11年ぶりの発見

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 書棚を整理していたら11年前の夏休みに書いていたノートが見つかった。
 そのノートの存在は知っていたが、まっさらのノートだと長い間思っていた。
 中に、1997年の7月に書いたメモが残っていた。
 自己実現メモである。
 時間をどう使おうかということが事細かに書いてある。
 ウイークデイの夜8時に帰宅して以降、12時に寝るまでの30分刻みの、その日の仕事の振り返りやラジオ講座などの自己啓発。
 金曜夜のゆったりとした読書の時間。
 土日の日中は子供や妻などとの行動に充て、夜は自己啓発の時間。
 それら自己啓発を通じて得るスキル。
 そのスキルを活用して実施したいこと。
 今の仕事内容ではとてもできないことの数々。
 ちょうどそのメモを書いたあたりから私の時間は異様なスピードで回転を始めたようだ。
 全然時間がとれなくなった。
 あれから11年。
 時間は戻ってはこないが、実現できたことも色々ある。
 自己実現メモを作った時点では思いもよらなかった中小企業診断士という資格も取った。
 マネージャーの経験もさせていただいた。
 今回の転職を機に、あの時描いていて今も実現したいことを再確認して、新たな取組にかかろうと思う。
 「実現したいことリスト」は自分を奮い立たせてくれるいいものだ。
 書く、という行為、その文字を目にする、ということが自分の潜在意識への働きかけにつながり、その結果、実現に向けた何らかの行動に結びついていっているような気がする。

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