聖徳太子暗殺事件

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 ずっと昔に聖徳太子は暗殺されたという話を聞いたことがある。
 小学校6年生の時だったか、それより後だったか・・・。
 小学校6年生の時というのは、聖徳太子という人物のことを教わり、私が歴史に目覚め、その後の歴史にのめりこむきっかけを与えられた瞬間であった。
 その時に蘇我氏が喜ぶ「むっふっふ」だから622年、聖徳太子が亡くなった年、と教わった。
 それが聖徳太子は暗殺されたという話と結びついて、蘇我氏が裏で糸を引いていたのだなと思い込んだ瞬間もあったかも知れない。
 しかしその後、初めて石舞台に行った時に、瞬時に蘇我氏は悪人ではないと思い、傍証しようと思っていたら、次から次へと蘇我氏善玉論のような研究書やらエッセイやらが雨後のたけのこ、とは言わないが色々出てきて大いに溜飲を下げているところである。
 そんなこんなで時間が過ぎ、今日風呂に入っていて、ふと、聖徳太子暗殺事件というテーマのSF小説を書こうと思い立った。
 完成は何年後になるかわからないが、「日出ずるところの天子が日没するところの天子に書をいたす。つつがなきや」なんて手紙を送ったものだから、隋の煬帝が怒って暗殺団を送り込んだ、というような内容を基軸に置きたいと思っている。
 で、関連情報を集めようとネットを調べたら、あるわあるわ。
 聖徳太子暗殺論のオンパレード。
 これじゃ、今さら小説を書いても、たとえそれがSFでも、二番煎じどころか、「へっ、また古代史もののありきたりの聖徳太子か」と鼻で笑われて終わりかなと、ちょっと萎えつつある。
 が、一通り色々またゆっくり見てみて、是非チャレンジしたいと思っている。
 坂本龍馬や織田信長の小説なども、次から次へとどんどん出てきているではないか。
 聖徳太子も、SFなら何度登場させてもいいでしょ。(学究ものや時代考証を要するものではないのだから・・・)

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