勝間和代という文字を見ただけで反応するようになってきた。
以前、ドラッカーという文字だけで本を買っていた時期と同じ病のようである。
またまた「読みもしないのに・・・」という妻の声が聞こえてくるような気がする。
前回購入した『読書進化論』(小学館新書)はさらりと読めて面白かった。
その前の『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は勉強になるが、ちょっと力を入れて読まねばならず、パラパラっとやって初めて見るキーワードはしっかり読んだが、後のノウハウのところは今のところ放置状態である。
どれも、特段すごいことが書いてあるわけではないが、その一歩をするかどうかでこんなに違ってくるんだよ、ということを本人の体験をベースにして書いており、しかも今も実践してどんどんバージョンアップ(本人が)しているところがすごい。
マインドマップなど、今は色んな「クリエイティブな」と言われる人たちが使っていて、本も沢山出ており、ポピュラーになっているが、私も見つけたのだけは随分早く、もう8年ほど前、東京の八重洲ブックセンターでムック形式のものを見つけた。これはすごい技術だ、と当時の職場の同僚などに話したものだが、あまり相手にはされず、そのまま細々と自分だけでやったりしていたが、今ではソフトなども含めて使いこなして自分のものにしている人が大勢いる。
ちゃんと勉強していればなあと思ったりしている。
そういうことどもを、この勝間和代という人は一つ一つ自己投資をきっちりやって、自分のものとして定着させているところがすごい。
ボイスレコーダーなどのデジタル機器もそうだろうし、フォトリーディングなどの知識習得手法もそうだ。
現実には、一般のサラリーマンにとっては、自己投資などと言っても、先立つものがないとなかなかできないものだ。そういうネックや不安を跳ね返して実践し、子供を三人育てながら自分の時間も持ち、睡眠を削るわけでもない状態でかつ所得も増やし、自分を高めている点が素晴らしいと思う。
そんなわけで、そろそろこの人の「ノウハウ」に関する勉強はもういいかな、と思いつつ、昨日、こういう雑誌を購入してしまった。(また積読かも知れないが・・・)
アスキー・メディアワークス発行の「ビジネスアスキー 2008年12月号」である。
アフィリエイトをやっていないので、画像をクリックしてもアマゾンの購入用ホームページにはいかない。ご容赦を。
なお勝間和代さんのノウハウを簡単に知ろうと思う場合は週間ダイヤモンドの今年の2月何日かの号に特集記事が載っており、大きめの紀伊国屋書店などにはバックナンバーが置いてあるので、求められたらよろしいかと思う。