もう愚痴るまい、もう怒るまい

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 子どもたちに対しては、顔を合わせれば怒っているような気がする。
 彼らもむすっとした顔をして返事したり聞こえないくらいにぼそっとしか返事しないことしばしばなので、つい、怒ってしまう。
 最初は軽い注意から入るのだが、次第にエスカレートして、自分の中で怒りを増幅させて、最後は怒鳴りつけるまでになっていることもしばしばだ。
 こんな親になる予定ではなかったのだが。
 こんなコミュニケーションのとり方を子どもたちとするはずではなかったのだが。
 どこでボタンの掛け違いをしたのか。
 妻とは、もう怒らないでおこう、かけがいのない、世界で彼らしかいない我が子どもたちなのだから、健康で、素直で、何か頼みごとをしてもちゃんと聞いてくれる子どもたちなのだから、と何度も約束するのだが、いつも一日も経たないうちにもう怒っている。
 しかもそんなことを恥ずかしげもなくブログに書く神経とは一体・・・?と自分の精神状態をすら疑ってしまう。
 一体誰に向かってこんなことを書いているのか。
 人に対して読んでもらおうと思って書いているのではない。
 自分自身に対する慙愧の念で書いている。
 もう怒るまい。
 もう愚痴るまい。
 明日からは、しつこくなじるのはやめよう。
 明日からは、怒鳴り散らすのはやめよう。

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