会社訪問

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 今日ある会社を訪問し、そこの人事の方と会ってきた。
 企業の再生や事業継承・新規事業展開の際の融資などを審査するために中小企業診断士を増員したいが、社内での育成がなかなかできない。
 そのため中途採用を募集しているということである。
 中小企業金融を円滑化し、弱った中小企業を倒れるがままにしておくのではなく正常化・活性化するための支援を行うことが、地域の活性化・経済の安定化にもつながるという考え方に基づくものである。
 弱った企業は淘汰されるべきだというのが自由主義かも知れないが、それが行き過ぎると経済が不安定になり失業も増えて社会不安が増大してしまう。
 再建しうる企業は再生してもらおうというのが最近の中小企業支援の主流の考え方なのだろう。
 人事の方は、私に対してなぜ今の会社を離れることを考え、転職先としてウチに関心を持ったのかと聞かれた。
 自分の持っているスキルや強みを役に立てたいが、今の会社ではどうも役に立ちそうにないからだということと、中小企業診断士のスキルを活かして我が県の産業の発展・中小企業の経営改善に役立ちたいからだということを答えた。
 事実そう思っている。
 会社を離れるというのは大変なことで、愛着もありまた新しい世界へ行く不安は大きい。
 しかし今のままでは変化できないことがわかっている以上、どこかで自分で自分のダイヤルを回さなくてはならない。回すのは自分自身だ。やろうと思った時がやるべき時なのだと思う。
 幸運の女神には後ろ髪はない。
 と言っても、今日訪れた会社に行くことが幸運の女神かどうか、それは行ってみないとわからない。
 もう一回先方の方と会うことになるだろうと思う。
 あまり逡巡している時間はない。
 給与面では、キャリアアップとまでは行かないまでもキャリアダウンは避けられそうだ。
 但しそのためにはちゃんとまじめに働き、試用期間後正式社員に変更されるよう努めねばならない。
 そんなこんなで、自分のやりたいことと先方の社のニーズ、大体合っていそうである。
 その業界の知識は皆無であるが、勉強すればなんとかなると思っている。
 生来鈍感というか楽天的な人間なので、やりゃあなんとかなるさと思う。
 ダイヤルを回すのは自分、幸運の女神に後ろ髪はない、やろうと思った時がやるべき時。
 5月後半には遅くても答を出していることだろう。
 Go Ahead!

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