久しぶりの東京で迷子に・・・

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 前に東京に来たのは、平成16年だったと思う。
 某企業の大阪支店に勤務していたときに、その支店の東京事務所というのがあって、そこへ仕事の相談に来たとき以来だ。
 してみると、今日東京に来たのは、公私共に5年ぶりということになる。
 富山暮らしなどを長いことしていると、視界というものは、随分遠くまであるものだという感覚が当たり前になる。
 それが東京に来ると、途端に高層のビルが林立していて、筋ひとつがわからない。
 今日も現在の会社の東京支店に行ったのだが、行ったまでは良かったのだが、帰りが普通に逆方向に歩けば良かったのに、かっこつけてぐるっとビルを回ってしまったところ、全然違うところに行ってしまった。
 10分もかからない神田駅まで20分もかかった・・・。
 研修所もそうだ。
 某巨大金融機関の、その研修所は、おしゃれな町の代名詞とも言える、代官山というところにある。
 恵比寿から歩いても良かったのだが、ちょっと遠いような気がして、「徒歩3分」と書いてあった代官山駅まで行き、地図どおりに北口で降りたのだが、道がない。
 空中歩道なのである。
 地図と違う感じだなあと思いながらもとりあえず地図の方向に。
 行けども行けども、住所表示板には、研修所の地名とは異なる文字が・・・。
 結局神田と同じように、ぐるっと回って、それらしき地名にたどりつき、それでもまたしても小道を一本間違えて「ここはどこ? 私は誰?」状態になりつつ、なんとか研修所を発見し、受付を済ませた頃には、集合時間の30分前。
 昼食まだなのだ!!!!ということを思い出し、近くのこじゃれたレストランへ。(一杯飯屋に入りたかったのだが、そういう下町風の店は、どうもこのあたりはなさそうで、探しているうちに時間切れというものたまらないので、自分のおっさんぶりを省みず、飛び込んだのである)
 やはり、おしゃれなOLさんたちばっかしの店で、一人ものの私に対して投げかけられた目線は、「おっさん、ここはあんたの来るところじゃねえよ、席に座らずにかえんな」ってな感じだったが、そこは大阪のおばさんのノリで、どかどかと店内に入り込み、「Aランチ!」と声高らかにオーダーし、しっかり時間に間に合うように食事をした。
 なんの話かわからなくなったが、久しぶりの東京は、相変わらずにぎやかで人もビルも多く、迷いやすい町だ。

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