メキシコとアメリカで豚インフルエンザが流行しつつあるらしい。
豚インフルエンザなんて、初めて聞く名前だ。
これまでずっと鳥インフルエンザまたは新型インフルエンザによるパンデミックへの警告はなされていたが、「豚」というのは聞き初めだ。
いや、「鳥」以外のインフルエンザの名前が、その筋では言われていたのかも知れない。
既にメキシコ国内で豚インフルエンザの感染者は1004人、死者は68人とのことであり、かつ死者の年代層は20代から40代だとのこと。
決して免疫力の弱い層ではなく、むしろ頑健な年代層の人たちが亡くなっているようであり、とすると、我々がまだ抗体を持たない種類のウイルスなのかも知れない。
我が国でパンデミックが発生すると、60万人だかの死者が出るとの予測があるらしい。
実際にはそんなものでは済まないかも知れない。
小松左京氏の『復活の日』を思わず思い出してしまうが、まだどうともこうともわからないものなので、ともかくは、当面、うがいと手洗いの励行を怠らずに、家族にもよく言っておかなければならないと思う。
気をつけましょう。