中学校時代の友人に感謝とエールを

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 以前いた会社の富山支店に、大阪から私が異動してきた時、中学時代の同級生がいた。
 えっ?と思って聞いたら、派遣社員として来ているということだった。
 派遣社員と言っても、正社員と同じ仕事をしており、その職場ではかなり高い業績を上げていたので、我がことのように誇らしい気持ちだった。
 しかもその人がいたので、私自身は会社なのに家にいるような感覚を覚えることがあった。
 と言っても、別に昔の彼女でもなく、もちろん今の彼女でもないので変な意味ではなく、また担当はまったく別だったので、たまにその人の顔を見たときに、ふっと安心できる瞬間があった、ほっと一呼吸できる瞬間を得られた、と言う方が正しい。
 しかしそれにしても、会社の中にいて、家庭の居心地を一瞬味わえるというのはありがたいことだった。
 そのくらい、中学時代の同級生とは何か共通して安らげる心の基盤があるような気がする。
 今でもそう感じるのだから相当なものだ。
 その人が、夫君の人事異動に伴い、我が古巣を今月末で退職されることになった。
 日本中に営業拠点のある会社らしいので、やむを得ないことだ。
 居心地のいい状態というのはそんなに長くそのままの状態で続くものではない。
 もちろん私自身、今やその会社にいないのだから、自分勝手なことは言えない。
 世の中は常に動いているなあ、とあらためて思った。
 どんどん変化している。
 自分だけが止まっているわけにはいかない。
 誰かに止まっていて、と言うわけにもいかない。
 松原みきさんの歌に「ハロー、トゥデイ」というのがある。
 「仲の良い友達がどんどん変化していっている、止まっていて変化のないのは私だけ。
  じっとしているわけにはいかない。私も変わらなくっちゃ。さあ行動しよう」というような主旨の歌で、聞いていてとっても元気が出る歌だ。
 これから上記の友人の新しい人生が始まる。
 同じ会社にいた日々に感謝しつつ、これからもよろしく。
 そして、これからの日々を素晴らしい日々にしていただきたい。
 ありがとう。
 お世話になりました。
 これからも明るく、お元気で。

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