の出張時の常の姿である。
家にいて誰かがそばにいるときは割りとちゃんと勉強できるのだが、家族がいれば色々用事もあって集中して学習できる時間にはおのずと限度があり、いなければいないで寂しい・・・なんて勝手なことか、と思うが、寂しいという感覚は制御できないのでどうしようもない。
今日ぐらい、しっかり自分にストアをかけて(ストイックになって)、残された2時間を思索や勉強にあてがいたい。天から与えられた、瞑想でもなんでもできる貴重なひと時だから。(もうちょっと自分に強くならんけりゃあかんねん!)
さあ、とりあえずは洗濯だ。
最近のステイ型のホテルには乾燥機能付の全自動洗濯機があって大変助かる。